飲み会は変わってる?大学生と対話してみた!【飲み会成人式】
酔うために飲んでいた時もあったけど、今はお酒とご飯を楽しめる「大人」になれた気がします。
飲み会成人式の参加申込は終了いたしました。
たくさんのお申込みをありがとうございました。
1月中旬に掲載予定の開催レポートをお楽しみに!
皆さん、こんばんは!
よなよなの里の「こんどぅー」です!
もし、あなたが「よなよなエールの飲み会成人式」に関するよみものを初めて読むよ!という方でしたら、「よなよなエールの飲み会成人式はじめるよ!」の記事からお読みくださいね!
前回の記事では、「よなよなエールの飲み会成人式(以下「飲み会成人式」)」の企画に関わってくれている大学生が、飲み会に対してどのような価値観を持っているのかをお伝えしました。
今回はそうした大学生の価値観と、今ではすっかり「大人」になりつつあるヤッホースタッフが経験してきた飲み会のイメージの違いを、座談会形式で明らかにしたいと思います!
※注意
このよみものは「イッキ飲み」や「コール」などの過剰飲酒を推奨するものではありません。「飲み会成人式」のコンセプト、開催理由を説明するために作成したものです。
イマドキの大学生と喋る機会なんてそうそうないので、とっても楽しみですね!
それでは、参加メンバーを紹介します。
<ヤッホー代表>
こんどぅー(モデレーター)
お酒を飲み始めた当初は、よくお酒に「呑まれて」いたこんどぅー。
サークルや学生団体を何個も掛け持ちし、100名オーバーの飲み会をすることが大好きだった。
クラフトビールに出会い、お酒や料理を楽しむことができるように。
ジン(よなよなエール広め隊)
今は「ヤッホーのお兄さん」としてカッコいい大人な飲み方をするジン。
そんな「ジン」のニックネームの由来は「飲み会で『ジン』を飲み過ぎてしまった」というエピソードから来ているとか。テニスサークルの代表として、色々な飲み会の幹事もしていたみたいです。
KARA(東京ジャケッツ)
今は東京のオシャレBARで飲んでいるKARA。
そんなKARAは大学時代は軟式野球サークルで毎週飲み会。
むしろ飲み会こそがメインだと豪語していました。
今回のメンバーの中では、唯一の昭和生まれ。
<大学生代表>
かてぃ(大学3年生)
演劇サークルに所属しているかてぃ。
下北沢で実施された、店舗をまわる「スタンプラリー」企画でクラフトビールに出会ってから、クラフトビールにハマることに。
ぽすぽす(大学3年生)
ぽすぽすの名前の由来は、「かえる」が嫌いで生物の教科書を「ポス」トイットで隠していたことから。
初めて飲んだお酒は、二十歳になったばかりに飲んだおばあちゃんが漬けてくれた梅酒。
「大学時代」はどんな飲み会だった?
今日は現役大学生と、大学はとっくに卒業してしまったヤッホーの社員で、お互いの大学生の時の飲み会について語り合い、どんな風に変わってきているのかを考えてみたいと思います!
全員:
よろしくお願いします~!
それでは、ヤッホーチームから聞いてみましょうか。
ちょっと昔のことになっちゃいますけど、大学時代の飲み会ってどんな感じでした?
私は軟式野球サークルに入ってたんですけど、基本は「ヤジ係」でしたね(笑)
飲み会は週一回はやってて、基本は朝まで飲んでたな~。
大学の近くの高尾や八王子で飲むんだけど、わざわざ両国の方にある実家に一回帰ってから、また飲みに行ってたぐらい飲み会が大好きだった(笑)
やばいですね・・・(笑)
当時はそれが普通だったからね(笑)
大体14〜15人で飲んでたんだけど、飲み会の場所決める時は、「飲み放題ついてる?」って必ず聞いてたな~。当時は、飲み放題は別でつけないといけなくて、コースとセットになっていないお店が多かったんだよね。
今でこそ、どこの店にも安い飲み放題があるけど。
そうそう、横長の座席が多くて、ドリンクは廊下側にどんっと置かれるから、座席の奥側までお酒を届けるために、皆で回し飲みしたりもしてたな。
今のKARAからは想像できないですね。
基本的に飲み会は「盛り上がれそうなお店」を選んでましたね。
飲み会ではやっぱりワイワイ盛り上がりたかったので。
でも、楽しくてたくさん飲んじゃうから、必ずだれか具合悪くなる人が出て来るんだよね。
わざわざ「盛り上がれそうなお店」を選ぶっていうのがやばいですね・・・。
「本当にこのままでいいのかな?」っていう思いは当時からあったんだけどね。
僕もいわゆる「飲みサー」で毎週飲んでましたね。
多い時は100人ぐらいで飲んでました。
だからジンとKARAの言ってることはよく分かります(笑)
すでに温度差を感じてはいますが(笑)、逆に大学生のお二人はどんな飲み会をしているんですか?
