最近、スーパーのビール売り場や居酒屋にいくと、「白ビール」や「ホワイトビール」「ヴァイツェン」「ベルジャンホワイト」……といったビールを見かけることが多くなりましたよね。
今回はそんな白ビールの解説、さらによなよな編集部スタッフとブルワーおすすめの白ビールをご紹介します。

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白ビール（ホワイトビール）とは？

ビールは主に、大麦麦芽、ホップ、酵母、水に加えて副原料などが使われることが多くあります。これに対し白ビールは、大麦麦芽だけではなく、「小麦麦芽」「小麦」を多く使っていることが特徴です。
すなわち白ビール（ホワイトビール）は、小麦（もしくは小麦麦芽）と大麦麦芽の両方を用いてつくるエールビールのことを指します。

エールビールとは？ | よなよなエール公式ウェブサイト「よなよなの里」

「小麦を使ったビールの味わいって……？」と思われた方もいるのではないでしょうか（私は最初粉っぽさがあるのか⁉と思っていました）。

意外や意外。なんと小麦（もしくは小麦麦芽）を使った白ビールは、口当たりがとってもまろやか。小麦に含まれる、「グルテン」というたんぱく質もまろやかになる秘密のひとつ。白ビールには「グルテン」が豊富に含まれているため口当たりはまろやかで苦味が弱く、フルーティーな味わいが楽しめるビールなのです。

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白ビールの発祥は“ベルギー ヒューガルデン村”

白ビールの発祥はヨーロッパ、ベルギーの首都ブリュッセルから少し東の方にあるヒューガルデン村とされています。ベルギーは、小麦の耕作に適しており、ヒューガルデン村周辺で小麦を使ったビールとして誕生しました。

そんな発祥国で根付いたのが“ベルジャンホワイト”とよばれるビアスタイルのビールなのです。

代表的な白ビール2つ

一般的に、「白ビール」と呼ばれるビールの代表的なビアスタイルとして、「ヴァイツェン」「ベルジャンホワイト」などが挙げられます。
ここでは、その2つのビアスタイルの特徴についてご紹介します。

呼び方いろいろ、白ビール

ベルギーのホワイトビールで、ベルジャンホワイトと言う呼び名なのは分かるけど、ヴァイツェンってなに？　白ビールとは別もの？　と思われるかもしれませんが、白ビールには発祥地域やその他の違いで呼び方がそれぞれ異なります。

ホワイトビールも、白ビールも、ヴァイツェンも、ベルジャンホワイトも、ウィット（ヴィット）も、同じ白ビールの代表格として覚えておくと便利かもしれません！

白ビール（ホワイトビール）のおすすめ

ここからは、ヤッホーブルーイングのスタッフがおすすめする白ビールをご紹介します

ブルワー「なおG」おすすめ白ビール

ここからは、ブルワー「なおG」がおすすめする白ビールをご紹介します。

「黒ビール」もあるんです！

白ビールと反対に、「黒ビール」と呼ばれるビールも！　
黒ビールは、濃色の麦芽（モルト）を原料の一部に用いた、色の濃いビールの総称です。基本的に濃厚でロースト感のある味わいですが、実は酵母など原材料によって味も少しずつ違い、中にはスッキリとした味わいのものもあります。
私たちヤッホーブルーイングからも期間限定で、「 軽井沢ビール クラフトザウルス　ブラックIPA 」を発売しています。

黒ビールについて詳しく知りたい方はこちら！

【まとめ】白ビールとは

こちらの記事では、クラフトビールメーカー「ヤッホーブルーイング」がおすすめする白ビールやその歴史や味わいについて解説しました。

白ビールと一口にいっても、ビアスタイルや醸造所によって味わいが異なります。
気になったビアスタイルがあったら、ぜひ飲み比べてみてくださいね。

（おわり）