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ひと手間でいい香り!白ビールに合う「白身魚のハーブ蒸し」

ひと手間でいい香り!白ビールに合う「白身魚のハーブ蒸し」

なおG

こんばんは、ブルワー(ビール醸造士)の「なおG」です。 あけましておめでとうございます! 年明け1発目は、お手軽なのに食卓で映えるレシピをご紹介します。

この料理に合うビール
水曜日のネコ 詳細はこちら
調理時間 30分

今回ご紹介するのは白ビール「水曜日のネコ」にあう「白身魚のハーブ蒸し」です。ネコといえばやっぱり「おさかな」ですよね。ちょっとひと手間プラスして、ハーブの香りをまとわせてあげればあら不思議! ビールとの相性ぴったりなおつまみの完成です。

調理に使用したお鍋は、STAUB製の「 ピコ・ココットラウンド24cm 」。抜群の密閉性で、いつもの白身魚がふかふかになりますよ。

材料(2人分)

白身魚のハーブ蒸し
白身魚(タイ、スズキ、ヒラメ等):2枚
ハーブ類(ローズマリー、タイム、ディル、ミント、パクチー、ローリエ等):お好みでたっぷり
オリーブオイル:大さじ1
白ワイン:50ml
湯:50ml
塩胡椒:少々
ラタトゥイユソース
にんにく:1かけ
トマト(皮を剥いておく):1個
ピーマン:1個
ズッキーニかナス:1個
玉ねぎ:半分
白ワイン:適量
オリーブオイル:適量

つくりかた

1. ラタトゥイユソースを作る

野菜をそれぞれ0.5~1cm程度にカットする。鍋ににんにくとオリーブオイルを入れ、弱火にかける。香りが立ったら、カットした野菜を炒める。

しんなりしてきたら塩胡椒で下味をつけて、白ワインを加え、汁気がなくなるまで弱中火で煮込む。出来上がったら容器にうつして冷ましておく。

2. 白身魚を焼く

白身魚に軽く塩(分量外)を振り、数分置いて、水分が出たら拭き取る。両面に下味用の塩胡椒を振る。

ココットにオリーブオイルを入れ、白身魚を皮目が下になるよう入れる。ココットを弱火にかけ、白身魚をフライ返しで押さえながら、皮目がカリッとするまで焼く。白身魚の半分くらいまで色が変わってきたらひっくり返し、10秒くらい表面に火を入れて取り出す。

3. ハーブを加えて蒸す

ココットを中火にかけて十分に熱する。束ねたハーブ類をココットに敷き詰め、その上に(2)の白身魚を載せる。すぐに白ワインと熱湯を加えて強火にし、勢いよくハーブの香りのついた蒸気が出てきたら蓋を閉めて1~2分ほど蒸す。火が通ったことを確認したら取り出して、ラタトゥイユソースと白身魚を盛り付け、好みのハーブ(分量外)を添えたら完成!

ペアリングのワンポイント

ペアリングのヒントは「香り」!

なおG

ビールには香気成分が多く含まれています。ホップが生み出すもの、酵母が生み出すもの、それらが混ざり合って生まれる新たな成分……実は、数えきれないほどの酒類があるんです。
「水曜日のネコ」の酵母が作り出すのは、クローブのような香りがする「オイゲノール」という成分。さらにオレンジピールとコリアンダーシードが入っているので、「リナロール」や「ピネン」などの成分が加わります。これらの成分は一般的なハーブにも多く含まれる成分なので、「水曜日のネコ」とハーブが合わないわけがないんです!
共通する成分でペアリングすると、香りが喧嘩しないのでキレイにまとまります。ちなみに「リナロール」はタイムやバジルなどに含まれていますよ。

試食担当コメント

スタッフ・おじょー

ハーブで蒸すだけでこんなに香りがつくんですね、驚きです!とってもいい香り。ラタトゥイユの野菜の旨味と魚の旨味を、ハーブの香りがキレイにまとめてる!「水曜日のネコ」由来のコリアンダー、オレンジピールの香りと、魚がまとっているハーブの香りの調和がすごい。どっちのハーブ?ってなるぐらい。「水曜日のネコ」は少しぬるめのほうが、よりハーブ感が強くなっていいですね。

次回予告

次回のG’sキッチンは、「よなよなエール」にぴったりの「トマトすきやき鍋」!
冬といえば鍋、鍋といえば冬・・・。どうぞお楽しみに~!

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