エールビールと普通のビールでは、 味わいの深さが違います。
エールビールと普通のビールは、ひとことで言うと「ビール酵母」が違います。
ビール造りに必要な原料は、どちらも麦芽・ホップ・水で、製造工程も基本的には同じですが、エールビールは「エール酵母(上面発酵酵母)」が、一般的なビールであるラガービールは「ラガー酵母(下面発酵酵母)」が、それぞれつくっています。
エール酵母は、香り豊かで味わい深いビールを造るのが得意。
一方、ラガー酵母は、スッキリした飲みやすいビールを造るのが得意。
このように、できあがるビールの味わいは、酵母の種類に左右されます。
ビール鎖国ニッポン。
日本人は100分の1のビールしか知らない!?
突然ですが、あなたはビールに対してどのような印象をお持ちでしょうか?
「スッキリ爽快」「のどごしが命」「キンキンに冷えたビールをグビグビ飲むのが最高!」
そんな風に思われている方が多いのではないでしょうか。
それもそのはず。多くの日本人は、たった1種類のビールしか飲んでいないからなのです。
世界には、100種類以上ものビールがあるというのに……!
たった1種類のビールしか知らないなんて、なんてもったいないのだろう!
ほとんどの日本人は、人生の半分以上を損しているのでは?と、思います。
少し大げさかもしれませんが、ビール好きの私たちは、
わりと本気でそう思っています(笑)
日本人が知らないもう一つのビール。
それが「エールビール」です。
一般的なビールは「ラガービール」という種類で、スッキリ、ゴクゴク飲めるビール。
一方、「エールビール」は、色や香り、味わいをゆったりと楽しみながら飲むビール。
ゴクゴクではなく、ワインのように香りと味わいを楽しむビールなのです。
どちらも、麦芽とホップから造るビールですが、香りや味わいは、まったく違います。
そのため、エールビールをはじめて飲んだ方は「これがビールなの?」と、驚かれることが多いです。
よなよなの里は、創業者が衝撃を受けたあのときの感動を、一人でも多くの方に伝えたい、と、一念発起して立ち上がったエールビール専門の醸造所です。
「ビールに味を!人生に幸せを!」を合言葉に、香りや味わいが個性的なエールビールだけを造ります。
さらに、エールビールを通して日本のビールファンにささやかな幸せをお届けすることが、私たちの使命なのです!
「ビアスタイル」による分類では、
世界には100種類以上のビールが!
エールとラガーの分類は、ビールの分類では、一番大きなカテゴリーになります。
それぞれのカテゴリーの中で、さらに、ビールの色やアロマの特徴、使用する酵母や発祥の地な どに基づいて細かく分類され、それらは「ビアスタイル」と呼ばれています。
ビアスタイルは100種類以上にものぼり、それぞれの色・アロマ・味わい ・歴史が異なります。
今あるビアスタイルだけでも、個性豊かで、私たちを魅了してやまないのですが、ビール職人の 日々の探求により、新しいビアスタイルが、今も生まれ続けているのです!