【イベントレポート】軽井沢のホップ畑で開催イベント「フレッシュホップ収獲祭2024」を大公開
2024年7月20日(土)に、イベント「フレッシュホップ収穫祭2024」を開催しました。
「フレッシュホップ」とは、収穫後に熱乾燥などの加工をしていない、そのままの状態のホップのこと。このホップを使って仕込んだクラフトビールが「フレッシュホップエール」になるのです!
私たちは地元軽井沢を「クラフトビールの街にしたい」という夢があります。そして「夏にホップを収穫し、秋にフレッシュホップエールを楽しむ」文化をつくりたいという思いで、フレッシュホップ収穫祭を2023年より開催しています。
今年も、JA(農業協同組合)佐久浅間の子会社である、株式会社グリーンフィールドにご協力頂きながら「カスケードホップ」をメインに栽培してきました。
カスケードホップは、柑橘類や花を思わせる華やかな香りが特徴で、「 軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール (以下クラフトザウルス)」にはもちろん、「よなよなエール」や「インドの青鬼」にもつかわれています。
収穫祭として二回目の開催となる今年も、軽井沢の畑でホップの収穫体験後、摘みたてフレッシュホップをビールに浮かべてみんなで乾杯しました。
さらに今回は、「2つの新しい試み」に挑戦しています。その試みとは? ぜひご覧ください。
ホップ畑の中で受付
最寄りのしなの鉄道「信濃追分駅」には、スタッフがお出迎え。ホップ畑に到着後、一人一人ニックネームを書いた名札をつくってもらいました。(私たちヤッホーブルーイングは、お互いをニックネームで呼び合っているんです。)
集まってくださったのは、抽選で当選された34名の方々。参加者同士は知らない人ばかりです。まだみなさんの表情が固くて、開会式では少し緊張感が漂います。
そこで、収穫前にアクティビティタイム!
お知り合い以外の方を対象にした、自己紹介タイムを2分×5回(!)も行いました。2分ごとにホイッスルが「ピッ」っと鳴り、それを合図に新しい方と自己紹介を繰り返します。
スタッフも仲間入り。最初はお互いに様子を伺いながらの自己紹介でしたが、この時間であっという間に仲良しに。みなさんの表情もかなり柔らかくなりました。
フレッシュホップの収穫体験開始!
この日の軽井沢の最高気温は28.8℃、お天気は曇りのち晴れ。暑すぎない絶好の収獲日和です。ホップ畑を吹き抜ける風はとても爽やか。
今年は春先からホップにとって適した気温(17℃~22℃)が続いたため、生育も良好です。鈴なりのホップの毬花を、みなさんそれぞれのペースで楽しみながら収獲していきます。
ご家族で参加してくださった方も! こういったイベントを通して、将来クラフトビールを身近に感じてもらえると嬉しいです。
摘みたてホップをグラスに浮かべて、みんなで乾杯!
12時になり、みなさんもスタッフもお腹が空いてきました。喉もカラカラ。
お待ちかねの、乾杯タイム~!
この収穫祭では、「クラフトザウルス」をサーバーから「クラフトザウルス専用グラス」に注いで、摘みたてホップを入れてみんなで乾杯するのが決まりなんです!
そして乾杯の掛け声は、、、
フレッシュホッパーズ!!
今年もみなさんの幸せそうな笑顔が見れて、スタッフは感動で涙目に。この笑顔を見るために、準備をがんばってきて本当によかった。最高すぎます!!
この感動を忘れずに、今年も美味しいフレッシュホップエールをみなさんにお届けすることをお約束します!
最年少のクラフトザウルスファン、篠原大祈くんの素敵な演奏
去年に引き続き、今年も「最年少クラフトザウルスファン」の篠原大祈くんにピアノLIVE演奏をお願いしました。
大祈くんは地元の中学生。「クラフトザウルス」の歌を作ってくれたことがきっかけで、交流を始めました。
大祈くんはもちろんビールを飲んだことはありませんが、お父さんがいつも飲んでいる「クラフトザウルス」の缶のイラストを気に入り、曲を作ってくれたのです。
「夢をかなえて、クラフトザウルス」という歌詞が印象的な「クラフトザウルスの歌」から始まり、JAZZをベースにした爽やかな音色のピアノ演奏と、中学2年生の大祈くんの歌声がホップ畑に響き渡り、とても素敵なひと時を過ごしました。20歳になった大祈くんと、早くクラフトザウルスで乾杯したい!
