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【2021年オープン】軽井沢高原ビールも飲める!みんなが気軽に集まれる「PUBLIC BAR 中軽井沢」に行って軽井沢への思いを聞いてみた。

【2021年オープン】軽井沢高原ビールも飲める!みんなが気軽に集まれる「PUBLIC BAR 中軽井沢」に行って軽井沢への思いを聞いてみた。

みなさん、こんにちは。よなよなスタッフの「ともとも」です。
ここ数年、私たちの醸造所がある軽井沢・御代田(みよた)エリアに移住する方が増えています。それに伴って、魅力的なお店がどんどんオープンしているんですよ!

今回は、2021年9月に中軽井沢駅より徒歩約4分のところにオープンした「PUBLIC BAR」におじゃまして、バーの魅力や、運営している「NPO法人織り成す軽井沢(申請中)」の活動について伺ってきました。軽井沢に住んでいる方はもちろん、旅行で訪れる方もぜひご覧ください!

軽井沢町中軽井沢駅前にあるPUBLIC BARの建物
築約70年の建物をリノベーションした、風情のあるお店

「PUBLIC BAR」は、みんなが気軽に集まって飲める場所。

中軽井沢駅前通りを浅間山方向へ一直線! 駅から徒歩約4分、仕事帰りに電車でふらっと立ち寄れる場所にある「PUBLIC BAR」。このお店の魅力は、店長さんや他のお客様と語り合いながら楽しく飲めること。よなよなの里のビールでは、「軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト」「軽井沢高原ビール ナショナルトラスト」を飲むことができます。普段は軽井沢町内を中心に販売しているビールなので、目にしたことがない方も多いはず。ぜひお試しくださいね。

軽井沢高原ビールについて知りたい方は、こちらの記事 「ヤッホー初のビールは「軽井沢高原ビール」!【クラフトビールの街 軽井沢:第2回】」 もぜひご覧ください。

PUBLIC BARで飲める、軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト
軽井沢エリアを中心に、長野県内にて販売している「軽井沢高原ビール」
 

中軽井沢エリアには、じつはたくさんの飲食店があります。なので「PUBLIC BAR」は「2軒目のお店」として、夕食後に気軽に飲める(話せる)場にオススメです。オープン時間も20時~と少し遅めで、おつまみは軽いものが中心です。

■PUBLIC BAR

  • 営業日:月~金(土日祝日はお休み)
  • 営業時間:20:00~23:00
  • メニュー:クラフトビール、ワイン、ノンアルコールドリンク、軽いおつまみ など
  • お支払い:チケット制、キャッシュレス決済(クレジットカードなど)のみ
  • 駐車場:佐藤肉店さんの駐車場を一部利用可能

小さな店内では、ビールを片手に会話が弾みます。ここはそんな楽しい雰囲気に呼ばれて人が集まり、つながりが生まれる素敵な場所なんです。

軽井沢のPUBLIC BARの店内
撮影の時間のみ、みなさんにマスクを外してもらいました。

最近では、つながりの輪がどんどん広がって、面白い企画も生まれています。その名も「WOVEN」(ウーヴン=織り上げるという意味)。中軽井沢の町で、さまざまな人が織り成すように語り合う「リアル&オンラインイベント」です。

簡単に言うと、誰かが「一日店長」となって、自分が話したいテーマについて語り合うことができるイベント。色々な経歴を持つ方と語り合えるのが一番の醍醐味。語り合うことで、自分の世界が広がるかもしれませんよ。イベントの情報は、 こちら から。ぜひイベント日にのぞいてみてくださいね!

軽井沢のPUBLIC BARのコースター

次の章では、「PUBLIC BAR」を運営している「NPO法人織り成す軽井沢」の軽井沢への思いについてお伝えします。

発足のきっかけは、軽井沢で暮らす人の30年後の未来を考えたところから。


「NPO法人織り成す軽井沢」は、バーが入っている建物を拠点にして活動しています。構成メンバーの6割は移住組、4割は地元の方。代表をつとめる山﨑元(やまさき・げん)さんと、副代表の藤岡聡子(ふじおか・さとこ)さんに、「NPO法人織り成す軽井沢」を立ち上げたきっかけや思いを伺ってみました。

軽井沢のPUBLIC BARで打ち合わせ

軽井沢に関わる人には、大きく分けて4つのグループがあると考えています。地元民、移住組、別荘族、町外に住みながら軽井沢で働く人。その4つのグループが縦糸・横糸となって交わる(=「織り成す」)ことで、大きく未来を変えることができると思うんです。

