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ビールに合う料理って?「ペアリング」のコツ、ブルワー(ビール醸造家)が伝授します!

ビールに合う料理って?「ペアリング」のコツ、ブルワー(ビール醸造家)が伝授します!

「ペアリング」とは、ビールと料理の相性のこと。

実は、ビールには「ビアスタイル」ごとに合う料理があります。
ペアリングのルールを意識しながらビールと料理を合わせると、ぐっと美味しく、さらに楽しく飲めちゃうんです。

この記事では、ビールのペアリングの基礎を3つご紹介します!
家でも外でももっとビールを楽しむために、ビールに合う料理を見付けるコツ、ちょっぴり学んでみませんか?

ビールのペアリングとは?

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ワイン好きの人であれば、「ずっしりした肉料理なら赤ワイン」「さっぱりとした魚料理なら白ワイン」と聞いたことがあると思います。このように、お酒と料理の相性を考えながら食事を楽しむことを「ペアリング」といいます。

そして、ビールのペアリングもワインと似て「味わいの軽いものには軽いビール」「濃いものに濃いビール」といったように、鉄板の組み合わせがいくつかあるのです!

意外と簡単!ペアリングのお作法

その1.色を合わせる

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ビールの色の濃さに合わせて、料理も同じような色合いにするのがおすすめです。 ビールの色は、基本的にモルトの焙燥の度合いで決まります。

例.
・黒いビール:黒くなるまで焙燥されたモルト
・褐色のビール:やや焙燥されたモルト
・色の淡いビール:あまり焙燥されていないモルト

焙燥されたモルトを使用しているビールは、ロースト香が際立つため、焦げ感のある料理と合うのです!なので黒いビールにはしっかり焼き色を付けたお肉、淡い色のビールにはライトで薄味の白身魚などを合わせると相性がいいですよ◎

例.
✔ よなよなエール(琥珀色)×照り焼きチキン
✔ 水曜日のネコ(白色)×白身魚のカルパッチョ
✔ 東京ブラック(黒色)×ビーフシチュー

その2.味の特徴で合わせる


ビールと料理には五味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)があり、それぞれの味にはお互いを引き立て合ったり、抑えたりするはたらきがあります。

同じ味で合わせる

同じ味を合わせると、その味がより強められる「相乗効果」が生まれます。たとえば、昆布出汁(うま味)とカツオ出汁(うま味)を合わせて出汁をとると、うま味がより強まり美味しい出汁となることが知られています。

例.
✔ 水曜日のネコ(酸味)×柑橘類スイーツ(酸味)
✔ 東京ブラック(甘味)×バニラアイス(甘味)

味を対比させる

異なる味を合わせると、一方の味が強められる「対比効果」が起きます。代表的なのは、スイカ(甘味)+塩(塩味)を合わせると、スイカの甘味をより強く感じることが知られています。

また異なる味を合わせると、一方の味が弱められる「抑制効果」も起きます。代表的なのは、コーヒー(苦味)に砂糖(甘味)を加えると、コーヒーの苦味を感じにくくなり飲みやすくなることが知られています。

例.
✔ 水曜日のネコ(甘味)×フライドポテト(塩味)
→ポテトの塩気が、水曜日のネコの甘味をより引き立てる
✔ インドの青鬼(苦味)×チョコチップクッキー(甘味)
→チョコチップクッキーのどっしりした甘味が、インドの青鬼の苦味を抑える

その3.国で合わせる


発祥国の同じビールと料理なら大体合います。だって、その土地で「美味しい」と思うビールをつくり、その土地で「美味しい」と思う料理を生んだのだから。なので、このビールがどこの国や地域でうまれたのか?を意識してペアリングを考えるのも一つの手ですよ◎

例.
✔ ベルジャンホワイト(水曜日のネコ)×ムール貝のビール蒸し
✔ ポーター(東京ブラック)×ローストビーフ
✔ アメリカンペールエール(よなよなエール)×ハンバーガー

いかがでしたか?明日からレッツトライ!

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意外と簡単だと思いませんか?

1)色で合わせる
2)味を合わせる
3)国を合わせる

この三つを抑えればきっとビールと過ごす日常がもっと楽しくなるはずです!
ぜひ、試してみてくださいね。

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