よなよなビアワークスでしか飲めない限定ビール「Works Ale(ワークスエール)」とは?その魅力を紹介します
こんにちは。よなよなエールのメーカー・ヤッホーブルーイングのスタッフ「アルフ」です。
先月から、よなよなエール公式ビアレストラン・「 YONA YONA BEER WORKS (以下、ビアワークス)」の魅力をお伝えするべく記事を更新しております。今回は、ビアワークスでしか飲めない超限定ビール「ワークスエール(Works Ale)」の魅力をご紹介しちゃいます!
Works Ale(ワークスエール)とは
一言でいうと、超レア且つ超トガってるビール、です。
小さな醸造タンク1本分しかつくれないので、開栓するのは東京都内に8店舗ある私たちの公式ビアレストラン・ビアワークスのみ。そこでの提供が終わればもう二度と飲めない、一期一会なビールでもあります。
ビアスタイル(ビールの種類)も、毎回違ったスタイルでお届けしています。ヘイジーIPAやコーヒースタウトなどのクラフトビールファンから愛されるビールはもちろん、ブルワー(ビール醸造士)の「こんなのつくりたい!」というパッションから生まれた個性的なビールまで!( 過去のワークスエールについて紹介している記事一覧はこちら )
「知らない」「飲んだことがない」という方も多くいらっしゃいます。少量しかつくれないため、なかなかたくさんのお客様にお届けできないのが心苦しいのですが(いつか、もっとたくさんのお客様に飲んでもらいたい!)……今日はそんなワークスエールにかける想いだけでも、知っていただけたら幸いです。
※ワークスエールの開栓告知は、ヤッホーブルーイング公式SNS( Twitter / Instagram )で行っています。気になった方はぜひそちらでご確認ください!
ワークスエールにかける想い
わたしたちは「ビールに味を!人生に幸せを!」というミッションを掲げたブルワリー(ビール醸造所)で、画一的なビールしかなかった日本の市場にバラエティを提供し、ビールファンにささやかな幸せを提供することを目指して、日々ビールづくりに取り組んでいます。
私たちの思いが詰まった看板ビールが
よなよなエール
です。最近では「普通のビールとは違う感じ」「おいしいね」「クラフトビールってこういうものなんだ!」など、うれしいお声をいただくことも増えてきました。
ただ、世界では日々新しいビアスタイルが誕生して、ビールの世界は広がり続けています。まさに一生かけても飲みきれないくらい!
そんなバラエティ豊かなクラフトビールの世界を、みなさんに楽しんでほしい。ブルワー(ビール醸造士)の遊び心やこだわりがたっぷり詰まった私たちのビールで……! そんな想いから生まれたのが「ワークスエール」なんです。
個性的・挑戦的・先進的なビアスタイル!
ワークスエールとして開発されるビールは、どれも個性的で挑戦的。クラフトビールの本場アメリカで流行していながら、まだまだ日本のクラフトビールシーンでは珍しいビアスタイルにも挑戦しています。
例えば、2017年8月に第一弾としてリリースした「ニューイングランド IPA」。
大量のホップを使うことによる強烈な香りと濁り、ホップの苦みを抑えるための甘味が特徴的なIPAです。(芳醇な桃のような香り、とろとろした飲みごたえ、美味しかったなァ……。)
このビアスタイル、クラフトビールの本場・アメリカで流行し、日本にもアメリカのブルワリーのものが輸入されていました。一方、日本のブルワリーで作られているものは当時ごくわずか。製法も「香りを最大限に活かした結果、従来のペールエールやIPAではご法度である濁りが出る。」という独特のもので、国内にはほぼノウハウが無い中での挑戦でした。
その他にも、Brut IPAというアメリカで流行中のドライなIPAや、よなよなスタッフの地元で収穫したリンゴと藻塩を使用したゴーゼ(塩を使ったドイツの伝統的ビアスタイル)など、次々と先進的・挑戦的なビールをリリースしています。
時には、ワークスエールで開発された限定ビールが、缶で流通する正式な新製品として採用されることも! 「これ、新製品のプロトタイプなのかな~?」なんて、想像しながら飲むのも乙な楽しみ方ですね。
「少量醸造の試作品」ゆえに超レア。
そんなワークスエールですが、記事冒頭でお伝えした通り、いつでも飲めるわけではありません。というのも ワークスエールは、大規模な市場投入を行う前段階に製造ノウハウを獲得するためのパイロット(試作品)的な位置づけのビールだから。「よなよなエール」や「インドの青鬼」などの定番品の生産の合間を縫って、不定期に開発をしています。
初めてのスタイルや製法にチャレンジするため、失敗したときのリスクも考えて、いきなり大きなタンクは使えません。試験醸造用の600Lの小さいタンク(普段のタンクの1/16のサイズ)で製造します。
出来高はビアワークスのスモールサイズグラス(250ml)で2500杯分ほど! 3~4日で売り切れになってしまう超レアビールなのです。お見かけの際は、ぜひ飲んでみてください。
ワークスエール開栓情報はSNSでお知らせします
そんなに少量しかないと、提供のスケジュールが事前に分からないと困りますよね。
ワークスエールの開栓情報は、ヤッホーブルーイング公式SNS( Twitter / Instagram )で行っています。気になった方はぜひそちらでご確認ください。
開栓情報のほかにも、クラフトビールをおいしく飲むコツや、ビールと相性のいいおつまみなんかを日々紹介しています。よろしければフォローして、チェックしてみてくださいね!
それでは、また次の記事で!