料理家のぐっち夫婦です。

夫Tatsuya、妻SHINOの夫婦で活動しています。

ふたり揃って、お酒の時間が好きな私たち。ふたりで過ごす時間も、友人を招いて過ごす時間も、どんなときにもお酒は大切なお供。

Tatsuyaは以前クラフトビール屋で働いていた経験があったり、クラフトビールの専門店さんとオリジナルクラフトビールを共同開発したこともあったり、さらには近い将来、クラフトビールの醸造所をやりたいとまで計画しています。ビールの味には人一倍うるさいかもしれません（笑）。　

家でビールを楽しむ時間には「この料理にはこれだね」と料理に合わせて銘柄を選んだり、ときには「これが飲みたいから、この一品を作ろう！」と、ビールを起点にその日の料理を選ぶこともあります。

これ！と思える、間違いない味

そんな私たちが今回いただいたのは、ヤッホーブルーイングさんの定番！ 「よなよなエール」。

飲み飽きず、「やっぱりこれだよね！」と思える間違いない味です。

「よなよなエール」はつややかな琥珀色で、苦味と旨味の調和がとれたビールです。口に含んだときに感じる「よなよなエール」らしい華やかな香りを楽しんでいます。味わいの絶妙なバランスがたまりません

月見バーガーに「よなよなエール」が合う理由

そんな「よなよなエール」と私たちが合わせた料理は「ハンバーガー」。それも、この時期にぴったりの「月見バーガー」をチョイスしました。よなよなエールのビアスタイルは「アメリカンペールエール」。もともとハンバーガーと好相性なんです。

今回は、そんな「よなよなエール」にぴったりの、月見バーガーのレシピをご紹介します。

月見バーガーは、自宅で作るというよりどちらかというと「買う」認識のあるものだと思いますが、意外と簡単！

焼いて挟むだけの時短料理なので、細かいことを気にせずに、満足な1品が手軽に作れます。

バンズに挟むのは、照り焼きペッパーチキン。

ハンバーグではなく、ビールに合う「チキン」を選んでいます。ほんのりモルト（麦芽）の甘みを感じられるよなよなエールは、甘じょっぱい「照り焼き味」と相性抜群！

ペッパーを効かせてパンチのある味わいに仕立てました。

照り焼きペッパーチキンの月見バーガー

材料（2人分）

バンズ：2個

鶏もも肉：1枚（260g）

卵：2個

リーフレタス：適量

マヨネーズ：大さじ2〜3

塩：少々

粗挽き黒こしょう：適量

オリーブオイル：適量

(A)しょうゆ：大さじ2

(A)みりん：大さじ2

(A)酒：大さじ1

(A)砂糖：小さじ1
 

作り方

1.鶏もも肉は余分な皮と筋をのぞく。半分に切り、ペーパータオルで水気をとる。塩・黒こしょうをふる。

2.フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、鶏肉を皮目から焼く。

3.焼き色がついたら裏返し、裏面も焼く。裏面にも火が通ったら、（A）を入れて煮絡め、鶏肉を一度取り出す。煮汁にとろみが出るまで煮詰めて鶏肉を戻し、照り焼きチキンを作る。

4.小さめのフライパンにオリーブオイルを中火で熱し、半熟の目玉焼きを作る

5.バンズの下の部分にマヨネーズを塗り、リーフレタス、照り焼きチキン、目玉焼きをのせ、バンズの上の部分をのせて挟む。

少し半熟に仕立てたマイルドな目玉焼き、シャキッとしたリーフレタスとのバランスも良く、「よなよなエール」の美味しさと一緒に楽しめるペアリング料理に仕上げました。ペッパーの効いたチキンの甘辛味に、半熟で仕上げた卵がとろりと絡み、たまらない美味しさ！

鶏肉と卵にレタス、パンを揃えたら、馴染みの調味料でいつでも気軽に作れる「時短レシピ」、なのに満足度の高い月見バーガー。

ぜひ、よなよなエールと月見バーガーを合わせて、この秋、みなさんに楽しんでいただきたいです。
 

家族や友人、大切な方と、作るのも食べるのも楽しみながら、味わってみてくださいね。

（おわり）