水曜日のネコとは
今夜は気ままに。 心をゆるめるホワイトエール
あまりビールに馴染みのない人にも気兼ねなく手にとって頂きたいという想いから生まれた「水曜日のネコ」。毎週月曜日から金曜日まで頑張っているみなさんに、週の真ん中の“水曜日”はビール片手にちょっとゆっくり、“ネコ”のようにのんびり気ままに楽しんでほしいというところから名付けました。
味わい
青リンゴを思わせる爽やかな香り、穏やかな苦味でやさしい味わい。
グラスに注げば立ちのぼる、青リンゴを思わせる香りとオレンジの皮の爽やかな香り。口に含めば、ほのかなハーブ感がフルーティさを引き立てて、スッキリとした飲み口がやさしく喉を潤します。爽やかなアロマと小麦麦芽のまろやかな味わいを持つため、さっぱりとした味付けのシーフードや野菜の料理によくあいます。また、オレンジピールの風味は酸味のある果実を使ったデザートとの相性も抜群です。
水曜日のネコのスタイルは、穏やかな苦みとやさしい味わいのビアスタイル
水曜日のネコは「ベルジャンホワイトエール」というスタイルのビールです。その誕生の歴史は、中世ヨーロッパまで遡ります。ベルジャンホワイトの前身は、カルダモンやコリアンダーなどのハーブを配合したグルートを使ってつくられた「グルートビール」と言われています。その後、ベルギーで小麦を入れてつくられるようになり、現代のベルジャンホワイトの原型が生まれたのだそう。これらの歴史もあってか、今でもベルジャンホワイトでは、コリアンダーシードやオレンジピール(オレンジの皮)、小麦を使用しています。小麦由来の甘酸っぱさ、ベルジャン酵母とコリアンダー、オレンジピール由来のフルーティな香りを感じられるのが特徴のビアスタイルです。
つくり手の思い
サイエンスとアートでつくる
本能に訴えかける香りのよさと豊かな味わいのあるクラフトビールを目指して、ブルワー(ビール醸造士)たちは日夜、分析や検証を繰り返しています。理想とする味と香りのストーリーを描き、そこから逆算して、使用する水やホップ、投入のタイミングなどを検証しているのです。しかし、科学的アプローチだけではまだ不十分。好奇心や日々の探求心から生まれる「閃き」が欠かせません。サイエンスとアート。両輪が回ってようやく、理想のビールに辿り着けるのです。
チームでつくり続ける
一人のスキルに依存せず、醸造チーム一丸でつくる。理想の味を長きに渡り提供し続けるためのポリシーです。チームでつくることで、閃きを生むブルワーの頭の数も増え、革新的なビールが生まれやすくもなります。少し意外かもしれませんが、チームでのビールづくりには、サイエンスが不可欠。数字の裏付けがなければ、チームでの合意形成ができないからです。科学的アプローチができるという強みが、チームでつくることを可能にしているのです。
ビールに味を!人生に幸せを!
クラフトビールを通じて日本のビール文化を変えたい。画一的な味しかなかった日本のビール市場にバラエティを提供し、新たなビール文化を創出することでビールファンにささやかな幸せをお届けしたい。それがヤッホーブルーイングのミッションです。
おいしい飲み方
香りひきたつ10度で、グラスに注いでゆったりと味わうのがおすすめです。
エールビールはコクのある味わいや、ホップや酵母由来の香りが特徴。それぞれのビールの特徴を最大限感じていただけるよう、おすすめの飲み頃温度をご紹介しています。ぜひ、ご自宅で体験してみてください!