よなよなエールに合わせる本気麺「ファイナル炸醤麺」
こんばんは、どんぺいです。麺が好きです。
7月7日はよなよなエールの誕生日。
こだわり尽くしの麺料理でお祝いしませんか?
製麺機を持っている人は「製麺」からチャレンジしてみましょう!「よなよなエールに合う麺はなんだろう?」と考えながら打つのも楽しいですよ。製麺機をお持ちでない方は、ぜひ肉みそだけでも作ってみてください。
材料(2人分)
- 麺
- 中華麺専用粉(麺遊記):300g
- 液体かん水(35度かん水を、水に対して9%でボーメ度5):10ml
- 水(加水率37%):100ml
- 肉みそ
- 玉ねぎ:1個
- セロリ(グリーンセロリではないもの):1/2本
- にんじん:1/2本
- にんにく:1片
- 生姜:1個
- 豚肉(モモ、ロース等脂の少ない部位):100g
- 甜麺醤:大さじ1
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ1
- サラダ油:適量
- 塩:適量
- 片栗粉:適量
- その他
- レタス:お好みで
- 柚子皮:お好みで
- 山椒:味変としてお好みで
つくりかた
1-1. 麺をつくる(水まわし)
計量したかん水と水を混ぜ、大きめのボウルで小麦粉と合わせる。
よく水が回る(細かい粒状になる)まで、捏ねずに混ぜる。両手を合わせてすり合わせるイメージ。
ラップをかけて10分(時間があれば30分)寝かせる。こうすることで、水が均等に浸透します。
1-2. 麺をつくる(粗麺帯・複合)
生地をまとめて、麺棒で薄く伸ばす。
ジップロックに生地を入れて、ビニール袋に入れ、足で均等に踏んでも楽しいですよ。
製麺機に入るぐらいの横幅にカットする。
製麺機を用い、少しずつ薄く伸ばして帯状にする(帯状にしたものを麺帯と呼びます!)。麺帯を重ねて、製麺機で薄く伸ばす、を3回繰り返す。
麺帯をぐるぐるとバームクーヘン上に巻いて、ラップで包む。30分(時間があれば1~2時間)寝かせる。
1-3. 麺をつくる(圧縮・カット)
休ませた麺帯を、製麺機を用いて少しずつ薄く伸ばし、適度な厚さ(3~4mm程度)になるまで調整する。
麺帯を適度な長さになるよう包丁で切る。製麺機を用いて、麺の状態(麺線)にカットする。すぐに食べない場合は打ち粉をふる(時間があれば冷蔵庫で1日寝かせると脱気されて麺が締まる)。
2. 肉みそ作りの準備
たまねぎをみじん切りにする。フライパンに油を引き、塩をふってたまねぎを飴色になるまで中火で炒める。
炒めた玉ねぎ、セロリ、人参、にんにく、生姜をフードプロセッサーにかけ、香味ペーストをつくる(水分量を見て、ほんのすこし水を加えても良い)。
フードプロセッサーで豚肉の半分を細引きに、もう半分を粗挽きにしておく。
3. 肉みそを作る
フライパンに再度油を引き、香味ペーストを中火で炒める。香味ペーストから水分が抜けて青臭さが無くなったら、細引き・粗挽きにした豚肉を入れて、一緒に炒める。甜麺醤を加えて、醤油・みりんで味を調えて、水溶き片栗粉でとろみをつける。
4. 仕上げ
柚子の皮を千切りにして、水にさらしておく。
大きな鍋に湯を沸かし、お好みの硬さまで茹でる(硬めがおすすめ)。茹で上がったらザルにあけ、大量の水もしくは氷水できっちりと締めてから水を切る。
皿に麺と肉みそを盛り付け、柚子皮をのせて完成。味変として山椒をかけるのもオススメです。
ペアリングのワンポイント
ホップアロマ、モルト由来の甘さ・香ばしさに寄せる
よなよなエールの誕生日にふさわしい、こだわりの麺でペアリングを考えました。
エールが持つ柑橘系のホップアロマに合わせるために、香味野菜と甜麺醤でやや複雑かつスパイシーな香味を。最後に合わせた柚子皮の鮮烈な香りも、よなよなエールのホップアロマを後から際立ててくれます。また、よなよなエールにはモルト由来の甘さ・香ばしさがあるので、醤油やみりんなど、照り焼き系の甘く香ばしい味わいに仕上げました。九州系の甘めの醤油がオススメですよ。
また、しっかり締めた麺と合わせるなら、脂の少ない部位で挽肉を作りましょう。細挽き肉は麺と絡みやすく、粗挽き肉は食感が楽しくなります。
試食担当コメント
麺とよなよなエールが合うなんてずるい……。
クラフトビールと麺料理、あんまりイメージが無かったけど、このジャージャー麵めちゃくちゃ合いますね!甘めの肉みそがほんのり香ばしくて、よなよなエールのボディ感にしっとり寄り添ってくれます。香味野菜は青臭さだけが飛んで、複雑な香りがちゃんと残っていていい感じ。後から押し寄せる柚子の風味、これはグラスに手を伸ばさざるをえませんね!