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ヤッホー初のビールは「軽井沢高原ビール」!【クラフトビールの街 軽井沢:第2回】

ヤッホー初のビールは「軽井沢高原ビール」!【クラフトビールの街 軽井沢:第2回】

いっくん

こんにちは、よなよな編集部のいっくんです。 前回は軽井沢のクラフトビール事情についてお話させていただきました。 今回は、私たちが軽井沢エリア向けに製造しているクラフトビールを紹介させていただきます!

ヤッホーのクラフトビールはコレから始まった

ヤッホーブルーイングが創業したのは、地ビール解禁以降の1996年。
それから現在に至るまで数十種類のクラフトビールを製造・販売してきました。
現在定番のビールは約十種類、時折限定醸造のビールをリリースして、皆様に楽しんでいただいています。

では、これまでヤッホーが造ってきた中で、最も最初に世に出たビールはなにかご存知でしょうか?

よなよなエール

やっぱり、フラッグシップのよなよなエール?
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…実は違うんです!

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軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト軽井沢高原ビール ナショナルトラスト

「軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト」
「軽井沢高原ビール ナショナルトラスト」

この2種類こそ、ヤッホーブルーイングが創業後初めて世に出したビールなんです!

このビールは、通常長野・軽井沢エリアでしか販売していない製品なので、あまりよく知らないという方も多いかもしれないのですが、
軽井沢では凄く人気のある定番ビールなんです。

この2つのビールについて、もう少し掘り下げてお伝えします!

軽井沢の自然を守る「ワイルドフォレスト」

まず「軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト」について。

軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト

ビアスタイルはブロンドエール。クラフトビール初心者の方でも飲んで頂きやすい、スッキリとしたクセのない味わいが特徴のビールです。原材料に軽井沢産の小麦「ゆめかおり」を使用しており、小麦由来のまろやかな風味を感じることができます。

ヤッホーではこのビールが1缶販売されるごとに1円を、軽井沢の自然保護団体「軽井沢ワイルドフォレスト」に寄付することにしており、発売開始から2018年11月までで約608万円を寄付しています。

ワイルドフォレストの寄付金が使われている一例として、野生動物対策ゴミ箱の設置活動が挙げられます。


周囲を豊かな森に囲まれた軽井沢には、さまざま野生動物が生息しています。ツキノワグマもそのうちの一種類です。近年、北海道や東北で、餌を求めて人里におりてきたクマの問題がニュースになることがありますが、軽井沢も例外ではありません。
「軽井沢ワイルドフォレスト」は人間と野生動物の共存をめざし、さまざまな活動を行っていますが、ゴミ箱にクマを近づけさせないようにすることもその中の一つ。

クマが開けられないように設計された「野生動物対策ゴミ箱」開発へのサポートは、寄付金の使い道の中でも代表的な活動事例です。

軽井沢高原ビール 寄付金贈呈式

↑軽井沢高原ビールの寄付金贈呈式の様子。

軽井沢らしい景観を保全する「ナショナルトラスト」

次に、「軽井沢高原ビール ナショナルトラスト」についてご紹介します。

ビアスタイルはポーター。日本で一般的に飲まれている黒ビールよりも苦味が少なく、麦芽の豊かなコクを感じることができるのが特徴の黒ビールです。お客様から「黒ビールは苦手なんだけど、これは好き!」と言っていただくことも多い人気製品!

ワイルドフォレストと同様、このビールが1缶売れるごとに1円の寄付を実施。発売開始から2018年11月までで約522万円を軽井沢の景観保護団体「軽井沢ナショナルトラスト」へ寄付しています。

寄付金は、建築家・ウィリアム・メレル・ヴォーリズが軽井沢に立てた通称「ヴォーリズ建築」の調査や、旧来からある別荘建築の保護活動などに役立てられており、軽井沢らしい景観を後世に残すことに繋がっています。

軽井沢のビールといえば、軽井沢高原ビール!

ワイルドフォレストとナショナルトラストが発売されてから、今年で22年目。
歴史的に見て、軽井沢で最も飲まれてきたクラフトビールとなっています。
定番製品のラインナップも2種類から4種類に増えた他、季節限定ビールもリリースするようになり、「いつ軽井沢に来ても、その時々にしかないクラフトビールを味わえる」環境を作れるようになりました!

↑軽井沢高原ビール定番品。左から「ワイルドフォレスト」「ベルジャンホワイト」「オーガニック」「ナショナルトラスト」。

軽井沢とのつながりを感じることができる「軽井沢高原ビール」。
今後ともよろしくお願いいたします!
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それでは今回はこの辺で!
Cheers!

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