よなよなエール公式サイト

バレルフカミダス Batch No.59の魅力を解説!開発過程も紹介

バレルフカミダス Batch No.59の魅力を解説!開発過程も紹介

バレルフカミダスは期間限定のため滅多に飲むことができないのですが、なんと2023年11月3日に発売される「マジ福袋2024」の松セットに登場! 今回の福袋のためにこだわりつくした私たちの「バレルフカミダス Batch No.59」の魅力を、この記事でご紹介していきます!

ブルワーやぐっちゃんの紹介

やぐっちゃん:麦府北奉行(醸造ユニット)所属。今作のバレルフカミダスの担当ブルワー。最近チーズにはまっており、色々買い漁っては推しチーズを探している。今のところモッツァレラが一番好き。

バレルフカミダスとは?

バレルフカミダスの缶とグラス

「バレルフカミダス」は、ウイスキーやワインの製造で使用した木樽でビールを熟成させる“バレルエイジ技法”を採用。

この熟成によって木樽に残るウイスキーなどの香りが移り、奥深い香味が生まれるため、より複雑で奥行きのあるクラフトビールが完成します。木樽の種類・状態・熟成期間・ブレンドの配合で味わいが変わるため、醸造所や製品によって味わいが全く異なるのが特徴です。

ビアスタイルは『バレルエイジドビール』と呼ばれ、海外では一般的。ですが、国内ではまだまだ認知度が低く、醸造しているブルワリーも限られています。

バレルエイジドビールについてもっと知りたい方はこちら👇

さぁ、今作のバレルフカミダスはどのように仕上がるのでしょうか?

バレルフカミダス Batch No.59の作り方

まずはバレル(木樽)探しへ

バレル(木樽)が並んでいる様子

「バレルフカミダス」の旅の始まりは、バレル(木樽)探しから。

バレル、ビール、時間、そしてブレンド。これらの要素が混ざり合い「バレルフカミダス」は完成します。その中でもまずバレルを選ぶところから「バレルフカミダス」の旅は始まるのです。

今回は富士御殿場蒸留所にてモルトウイスキー・グレーンウイスキーの熟成に使われていた木樽と、海外でウイスキー造りに使われていた木樽を使用しました。

バレル(木樽)との出会いについてもっと知りたい方はこちら👇

バレル(木樽)に詰める原酒は今回2種類使用!

ウイスキーの香りはとても繊細! 香りが飛んでなくなる前に急いでバレル(木樽)にビールを詰めます。

今回バレル(木樽)に入れて熟成させるビールは「バーレイワイン」と「ポーター」の2種類。前作までの原酒はバーレイワイン1種でしたが、ポーターも加えることに!

前作との味わいにどのような違いが生まれるのでしょうか? ワクワクしますね。

バレル(木樽)に手作業でつめる

すでに原酒は半年以上熟成されたものですが、バレル(木樽)にいれてさらに熟成させていきます。

バレル(木樽)にビールを詰めていく作業はすべて手作業。少しずつコックの開閉具合で流量を調整しながら、溢れないように慎重に作業していきます。そしてついに熟成の時がやってきます!

熟成している間は一定期間ごとにビールの状態を確認します。バレル(木樽)ごとに熟成具合や香りのつき方、渋みや苦みの変化のしかたが異なるためです。想像以上に渋みが強くなりすぎたりするので気を抜けません。

バレル(木樽)からテイスティング用の液を取り出す

そして、待つこと数か月……(長いものだと1年半も!)

バレル(木樽)ごとの個性がそれぞれ出たユニークなビールができあがりました。

なんと一人あたり24樽のテイスティング!!

テイスティング用のカップ

バレル(木樽)で熟成させたビールを並べて、テイスティングをしていきます。

ずらーーーーーっとテイスティング用のカップが並んでいる様子はまるで実験室!
24樽もののビールをテイスティングし、組み合わせを決めていきます。そして、最高の味わいを目指してビールを少しずつブレンドしていきます。

ブルワーがテイスティングをしている様子

「どれどれ.....これは、とろみがあってまろやか!いい仕上がりだね」
「おお...まだ若そうだね、もう少し熟成させたいな」「これはアルコール感が強いね」
「ウッディ感がすごくいい!」
などなど、みんな真剣な様子でコメントをつけながら飲み進めていきます。

少量ずつ飲むとはいえ、アルコール度数も高いビールなので、午後の打ち合わせはみんな上機嫌だったことでしょう(笑)

テイスティング終了後はブレンドするバレル(木樽)を決めて、ブルワーの培ってきた技術力でブレンドをしていきます。

あとはその時を待つのみ...! さらに熟成しどんな味になったのでしょうか.....?

バレルフカミダス Batch No.59の味わいの魅力

バレルフカミダスとクレームブリュレ

ブレンド後のビールの味わいはまさに「一期一会」。
二度と全く同じ味に巡り合えない魅力がこのクラフトビールの魅力のひとつ!

果たして、今作の味わいは?

バニラのような優しい香りとまろやかな甘み

前作までの原酒はバーレイワイン1種でしたが、今作でポーターも加えたことにより、ポーターというスタイルの甘みやコクといった特徴も加わっています。

さらに木樽由来の木の香りに加えて、バニラのような優しい香り、まろやかな甘みが一体となった心地よい味わいに仕上がりました。

重すぎない飲み口のため、初めて飲む方にもおすすめです。

どんなシーンで飲むのがおすすめ?

食後にゆったり味わっていただくのがオススメ。木樽由来のスモーキーな木の香りを堪能できるので、ぜひグラスに注いで楽しんでください。

また、カスタードプリンやクリームブリュレなどのコクのあるスイーツと合わせることで、バレルフカミダスのまろやかな甘みを引き立ててくれますよ!

マジ福袋2024の松セットで楽しめます!

長い長い旅を経て、じっくりと育てられたビール「バレルフカミダス Batch No.59」

2023年11月3日発売の「マジ福袋2024」松セットで購入できますよ!
ブルワーにとっても長い時間をかけてつくってきた自信作です。ぜひ、年末年始のご褒美にいかがでしょうか?

マジ福袋の販売ページはコチラ
https://yonasato.com/ec/set/fukubukuro/

この記事を書いた人