バクの初夢とは
新年が訪れるたび毎年変わり続ける、新しい『好き』に出会うビール
新年を迎える時、今年はどんな年になるのだろうと思い浮かべることはありませんか?
新しいことに挑戦したり、新たなものにも出会いたい。おいしいものを食べたり飲んだり、おもしろい本もたくさん読みたい。そんな偶然の出会いを新年にお届けするために、私たちがつくったクラフトビールが、毎年味わいとデザインが変わる特別なビール「バクの初夢」です。年末が近づく度に「今年はどんな味わいだろう」とワクワクしてもらえるようなビールを目指しています。
味わい
フルーティーで心地よいホップ香に、満足感ある飲みごたえ
味わいは毎年変わります。「バクの初夢2024」は、よなよなの里のビールの中でも、ホップ使用量が多い「インドの青鬼」のさらに約1.5倍ほどのホップを使用しています。今までの知見を活かし、最も香りが強く感じられるホップの品種を選定、6種類をブレンド。普段は苦味づけに使うホップを香りづけのタイミングで投入するなど、ホップの香りを強く出すことに試行錯誤しました。ホップの香りが鼻の奥にまで届くような感覚に近く、思う存分にホップの豊かな香りを楽しめます。味わいはドライでありながら、少し高めのアルコール度数が満足感の高いビールに仕上げています。長年ビールを研究してきたヤッホーブルーイングの最新の知識を集めてつくった一杯です。
バクの初夢2024のスタイルは、“特別な”ビアスタイル
バクの初夢2024は「エクストラペールエール」というスタイルのビールです。世界に150種類以上あるビアスタイルの中から、今年の一杯をつくりました。今年は、「エクストラペールエール(Extra Pale Ale)」。eXtraなPale AleということでXPA(エックス・ピー・エー)ともいいます。直訳すると、特別なペールエール。ペールエールは、アメリカンホップの香りが華やかに感じられるのが特徴のビアスタイルです。そこにExtraと付くとどうなるのか。明確な基準はなく、醸造家がペールエールにさらに創意工夫を凝らしたものをエクストラペールエールと名付けています。
つくり手の思い
サイエンスとアートでつくる
本能に訴えかける香りのよさと豊かな味わいのあるクラフトビールを目指して、ブルワー(ビール醸造士)たちは日夜、分析や検証を繰り返しています。理想とする味と香りのストーリーを描き、そこから逆算して、使用する水やホップ、投入のタイミングなどを検証しているのです。しかし、科学的アプローチだけではまだ不十分。好奇心や日々の探求心から生まれる「閃き」が欠かせません。サイエンスとアート。両輪が回ってようやく、理想のビールに辿り着けるのです。
チームでつくり続ける
一人のスキルに依存せず、醸造チーム一丸でつくる。理想の味を長きに渡り提供し続けるためのポリシーです。チームでつくることで、閃きを生むブルワーの頭の数も増え、革新的なビールが生まれやすくもなります。少し意外かもしれませんが、チームでのビールづくりには、サイエンスが不可欠。数字の裏付けがなければ、チームでの合意形成ができないからです。科学的アプローチができるという強みが、チームでつくることを可能にしているのです。
ビールに味を!人生に幸せを!
クラフトビールを通じて日本のビール文化を変えたい。画一的な味しかなかった日本のビール市場にバラエティを提供し、新たなビール文化を創出することでビールファンにささやかな幸せをお届けしたい。それがヤッホーブルーイングのミッションです。
おいしい飲み方
やや冷たく香りひきたつ8度で、グラスに注いで味わうのがおすすめです。
エールビールはコクのある味わいや、ホップや酵母由来の香りが特徴。それぞれのビールの特徴を最大限感じていただけるよう、おすすめの飲み頃温度をご紹介しています。ぜひ、ご自宅で体験してみてください!