10月には「星野リゾート BEB5軽井沢」にてフレッシュホップ開栓イベントを予定していて、そこでも大祈くんに演奏していただく予定です。詳細が決まり次第SNSなどでお知らせしますので、どうぞお楽しみに!
初の試み①「クラフトザウルス」とフレッシュホップ入りキッシュで懇親会
今年初めての取り組みの1つとして、私たちのオフィスがある長野県御代田町(みよたまち)でお店を構えるキッシュ専門店、 west garden k5 さんに世界でおそらく初めての「フレッシュホップ入り・オリジナルキッシュ」をつくってもらいました。
長野県大町市で捕獲された鹿肉をつかった「鹿肉ジビエのキッシュ」に、ドライとフレッシュの2種類のホップがトッピングされています。
脂身を丁寧に取り除いた鹿肉は臭みがほとんどなく、弾力のある歯ごたえ。肉の旨味がじゅわっと広がるのに、後味がさっぱりなんです。
そのまま食べると、口がひん曲がりそうなほど苦いホップ。そんなホップを美味しく食べるため、試行錯誤の末にたどり着いたのは「ホップのアガベシロップ漬け」! (アガベという植物の根茎の樹液で、自然な甘さが特徴。)甘さ×苦みの相乗効果をねらったんだそう。
食べたお客様からは、こんなコメントが!
- キッシュうま! 鹿肉の臭みが全然ない!
- めちゃくちゃ美味しい!
- 帰りに買って帰りたい~!
- 味も美味しかったし、箱やナプキンのデザインもすごく素敵で、感動しました!
「クラフトザウルス」のホップの苦みと、アガベシロップに漬けこまれたホップの自然な甘苦さが相性がバッチリ。また「クラフトザウルス」の麦芽の甘みやコクと鹿肉のコクがどちらも引き立ち、めちゃくちゃ美味しかったです。ボリューム感もちょうどよく、大満足です。
初の試み②今年の畑で収獲した「フレッシュホップ芳香水」の小瓶をプレゼント!
生のホップは時間が経つと、酸化によって不快な臭いが発生するため、そのままではお持ち帰りいただけません。そこで「このイベントならではの、唯一無二のもの」で記念としてお渡しできるものはないか……と考え、今年は「フレッシュホップ芳香水」をプレゼントすることにしました!
「フレッシュホップ芳香水」は、イベント数日前にスタッフが畑で摘んだ2024年のフレッシュホップ100%を使い、蒸留してエキスを抽出したもの。普段ビールをつくる工程では「ドライホップ」(発酵中のビールにホップを投入し、香りづけをする手法)で使用します。イベント参加者のみなさんだけに特別に、今年のフレッシュホップの香りを一番にお届けしました!
ちなみに、スタッフに「芳香水のおすすめのつかい方」を聞いてみました。
- ビールに数滴たらしてから飲むと、ホップの香りがブーストされるよ!
- 炭酸水や水に数滴たらすと、ホップの香りや苦みがダイレクトに伝わる!
- アロマディフューザーにアロマオイル代わりに入れると、部屋がホップの香りに包まれてよく眠れる!
- ハーブの代わりにドレッシングに入れると、ホップの香りと苦みが加わってサラダが美味しくなりますよ~
芳香水はイベントの最後にプレゼントしたので、みなさんからの感想を聞くことができませんでした。ですので参加されたみなさん、ぜひSNSで「#フレッシュホップ収穫祭」をつけて感想を投稿して下さい! お待ちしています。
楽しかった時間はあっという間に過ぎていきます。帰りの電車の時間に合わせてお客様を最寄駅までお送りし、これで今回のイベントは終了となりました。
最後に、参加者のみなさんから頂いた感想をシェアさせて頂きます。
「クラフトザウルスファンでつながれて嬉しかった!」
「クラフトザウルスTシャツがほしい!」
「季節感を感じられて、楽しかった!」
「他のファンの方との交流が有意義だった!」
「来年もまた参加したい! ここに来なければできない、感じられない体験だから」
ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。乾杯の時のみなさんの幸せそうな笑顔が、私たちスタッフの宝物です。この宝物を胸に、来年も収穫祭を開催したいと思います!
イベントを開催する際は クラフトザウルスの公式SNS でご紹介します。よろしければ、ぜひフォローをお願いします!
\来年も収穫祭やるよ! 一緒に乾杯しよう!/
(おわり)
【「ヤッホーブルーイング フレッシュホップ収穫祭 2024」7/20(土)軽井沢のホップ畑で開催!】
開催日程:2024年7月20日(土)
開催時間:10:30~13:30(約3時間)
定員:30名~40名
参加料金:3,300円(税込)
場所:YOHO HOP FARM