思えば、なんて平和な世界だったんだろう。

2020年3月。
新型コロナウイルスが広がり始めたころ、私たちは5月末と6月頭に開催される予定だった「よなよなエールの超宴」の中止対応を検討していました。前回、台風19号によってお台場の超宴が中止になっていたので、みんな「今度こそ無事に！」という思いがありました。残念ながらその後の経緯はご存知の通り、早々に中止を決定。緊急事態宣言もあり、もうイベントをやっている場合ではなくなったわけです。

1,000人を超える人たちが集まって乾杯したり、イベントを通じて新しい友だちができたりすることが、なんて平和で、貴重なことだったのだろうと、テレワークで毎日家でパソコンに向かって仕事をしながら、しみじみと思ったのです。

よなよなエールのデザインにメッセージを込めて。

色々な人が集まって笑顔で乾杯する機会をつくることはできないけれど、もう一度、そんな平和な日が訪れてほしい。そして、そんなメッセージを込めてビールをお届けしたい。せっかくだから、よなよなエールのパッケージデザインを通じて伝えたいということで、「よなよなピース缶」を数量限定でつくりました。

コンセプトは「ビールで人と人が繋がり、その積み重ねで訪れる世界の平和」です。

どんなデザインにしようか頭を悩ませながら、よなよなエールの缶を眺めていたら、麦穂が描かれた半円が地球に見えてきたのです。裏面のデザインは、逆に月から見た地球にすれば面白いのではないかということで、アポロが撮影した、月から見た地球の写真をヒントにしました。そして小さな地球の平和を願うべく「YONA YONA PEACE」の文字が浮かび上がっています。

平和を願うデザインといえば？

ところで、平和の象徴としてよく使われるモチーフはやっぱり鳩です。とくに鳩が木の枝を咥えているデザインは有名ですね。というわけで、私たちの中でも、鳩をモチーフにしたデザインも候補に上がりました。

ちなみに、なぜ鳩が平和の象徴になったかというと、旧約聖書のノアの箱舟のお話に由来があります。地上が洪水に覆われた後、ノアは箱舟から鳩を放ちます。しばらくするとオリーブの枝を加えて戻ってきて、これによって水が引き始めたことを知るのです。

ちょっと現代の新型コロナの状況とマッチしたようなストーリーで良さそうでしたが、よなよなエールの目指すところは、生まれも育ちも国籍も人種も関係なく、ビールが好きならば誰でも仲良くなれるということ。そこで、よなよなエールの現在のデザインを生かし、地球と月をモチーフにすることに最終決定したのです。

ダンボール箱も特別デザイン！

24本単位で購入すると、ダンボール箱に入った状態でお届けしますが、こちらも今回だけの特別デザイン。横にした時に上になる面と、左右の側面に青い地球のデザインを配し、コーナーの色もブルーになっています。二度と作られないダンボールです。捨てずに取っておいた方が良いかも…？

よなよなピース動画も引き続き募集中

いかがでしたか？「よなよなピース缶」にこめた想い、伝わったでしょうか。

現在「よなよなピース缶」にあわせて、みんなで作る動画「よなよなピース動画」の投稿も募集中です。よなよなエールを使って振り付けを撮影し投稿してください。普通のよなよなエールでもいいですが、せっかくですから「よなよなピース缶」を使ってみてもいいですね。

投稿いただいた方にはもれなく、「よなよなピースピンバッジ」を差し上げます。
締め切りは7月25日（土）。ぜひ投稿をお願いします。

今年の夏はよなよなピース缶とよなよなピース動画で、元の平和な世界が戻ってくるように祈りましょう。