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「ビールの楽しさを伝えていくことが、私たちの使命」ローソンが僕ビール君ビールに込めた想いを聞いてきた

「ビールの楽しさを伝えていくことが、私たちの使命」ローソンが僕ビール君ビールに込めた想いを聞いてきた

「若い世代にビールの魅力を伝えていきたい」

そんな想いから生まれたのが「僕ビール君ビール」。
2014年に全国で販売を開始し、2020年4月には初の大幅リニューアルを実施。「リフレッシュ」というコンセプトのもと、パッケージを白から黄色にしたり、味わいを変えたりと、新しく生まれ変わりました。

ヤッホーブルーイングの「僕ビール君ビール」が卓上に置かれている写真
2020年にリニューアルし、黄色いパッケージとなった「僕ビール君ビール」。


そんな「僕ビール君ビール」に、なんとこの度公式ライバルが新登場!

その名も「僕ビール君ビール ジョーカーくん」。青いパッケージと、にんまり笑うジョーカーくんのイラストが目を引きます。

グラスに注いだ僕ビール君ビールジョーカーくんが、テーブルの上に置かれている画像

ジョーカーくんは、全国のローソン、ナチュラルローソン、成城石井で2023年11月14日(火)より、数量限定で発売されます!
取り扱いのない店舗もございます。ご了承下さい。

僕君発売10年目の節目に突如登場したライバル、ジョーカーくん。定番の黄色い僕君が好きな方も、ぜひこの機会にジョーカーくんとも一緒に過ごしていただけたら幸いです。
グラスに注いだ僕ビール君ビールジョーカーくんが、缶やトランプと一緒にテーブルの上に並んでいる画像

今回は僕ビール君ビールのライバル登場ということで、そもそも僕ビール君ビールがどのようにして生まれたのか、みなさんにご紹介します。

取材にご協力いただいたのは、「僕ビール君ビール」ブランドを共同開発している株式会社ローソンの中村良平さん。「ローソンがクラフトビールに取り組む意義」や「僕ビール君ビールに込めた想い」について話を伺いました。
※取材内容は2021年4月のものになります。
 

株式会社ローソン シニアマーチャンダイザー 中村良平さん

【プロフィール】中村良平さん
株式会社ローソン シニアマーチャンダイザー
ローソンの新製品開発・採用をはじめ、流通・店頭販促までを請け負う。仕事終わりに「僕ビール君ビール」と「からあげクン」で一杯やるのが何よりの楽しみ。

「クラフトビールなんて、売れるわけないだろう!」

株式会社ローソン シニアマーチャンダイザー 中村良平さん

-「僕ビール君ビール」は2014年に発売されました。改めて「僕ビール君ビール」が誕生するまで、ローソンの中でどんなことがあったのか教えてもらえますか。

中村さん:2014年ごろは「若者のビール離れ」がメディアなどで大きく言われていて、ビールの元気がどんどんなくなっていた時なんです。

私たちも若い方に「ビールのどんなところが嫌いなのか」のリサーチを行ったことがあって、その時に「苦い」「アルコール度数が高い」「付き合いで飲んでいる」「どれも味が同じ」という意見を多くもらったんですね。

ですが、当時のローソン社内には「よなよなエール」や「水曜日のネコ」を飲んだことのあるスタッフも多くいて、ビールの世界はもっと広いことを知っていて。

だったら、会社としてクラフトビールを本気でやったら面白いのではないか?ということになったんです。

-今までにない「クラフトビール」を導入する中で、課題などはなかったのでしょうか。

中村さん:ビールって意外と地域に根ざしている飲み物なんですよ。「この地域はこのメーカーが人気」「この地域はあのメーカーのビールじゃないと売れない」ということが実際にデータとしてあって。

そうすると必然的に、そのエリアで支持されているものしか店頭に並ばないような状況になりますよね。「ここの地域はあそこのメーカーのものじゃなきゃダメだ」という文化があったんです。

株式会社ローソン シニアマーチャンダイザー 中村良平さん

中村さん:なので、「大手メーカーのものですら売れてないのに、クラフトビールなんて売れるわけないだろう!」という声も多かったですね。

首都圏は流行に敏感なので、クラフトビールも比較的ウェルカムムードでしたが、前述のような文化が色濃いエリアでは、なかなか定着するのに時間がかかりました。

ローソン社内でのインタビュー

-それを、どう乗り越えていったんですか?
 
中村さん:こういった意見も多かったので、最初は実験的に導入(期間を区切って限定販売)をしたんです。販売を開始したときはドキドキでしたが、蓋を開けてみたら非常に好評で。「定番の商品として採用しよう!」とすぐに決めました。

東京以外のエリアでも、総じて好評だったのが記憶に残っています。いわゆる「その地域に強いメーカー」以外のビールも、それがちゃんとおいしいものであれば、支持してくれる方はいるんだ……と認識しましたね。

「ビールの魅力を引き続き伝えていくことが、僕らの使命」

-ローソンが「僕ビール君ビール」をはじめとする、クラフトビールに力をかけているのには、どういった想いがあるんでしょうか。ビール以外のアルコール類に人気が集まっていたり、そもそも飲酒習慣のある方が減っていたり……という環境ではありますが……。

ローソン社屋いあったローソンロゴ

中村さん:逆に、まだまだ世の中にビールの魅力を伝えきれていないな、という感覚があります。

今でも、ヤッホーブルーイングのビールを飲んだ20~30代の方から「ビールってこんなに美味しいと思わなかった」って言われたこともありますし。まだまだ「伝えていく余地のある飲みもの」だと思うんです、ビールって。

株式会社ローソン シニアマーチャンダイザー 中村良平さん

中村さん:例えばクラフトビールも、ここ数年で認知自体は高くなりましたが、数が多くて、「何がおいしいか」はしっかりと伝えられてないと思うんですよ。

ただ商品が販売されているだけだと、「このビールはこんなビールで……」というような情報って、お客様には伝わりませんよね。

だからもっと、ビールの良さや、これがビールの楽しさなんだっていうことを伝えていく努力を、僕らもしなくちゃいけないなあと思ってますね。

株式会社ローソン シニアマーチャンダイザー 中村良平さん

中村さん:そのためには若い方にも、ビールの楽しさや美味しさというものを伝えていかなければと思っていまして。それが僕たち小売に携わる者の使命だと思ってるんです。

日本のビール市場、これからのビールの世界を、僕らで守っていかないと。そう思ってます。

-中村さん、ありがとうございます!

「僕ビール君ビール ジョーカーくん」は、11月14日(火)に数量限定発売!

グラスに注いだ僕ビール君ビールジョーカーくんを、缶と一緒に両手で掲げている画像

ローソンの熱い想いと、ヤッホーブルーイングのこだわりから生まれたのが「僕ビール君ビール」。そのライバルとして11月14日(火)からは、「僕ビール君ビール ジョーカーくん」も新発売します。
全国のローソン・ナチュラルローソン・成城石井で数量限定で販売予定です。ぜひご賞味ください。
取扱いのない店舗もございます。予めご了承ください。

ジョーカーくんがどんなビールなのか気になる! という方は、 こちらの解説記事 をご覧ください。

また、よなよなエール公式サイト「よなよなの里」では、「僕ビール君ビール 専用グラス」の販売も行っております!
僕ビール君ビールを専用グラスに注いでいる画像
「僕ビール君ビール」を飲むときのマストアイテムです。ぜひこの機会にどうぞ!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

この記事に出てくる商品
僕ビール君ビール
僕ビール君ビール 詳細はこちら
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