私は「コール」みたいなのは本当に嫌で・・・。
ジンは「盛り上がれそうなお店」を選んでるっていってましたけど、逆に静かなお店を選んでますね。
大人数の飲み会は苦手なので、多くても8人ぐらいの飲み会です。
ちょっと気になったんだけど、そうした静かな飲み会で「心の距離」って縮まったりするのかな?
確かにそれは気になりますね。
当時の僕たちは酔って盛り上がることによって、「心の距離」を縮めているみたいなところがあったから。
うんうん。
私の場合は酔わなくても、ちゃんと話したいことや本音を言えるようにすることを意識しています。
私のサークルも、もともとは大人数で、飲み放題でワイワイ盛り上がるような飲み会だったんですよ。
場所も、いつも同じ居酒屋で。
私が幹事だったときにそれを変えてみたんです。
ご飯が美味しくて、ソフトドリンクも充実してるところにしたんですよね。
今までのお店の雰囲気とはがらっと変えたんですけど、場所を変えたことによる不満って特に無くて。
皆、楽しそうに喋っていました。
飲み会の場所っていうのも、もしかしたら皆なあなあに決めてるのかなって思いました。
「心の距離」を縮めるのに、必ずしも「盛り上がれる居酒屋」である必要はないのかなと思いましたね。
いや~、結構違うんだね!
「盛り上がれる飲み会」も一体感みたいなのは感じられてたからその意味では良かったのかもしれないけど、確かに「心の距離」を縮めるためには、ぽすぽすやかてぃがやっている飲み会でも良いのは確かだね。
現に、社会人になってからはそうだしね(笑)
今と昔で「飲み会の価値観」が変わったのはなぜだろう
もちろん、かてぃやぽすぽすのような飲み会をしている大学生が全てじゃないとは思うんだけど、やっぱり今の大学生と昔の僕たちでは、「飲み会の価値観」が変わっている気がするんですよね。
これって何でなんですかね。
一つあるのは、やっぱり大学側の規制強化とかメーカー側が適正飲酒の啓発に力を入れ始めたことかと思いますね。
昔は大学構内でもお酒飲んでも良かったけど、途中からダメになったりしたしね。
飲酒事故が大きく取り上げられたのが契機になった感はありますね。
お酒についてはたぶん昔より厳しくなっていると思います。
飲み会の様子をSNSにあげるのはダメって言われてたり、入学してすぐに「お酒との付き合い方」みたいなレクチャーも受けました。
あとはパッチテストを受けたりとか。
へぇ~、そんなに厳しくなっているんですね。
学園祭の打ち上げの場所とかってどうしてるの?
某アメリカンなピザ食べ放題の店とかですね。未成年の子もいるので、もちろんノンアルです。
え~!そうなんだ。おとなしめというか。
他にも、価値観が変わった理由ってあるのかな?
お酒に呑まれている人がカッコ悪いっていうイメージは大学入学当初から持っていました。
今ってニュースやSNSでお酒でつぶれている人の写真や映像がすぐに広まるじゃないですか。
ああいうのを入学前から見ていたので、「こういうふうにはなりたくないな・・・」というのは強くありましたね。
お酒でつぶれちゃうのが嫌って思いが強いんだね。
自分なんか、つぶれちゃったお酒をニックネームにしているぐらいだけど(笑)
本当に嫌ですね。私は飲み過ぎないようにタイマーを設定して飲んでいます。
杯数で制限かけると気持ちよく飲めないので、時間で制限しています。
それはすごいな・・・(笑)
ご飯会の延長で飲み会をやっている感じかなと思います。
でも、少人数なら分かるけど大人数で飲むときは飲みすぎない?
それはないですね。むしろ抑え気味です。
・・・。
「飲み会の価値観」が変わったことについてはいくつか理由が見えてきましたね。
一つ目は、飲酒事故を契機に大学の規制が強化されたことなどの環境の変化。
二つ目は、SNSでお酒に飲まれている映像が広く出回るなど、お酒を飲み始める前から「お酒でつぶれちゃうってダサい」というイメージが沁みついていること。
三つ目は、ご飯やお酒をしっかり楽しみたい、会話も楽しみたい、という思いが強いこと。
言い換えると、飲み会をしっかりと目的をもって楽しんでいるって感じですかね。
私たちの時代の飲み会もそれはそれで楽しかったですけどね。
どっちの飲み会がいい悪いっていうのではないと思いますね。
もちろん、適正飲酒が大事っていうのはその通りだと思います(笑)
そうですね。盛り上がって飲むのが好きな人も、私たちのような人も、どちらも飲み会が楽しめるようになれればいいなと思います。
現時点では、私たちが理想とする飲み会をするための選択肢がちょっと少ないな、と感じているので、今回の「飲み会成人式」を通して、是非その選択肢を広げていきたいです!
全員:
本当にその通りだね!「飲み会成人式」を盛り上げていきましょう!
次回は1月中旬に開催レポートを掲載予定です。
お楽しみに!