【イベント終了】ビールをもっと楽しむための企画展「No Beer, No Life ―ビールで人生に幸せを―」
こんばんは!らうです。現在、元麻布ギャラリー佐久平にて、ビール好きにはたまらない企画展が開催中ですよー!
「No Beer, No Life―ビールで人生に幸せを―」とは?
ビールをもっと楽しみたい方に、新たなライフスタイルを提案するグループ展です。
ヤッホーブルーイングのビールを思わせる「グラス」や「ビアマグ」のほか、ビールに合わせる料理を盛り付けるお皿、箸置き、そしてビールを飲むときに寛げるような椅子やテーブルも一緒に展示しています。そう、ビールを愛する人にとってはたまらない企画展なんです!
大好きなビールを冷蔵庫から取り出して、そのビールを飲みたいグラスを選んで、お気に入りの椅子に腰かけて、ゆったりと飲みながらビールの世界に浸っていく……。ビールを中心にまわる生活が、ギャラリーいっぱいに広がっていました。
「ビールを愛する多くのみなさんのライフスタイルを、楽しいものにできれば」と語ってくださったのは、企画者の大谷さん。お気に入りのものに囲まれた生活なんて、絶対に幸せに決まってますよね!
「No Beer, No Life―ビールで人生に幸せを―」には、ささやかな幸せがたくさん詰め込まれています。
ビールを飲む「楽しさ」を教えてくれるグラス
ヤッホーブルーイングのビール6種類(よなよなエール、インドの青鬼、水曜日のネコ、東京ブラック、僕ビール、君ビール。、クラフトザウルス ペールエール)に合うグラスやビアマグを、6人の作家さんが制作してくれました。
よなよなエールにあうグラスを制作してくれたのは、「ガラス工房 橙」の寺西将樹さん。東御市特産の胡桃を用いてつくる淡い緑色の「胡桃ガラス」など、土地に根ざしたものづくりをしている吹きガラス作家さんです。
このグラス、表面に波のような模様があり、陽にあてると光のゆらめきがとっても綺麗!ひとつひとつ表情が違うので、お気に入りを探してみても楽しいですね。
飲み口に薄い部分があるかとおもえば厚い部分もあり、飲む箇所によって、よなよなエールの口当たりが変化するそうです。「同じグラスで口当たりが変わるって面白いでしょ!」と、寺西さんが笑いながら教えてくださいました。
こちらは水曜日のネコにあうビアマグ。長野県上田市で制作活動しておられる陶芸作家、坪内真弓さんの作品です。この細かい絵、もちろんひとつひとつ手描き。失礼を承知で「大変じゃないですか…?」と訊くと、「描くのも大好きなんです」と、ほっこりする笑顔で答えてくれました。
土ものの器は、素地に水や汚れが染み込むことを防ぐため、そして色味や質感を出すために釉薬(ゆうやく)をかけて仕上げることが多いのですが、このビアマグは内側に釉薬をかけずに焼き締めています。こうすることで、ビールの泡立ちがとっても良くなり、さらに泡が持続するのだとか!
水曜日のネコ1缶だと、3回ぐらいに分けて入れてちょうど。もこもこの泡を楽しみながら、ゆっくりちびちび飲む水曜日なんていかがでしょう?
その他、インドの青鬼にあう「バンブーカップ」は角居康宏さん、東京ブラックにあう「しのぎ亀甲タンブラー」は阿部春弥さん、 僕ビール、君ビール。にあう「トルコ青 ビアカップ」はホンマトモユキさん、 クラフトザウルス ペールエールにあう「ビアカップ」はナカムラジンさんが制作。
さまざまな素材から成り立つうつわたち、6つ並ぶとさすがの圧巻でした!
居心地の良い「木工家具」にふれて
また、クラフトビールを飲むシチュエーションの提案として、木工作家さんによる家具やうつわの展示もありました。
ビールとグラスだけでなく、さらにビールを飲むための「くつろぎの空間」があれば、ビールを心ゆくまで楽しめること間違いありません!
こちらは、上田市に工房を持つ芦田貞晴さんの作品。
芦田さんの工房にはすくなくとも50種類以上の木があり、その時々に、使いたい木を組み合わせて制作しているのだそう。このスツールも、よく見ると、脚と座面で使っている木の種類が違うんです。
ひとつひとつ違った味わいがありながらも、どんな住環境にもスッと馴染んでくれるような、懐が深い家具たちでした。僕ビール、君ビール。を飲みながら、仲間と楽しく話しているようすが思い浮かびますね……!
そして、こちらは軽井沢に工房 風緑木を持つ出光晋さんの作品。
ネコのカリカリスプーン(!)などの小物類から、オーダーメイドでつくる家具まで、幅広く制作されています。普段オーダーを受けるときには、その人の住環境やすきなものを聞き出して、イメージを膨らませていくそうです。
ゆったり腰かけられるロッキングチェアは、たしかに東京ブラックにぴったり!薪ストーブの近くで揺られながら、今日の出来事を整理してみたり、明日のことを考えてみたり、本を読んだり。ひとり時間を心ゆくまま過ごせそうです。
取材時にお会いすることはできませんでしたが、宮鍋 慶さんも出展されています。写真右に見えるテーブルは、実はグラスと一緒にビールやワインを収納できる優れ物。
酒飲みの心をくすぐる家具から、生活にそっと寄り添ってくれる家具、ビールの世界観をより深めてくれる家具まで、いろんな家具が展示されていました。木工のあたたかみは、クラフトビールにも寄り添ってくれるのですね……。
長野近辺にお住まいの方はぜひ!
ビールをもっと楽しむための企画展「No Beer, No Life―ビールで人生に幸せを―」は、9月8日(日)まで開催中!
展示してあるグラスやビアマグ、お皿などのうつわ、木工家具はその場でご購入いただけます。あなたのお気に入りの一品、探してみてはいかがでしょうか。
また、最終日にはブルワー(ビール職人)のがみたが「クロージングパーティー」に参加します。ビールと器の関係・ビールの特徴に合わせたグラス選びに関して、ゆるりとお話しします。長野近辺にお住まいの方は、ぜひお立ち寄りください!
通販に関して
今回ご紹介した作品に関しまして、公式通販サイト「よなよなの里」での通信販売の予定はございません。各作家さんまで直接ご連絡くださいますようお願いいたします。
イベント概要
企画展名 | 「No Beer, No Life―ビールで人生に幸せを―」 |
開催日 | 2019年8月28日(水)~2019年9月8日(日) 会期中無休 |
開催場所 | 元麻布ギャラリー佐久平(東横イン佐久平駅浅間口 1F) |
開催時間 | 11:00~19:00 |
入場料 | 無料 |
参加作家 | 阿部春弥、角居康宏、坪内真弓、 寺西将樹、ナカムラジン、ホンマトモユキ、 芦田貞晴、出光 晋、宮鍋 慶 |
クロージングパーティーは2019年9月8日(日)15:00~