
がっつり手作り!よなよなエールに合う「よなよなテリヤキバーガー」

こんばんは、ブルワー(醸造家)の「なおG」です。 今回は「よなよなエール」にぴったりのレシピをご紹介!1月20日に開催したイベント「ペアリング教室」でも大好評でした。おもてなし料理にもぴったりですよ!
ビールと料理をペアリングするときは、発祥地が同じものでペアリングすると◎!
というわけで、王道のアメリカンペールエールには、アメリカ発祥のハンバーガーを合わせてみましょう。今回はひとひねり加え、テリヤキソースで「和」を添えてみました。
調理に使用したグリルは、STAUB製の「ピュアグリルスクエア」。素材のもつ旨みをギュッと閉じ込め、香ばしく焼き上げてくれますよ。
材料(2人分)

- パティ
- 牛ひき肉(粗挽き):1/2ポンド=227g
- 牛脂:20g
- 塩:2g
- オールスパイス:小さじ1/2
- テリヤキソース
- 玉ねぎ:1/2個
- にんにく:1かけ
- バター:大さじ1
- ウスターソース:大さじ1
- 醤油:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 三温糖(砂糖でも可):小さじ1
- 水:100ml
- その他
- バンズ(市販のもの):2個
- ピクルス:適量
- マヨネーズ(バターでも可):適量
- レタス:適量
- トマト(スライス):適量
- スライスチーズ:2枚
つくりかた
1. テリヤキソースを作る

熟したフライパンにバターを溶かし、細かくみじん切りにした玉ねぎとにんにくを弱火で炒める。玉ねぎの水分が飛んだら残りのソースの材料を加え、とろみがつくまで煮詰める。その間に、トマト、レタス、ピクルスを切っておく。
2. パティを焼く

牛ひき肉を入れたボウルに牛脂、塩、オールスパイスを入れて、軽く混ぜる(まとまるけど肉の粒が残るくらい)。パティひとつ100g~150gくらいで小判形にまとめる。

フライパンまたはグリルパンに油(分量外)を引き、パティを焼く。弱火でゆっくりじっくり、焼き目がつくくらいまで。
3. 仕上げ

バンズはスライスして、好みで軽くトーストし、バターかマヨネーズをうすく塗っておく。

下からバンズ、パティ、チーズ、テリヤキソース、レタス、オニオン、トマト、ピクルス、バンズの順に重ねてできあがり!
ペアリングのワンポイント
ジャンキーだけど、ほどよい「和」

アメリカンでジャンキーなハンバーガーはIPAに合わせたいところ。よなよなエールは「柑橘類を思わせるホップ香」「ボディやカラメル感」が感じられるビールなので、テリヤキソースで少しジャンキーさを抑え、甘さのマッチングを狙いました。
一口ほおばると、「濃厚な肉のうま味+スパイス」が広がったあとに、「トマト・ピクルスの酸味」が口の余計な脂をさっぱりさせてくれます。そこでよなよなエールを飲めば、ホップの苦味と心地よい甘味が追いかけてきて、またバーガーを食べるとジューシーになり、よなよなエール、バーガー、よなよなエール……魔のエンドレスになってしまうこと間違いなし!
試食担当コメント

お互いの良さを伸ばしあう関係っていいなぁ……。ソースのコクのある甘味とよなよなエールのやさしい甘味が見事に合う!パティのゴリゴリ感、みずみずしい野菜、カリッフワッなバンズ、とろ~りチーズ。今日の午後はなんの映画を観ようかな~♪なんて考えながら、休日のお家ランチでよなよなエールと味わいたいです!
次回予告
次回のG’sキッチンは、「インドの青鬼」に合う「よだれ鶏」です。
ふっくら・しっとり仕上がる鶏肉に、辛味ダレを合わせてみます。お楽しみに!
