軽井沢発地市庭で聞いた、今が旬の「霧下野菜」を使ったビールのおつまみレシピ3選
みなさん、こんにちは!よなよなスタッフの「ともとも」です。
軽井沢では、まだまだ高原野菜がおいしい季節。雄大な浅間山の麓に、農家さんが丹精込めた畑が広がる風景は、軽井沢の夏の風物詩です。
軽井沢といえば「別荘地」のイメージが強くありますが、高原野菜の栽培が始まったのは明治時代のこと。別荘に住んでいた外国人向けにキャベツを栽培したのがはじまりで、軽井沢南地区では広大な畑が広がっています。今ではキャベツだけではなく、たくさんの種類の高原野菜が作られているんですよ。
今回は、軽井沢産高原野菜のおすすめと、農家さんならではの美味しい食べ方をご紹介。また、ビールに合う農家さん直伝レシピもお伝えします。ぜひ作ってみてくださいね!
軽井沢で旬の夏野菜を買うなら、軽井沢発地市庭へ!
とにかく新鮮な軽井沢産の高原野菜を買うならここ!
軽井沢発地市庭(かるいざわ・ほっちいちば)です!
軽井沢発地市庭は、2016年にオープンした、軽井沢町の農産物等の直売所です。地域の活性化や、軽井沢の食文化の発信などを目的に開業しました。
登録されている農家さんは約200人。毎日獲れたての新鮮な野菜を、農家さん自らが売り場に並べています。また軽井沢産の新鮮な野菜や果物だけでなく、加工品やお土産も手に入れることができますよ。
軽井沢産の野菜は「霧下野菜」と名付けられ、現在はブランド野菜として親しまれています。軽井沢は標高約1,000mの高原に位置し、寒さが厳しいので、収穫時期が限られます。しかし夏は、湿度が高く霧の発生が多いため、野菜の表面が潤い、やわらかくて甘みのある美味しい野菜ができるのです。
9月までは収穫の最盛期。発地市庭オープン時間の朝9時には、近隣の別荘族の方々や、観光客で大盛況。お昼までには野菜はほぼ売り切れてしまうという人気ぶり。
発地市庭の店内には、ビール売場もあります。直売所らしい、ほっこりする売場は、よなよなスタッフ手づくり。発地市庭にお立ち寄りの際には、ぜひのぞいてみてくださいね!
さて次の章では、軽井沢発地市庭で「人気の霧下野菜ベスト3」と、ビールに合う「農家さん直伝のレシピ」をご紹介します。
軽井沢発地市庭で人気の「霧下野菜ベスト3」を教えます!
発地市庭のスタッフさんに教えていただいた、軽井沢産の本当に美味しい、人気の「霧下野菜ベスト3」をみなさんにお伝えします。さらに、その野菜を使った「農家さん直伝のおつまみレシピ」を伺ってきました。暑くて食欲のない時にも元気が出るレシピです。ぜひ作ってみてくださいね!
霧下野菜人気No.1!高原野菜の代表・キャベツ(収穫時期:6月~9月)
軽井沢のキャベツは、標高差や温度差の恩恵を受けて、食感がやわらか。とにかくみずみずしくて、自然な甘みを感じます。美味しい食べ方を農家さんに伺ったところ、「そりゃあ、『生』で食べるのが一番美味しいよ!」とのこと。そこで農家さんに伺った、簡単で美味しい「直伝のレシピ」をご紹介します。
農家さん直伝の美味しい食べ方:アツアツごま油のキャベツサラダ
- 1. キャベツを千切りにして(芯も千切りに)、塩昆布と混ぜる。
- 2. 1をお皿に盛り、上から熱したごま油を回しかけて、できあがり。
この食べ方、見た目はシンプルですが、本当に美味しいです!!熱したごま油の香ばしい香りや、ごま油をかけたときの「チリチリ」という音。塩昆布とキャベツの組み合わせも最高~!五感を刺激して、食欲をそそります。暑さで食欲のない時にもおすすめ。
ビールは、ごま油の香りに負けない「
クラフトザウルス ペールエール
」を合わせてみてくださいね。
霧下野菜人気No.2!朝どれレタス(収穫時期:6月~9月)
収穫したばかりのレタスは、カットした切り口の色が真っ白。色で鮮度が分かります。また新鮮なレタスは、かぶりついた時の食感や、香りが全然違います。「レタスってこういう香りがするんだ」と、感動する美味しさですよ!
