
「サーモンのミキュイ~タプナードソース~」白ビールのペアリングに最適!

こんばんは、ブルワー(醸造家)の「なおG」です。 暑い日にはすっきりした淡色ビールが飲みたい!
今日は白ビール「水曜日のネコ」にぴったりの魚料理「サーモンのミキュイ ~タプナードソース~」をご紹介します。ミキュイは「半生」という意味のフランス語。聞きなれない料理名ですが、フレンチの定番料理なので、ディナーや結婚式で食べたことがある方も多いのではないでしょうか。
材料(2人分)

- 生食用サーモン(柵):200~300g
- オリーブオイル:適量
- ブライン液
- 水:300ml
- 塩:30g
- 砂糖:10g
- タプナードソース
- 黒オリーブ:8個程度
- ケッパー:12粒程度
- にんにく:1かけ
- オリーブオイル:大さじ2
- トッピング
- トッピング用野菜(スプラウト・ディル・レモン):お好みで
つくりかた
1. サーモンをブライニングする

ブライン液の材料を良く混ぜ、ビニール袋に入れておく。サーモンは水気を拭き、先程のビニール袋に入れる。しっかりと空気を抜き、10分間漬ける。
2. タプナードソースをつくる

タプナードソースの材料を細かいみじん切りにする。オリーブオイルを加えてよく混ぜておく。
3. サーモンをミキュイにする

サーモンをブライン液から取り出し、水気を拭く。サーモンを別のビニール袋に入れ、オリーブオイルを加えて空気を抜く。42度に温めたたっぷりのお湯で15分湯煎する。湯煎から取り出したら水でしっかり冷やす。
4. 盛り付け

サーモンは少し厚めにカットして、上にタプナードソースを載せる。飾り付けにソースや野菜をあしらって完成。
ペアリングのワンポイント
生臭くない魚料理に「タプナードソース」で複雑な香味をプラス

フレンチはソースでだいぶ印象が変わります。今回は水曜日のネコに合わせて、オリーブとケッパーを混ぜたタプナードソースを使ってみました。水曜日のネコとはまた違うスパイシーな味わいのソースが、両方の味わいをより複雑にしてくれます。まさにペアリングにぴったりの一品です。サーモンが生臭く感じると台無しなので、下処理と冷却はしっかりと行ってくださいね。低温調理器を使うと、さらに簡単に作ることができますよ。
試食担当コメント

ブライン液って何!?と隣で見ていて半信半疑だったんですが、この工程が大事なんですね!ドリップを最小限におさえ、魚がジューシーに仕上がります。生のお刺身とも火が入った鮭とも違う、ふしぎな食感のミキュイ…これ、ハマりそうだなぁ……。タプナードソースがしっかりスパイシーなので、水曜日のネコも進みます。最高の休日ですね。
