具材3つ!ジューシーで爽やか「鶏きゅうりミント餃子」#没頭めし 料理家・今井真実さん考案
忙しい時、疲れている時。めんどうなことはいったん“ミュート”して、おいしい料理を作っていい酒飲むぞ!という時に最適なレシピを料理家の方とともにお届けする 「 没頭めし 」シリーズがスタート! 簡単に、なるべく時短で作れるものをご紹介します。(よなよな編集部)
皆さま、こんにちは。料理家の今井真実です。
かんかん照りの日が続いていますね。夏といえばビール!そしてビールといえば、餃子です。こんな時は、あえて熱々の餃子を頬張って、ぐびりとビールを飲み干したいところ。
しかし、こう暑いと爽やかなものが食べたいし、すっとしたクラフトビールのおいしさだけを楽しんでゆっくり夏の夕暮れを過ごしたい。
そんな気分の時には、迷うことなく低アルコールのIPA、「
正気のサタン
」を冷蔵庫から出して、プシュッと開けます。
今日作った餃子だって、「正気のサタン」に合わせたんだものね。ひと口食べるとジューシーで爽やか。でもこれは野菜のエキスとハーブの香りを閉じ込めたから。軽くていくらでも食べれちゃうんです。
鶏きゅうりミント餃子
材料(2~4人分)25個分
- 鶏ももひき肉:150g
- 塩:小さじ1/4
- きゅうり:2本(約180g)
- ごま油:小さじ1
- ミント:葉の部分3g
- 餃子の皮:25枚
作り方
ボウルに鶏ひき肉を入れて、塩を混ぜます。
きゅうりを粗みじん切りにします。粗すぎると包みにくく、細かすぎると食感が無くなってしまうので、不揃いが正解です。
ミントの葉っぱ3gの量はこのくらい。少ないよりは多い方がいいです。これも刻みます。
ボウルに入れたら、先にきゅうりとミントにごま油を和えてから、ひき肉と混ぜ合わせましょう。きゅうりの水気を油でコーティングする効果があります。
均一になるまで混ぜます。きゅうりのボリュームにびっくりするかもしれませんが、この量で餃子25個分です。
次に餃子の皮で包みます。包み方はお好みでどうぞ。きゅうりが皮を破りそうでちょっと怖いかもしれないですが、意外と大丈夫!:気にせずいきましょう。
餃子を包む時は、集中している時間も楽しんで。
フライパンに火をつけず、サラダ油大さじ1(分量外)を入れて広げます。餃子を並べていきます。
すべての餃子を並べたら中火にかけます。3分タイマーをかけて焼き色がついたら、餃子の高さ1/3ほどお湯を入れて、すぐに蓋をして蒸し焼きにします。4分のタイマーをかけ、時間になったら、蓋を開けて水気を飛ばしましょう。
鍋肌に沿ってぐるりと大さじ1/2のごま油を入れて、焼き付けます。
フライ返しで周囲を少しずつ剥がし、フライパンを揺すります。餃子が大きく動けば、大丈夫。お皿を被せて、移しましょう。
お皿をのせて…フライパンごと裏返して、持ち上げます。
ほら!うまくいったでしょう?
「正気のサタン」をぷしゅっ。さあ、いただきます!
つけたれは酢醤油ラー油もおいしいけれど、レモン汁に胡椒、ちょっぴりお醤油がおすすめです。
ひと口食べると、きゅうりの青い香りとミントの清涼感が鼻を抜けていきます。ちょっとシソ餃子に似ているけれど、もっと食べやすい穏やかで優しいハーブの風味。ミントと餃子がこんなに合うなんて!と驚きます。
あれだけたっぷり入れたはずのきゅうりも主張せず、しっとりと鶏ひき肉に馴染んでいます。ほくほく食感が不思議で、ジューシーなのに重くない秘密です。
正気のサタンをぐびり。柑橘のような香りと苦味が、うーん合います!:そして、餃子をぱくり。もう止まりません。
おしゃれなエメラルドグリーンの缶が、この爽やかな餃子にとっても似合います。
気持ちを解放してリフレッシュしたい。
そんな時、「正気のサタン」があれば、いつもの食卓もちょっぴり非日常に。さらにミントときゅうりの餃子で特別な時間が過ごせるはず!:
暑い夏に、嬉しくなる組み合わせです。
(おわり)