その新鮮なレタスを使った、「農家さん直伝のレシピ」を教えていただきました。レタスというと生食するイメージですが、火を通しても美味しいです。地元では「味噌汁」にしたり、「しゃぶしゃぶ」にすることも。
農家さん直伝の美味しい食べ方:レタス素麺
- 1. レタス1/2玉を千切りにする。
- 2. 素麺を茹で、氷水で冷やして1と混ぜ、器に盛り付ける。
- 3. フライパンで、ナスをひと口大に切り、油で炒めておく。
- 4. 2に3とトマト・ツナをのせ、オリーブオイルと麺つゆをかけて、大葉の千切りをのせれば出来上がり!
レタスの千切りを素麺と混ぜることで、見た目が涼やか。また少し時間がたっても、レタスの水分のおかげで、素麺がくっつきづらいという効果も。
ビールは、「クラフトザウルス ペールエール」を合わせて、休日のランチにいかがでしょう。
霧下野菜人気No.3!朝どれとうもろこし(収穫時期:7月~9月上旬)
売り場に並んでいる朝獲れのとうもろこしは、甘さがちがいます。ひと口かじると飛び込んでくる、獲れたての青々しい香りと、粒がはじける食感、ジューシーな甘み。やみつきになること、まちがいなし!とうもろこしは、ヒゲが多くて茶褐色になっていて、ずっしりと重いものを選ぶのがいいそうですよ。
とうもろこしの最高においしい火の通し方を、農家さんに教えていただきました。このやり方は、一番美味しいポイントを逃さないのでおすすめです。そして皮を手早くむけて、散らばらないのがすごいところ。ぜひお試しを~!
農家さん直伝!とうもろこしの「基本の火の通し方」
- とうもろこしは皮はむかない!実の部分の下から1センチ辺り(一番太い部分)で切る。
- ラップはせずに、そのまま電子レンジで加熱。(茹でると栄養が流れてしまうので、電子レンジがおすすめ)
- 加熱していると、とうもろこしの粒が膨張してきて、切った部分からはみ出てくる。そのタイミングを見計らって加熱を止める。(1本で600Wの電子レンジでおよそ5~6分ぐらい。)
- 電子レンジから取り出し、ひげと皮の先の部分を持って振りながら引っ張ると、気持ちいいほど一気にむける。(やけどにご注意を。)
※熱いうちにラップを巻いておくと、粒の表面がツルツルに仕上がります!
基本の火の通し方を踏まえて、農家さん直伝の美味しい食べ方を教えていただきました。
農家さん直伝の美味しい食べ方①:焼きとうもろこし
- 1. 基本の火の通し方で調理したとうもろこしに、醤油を捌けで塗る。
- 2. 炭で焼く。
- 3. バターをのせて食べるのが、農家さんのおすすめ。
炭で焼いた香ばしい香りが、「クラフトザウルス ブラックIPA」にぴったり!またバターをのせたことで、とうもろこしの旨味がアップして、たまらない美味しさです。
農家さん直伝の美味しい食べ方②:とうもろこしの天ぷら
- 1. 基本の火の通し方で調理したとうもろこしを、3等分ぐらいの輪切りにして立て、包丁で実をこそげとる。(なるべくブロックになるように)
- 2. 1をブロックのまま、天ぷら衣にくぐらせて揚げる。とうもろこしの「ひげ」は、素揚げにするのもおすすめ。
- 3. 1でバラバラになってしまったとうもろこしは、ひげと一緒に「かき揚げ」にしてみてくださいね。
とうもろこしは、バラさずにブロックのままで天ぷらにすると、とうもろこしのみずみずしさや甘さをより強く味わえます。また、とうもろこしの「ひげ」(とうもろこしの雌しべ)は、素揚げにすればおつまみに。旬のとうもろこしを丸ごと、どちらもぜひ「塩」で召し上がれ。
これは「クラフトザウルス ブリュットIPA」と相性バッチリ!
夏の軽井沢にお越しの際は、ぜひ発地市庭へ行ってみてくださいね!
今回は、新鮮な軽井沢産の「霧下野菜」とクラフトビールの楽しみ方をお伝えしました。農家さん直伝のレシピを「軽井沢ビール クラフトザウルス」と合わせて、軽井沢ならではの美味しい夏を満喫してくださいね!
それではまた~
(おわり)
取材協力:軽井沢発地市庭
住所:長野県北佐久郡軽井沢町発地2564−1
電話番号:0267-45-0037
営業時間:9:00~17:00
駐車場:147台
ホームページ:
http://karuizawa.hotchi-ichiba.com/index.html