でも実際はなかなか交わる場がない。なので30年後の未来を変える第一歩として、まずは各グループの人々が「つながる場」を作ろう、そこで地に足のついた「未来志向」の会話をどんどん発生させて、さらに魅力的な町にしよう、と思い最初につくったのが「PUBLIC BAR」でした(元さん)

軽井沢のPUBLIC BARの玄関

「PUBLIC BAR」は、築約70年という年季の入った建物です。営業するためのリノベーション費用は、「クラウドファンディング」(インターネットを介して、不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達すること)で 募集「みんなでお店を作りたい」という思いから、趣旨に賛同してくださる方々をどんどん巻き込んでいます。

リターンは、バーの「ドリンクチケット」なのですが、そのプランがユニークなんです。代表的なものは、「お店に名前を刻めるDIY+ドリンクチケット」。近所の方など50人あまりの人がお店のDIYに加わり、壁に自分のサインを書き込んでいます。

軽井沢のPUBLIC BARでDIYしてくれた人のサイン
壁を塗ってくださった方のサイン。思い思いに残されています。

そんな方法をとったのも、携わってくれた人に「自分の店」だと思ってもらいたいから。例えば自分がペンキを塗った壁に、小さくても自分の名前を書けたら、お店に愛着が生まれますよね!

今後の「NPO法人織り成す軽井沢」の活動。まずは中軽井沢商店街を元気にすることから。

「旧軽井沢銀座」や「軽井沢プリンスショッピングプラザ」などを擁する華やかな「軽井沢駅周辺エリア」には、軽井沢を訪れる観光客のほとんどが足を運びます。それに比べて「中軽井沢駅周辺エリア」は北陸新幹線が止まらない駅ということもあり、人の流れが少ないのです。

将来的には、中軽井沢商店街のシャッターを全部開けて、中軽井沢駅周辺を元気にしたい。そのために「NPO法人織り成す軽井沢」の活動を通して、色々なお店をテナントとして増やしていきたいんです。(聡子さん)

軽井沢のPUBLIC BARでの打ち合わせ中の聡子さん

中軽井沢には定住されている方が多く、町役場などの公共施設も集まっていて暮らしやすいエリアです。住民がいつも機嫌よく暮らせて、この町をより好きだと思ってもらいたい。また今の子どもたちが大人になるころまでには、さらにもっと魅力的な町にしたい。そのために、中軽井沢に人の流れを作りたいのです。(聡子さん)

すでに「PUBLIC BAR」のとなりには、小さなスイーツ店「PUBLIC SWEETS なかかるパ~ラ~」に、 「アメリカンヴィーガンベイクショップ ovgo B.A.K.E.R KARUIZAWA」 もオープン。少しずつ、着実に中軽井沢を元気にするお店が誕生しています。今後もどんなお店ができるのか、とっても楽しみですね!

軽井沢のPUBLIC BARの接道

軽井沢町を人とのつながりでもっと盛り上げたい!

わたしたち、「軽井沢Cheers!」(軽井沢の営業チーム名)は、「クラフトビールを通じて軽井沢町を盛り上げる」ことをミッションに日々活動しています。今回取材させていただいた「NPO法人織り成す軽井沢」は、「人と人とのつながりによって生まれたもの」をもとに、軽井沢町の30年後を考えながら、町を盛り上げる活動をしています。やり方は違うけれど、目指す方向は同じ。みなさんとすっかり意気投合しました!

軽井沢のPUBLIC BARでの打ち合わせ3人

また「NPO法人織り成す軽井沢」のみなさんにはそれぞれ本業があり、忙しい中でも時間をやりくりして活動されています。軽井沢町への思いがなければできません。今回の素敵な出会いを機に、わたしたち「軽井沢Cheers!」も一緒に軽井沢町を盛り上げていきたいと思います!

軽井沢のPUBLIC BARの店長
左:バーの店長・みちるさん 右:聡子さん

軽井沢への熱い思いがつまった「PUBLIC BAR」。軽井沢で人とつながりたい、楽しく語り合いながら飲みたい方は、ぜひふらっと立ち寄ってみてくださいね!

(おわり)

お話しを伺った人:「NPO法人織り成す軽井沢」山﨑元さん、藤岡聡子さん、店長・藤原みちるさん
店舗名:PUBLIC BAR
住所:軽井沢町中軽井沢17-8
営業時間:平日(月~金)20:00~23:00
定休日:不定休
駐車場:佐藤肉店さんの駐車場を一部利用可能
ホームページ: https://g.page/r/Cf9sdcqS5MFdEAE
インスタグラム: https://www.instagram.com/publicbar.nakakaruizawa/
 

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