
黒ビールは煮込み料理にも大活躍!「豚ロース肉の黒ビール煮込み」
寒くなると、濃厚な味わいの「黒ビール」が飲みたくなりますね。でも黒ビールってじつは、飲んでおいしいだけではなく、お料理の味わいをアップさせたり、お肉をやわらかくする効果もあるんです!
今回は長野県にあるスーパー「ツルヤ」のプライベートブランド「信州高原地ビール ブラック」を使って、ほろりと崩れるほどやわらかい豚肩ロース肉の煮込み料理を作ります。
ツルヤ (正式名称:スーパーマーケット TSURUYA ツルヤ)は、長野県を中心に34店舗を展開する地域密着型のスーパーで、特に「ツルヤオリジナル」商品には、その品質の良さから多くのファンがいることで有名です。「信州高原地ビール」シリーズはツルヤプライベートブランドで、現在3種類のラインナップがあり、ツルヤ全店で販売しています。
でも「信州高原地ビール ブラック」以外の黒ビールでも、おいしくつくれます。ぜひつくってみてくださいね!
わたしはスパイシーな味付けが好きなので、お肉の下味に「ミックススパイス」をたくさん使っています。黒ビールは味の濃いお料理にも負けないし、スパイスとも合うんですよ!
でもスパイスが苦手な方やお子さまには、「ミックススパイス」を使わずに、トマトペーストやトマトピューレを加えて煮込むと、旨味が増してまろやかに仕上がりますよ。ぜひお試しください。
また野菜はお好きなものを追加していただいても美味しくできます。
材料(3人分)

- 豚肩ロース肉ブロック:600g
- 玉ねぎ:2個
- 人参:1本
- ブラウンマッシュルーム:4個
- セロリ:1/2本
- ニンニク:2片
- ローズマリー:一握り
- ローリエ:2枚
- 黒ビール:350ml
- 塩・胡椒:適量
- スパイスミックス:好きなだけ(苦手な方は入れなくてもOK)
つくりかた
1.材料を切る


豚肩ロース肉はブロックのまま、お好みのスパイスミックスと塩・胡椒を肉に擦りこみ、冷蔵庫で一晩寝かし、大きめにカット。
ニンニクをみじん切りにする。
煮込む野菜は好きなものを入れてOK。大きめにカット。
黒ビールは常温に置いておく。
2.煮込む

ニンニクをオリーブオイルでじっくりと炒める。
肉を入れて焼き色がつくまで炒める。
さらにニンジンや玉ねぎなどの野菜と香草類を入れ、黒ビール1缶(350ml)を投入。
沸騰したら弱火で30分以上煮込む。
香草類を取り出し、塩胡椒で味を整えて出来上がり
※ビールを使うため圧力鍋で煮込むのはNGです。弱火でコトコト煮込んでくださいね!
調理のワインポイント
黒ビールのコクとスパイシーさが苦さがベストマッチ!大人の味わいに。
カレーを作る要領で、水の代わりに黒ビールを使っただけの簡単料理。コンソメなども入れません。でも黒ビールのコクとスパイスミックスで、複雑な大人の味わいになります。お肉に下味をつけておけば、キャンプでも作れますよ。ぜひお試しくださいね!