「クラフトビール×アウトドア」の良さを広める、ヤッホーブルーイング公式部活動「よなよなアウトドア部」！部長のいっくんと申します。
今回のよなよなアウトドア部のテーマは「キャンプ」！

人気のキャンプ場「 北軽井沢スウィートグラス 」さんにお邪魔して、キャンプのイロハを教えてもらってきました！

前回は「今さら聞けない、正しいテント&タープの張り方」 をご紹介しましたが、今回は「簡単かつ美味しいキャンプ飯の作り方」をご紹介！
あまり料理が得意ではない方でも作りやすい4品ですので、是非次のキャンプでトライしてみてください！クラフトビールとの相性も、バッチリです…！！

教えてくれるのは、前回に引き続きこの方！

では、早速行きましょう！

レシピ①キャンプ初心者も手軽に楽しめる！「燻製」

手軽に作れるキャンプ飯の定番といえばコチラ、「燻製」です！
今回教わったのは、木を細かくカットしたウッドチップを熱して煙を出し、食材を燻すだけの「熱燻」という手軽なやり方。

使うのは、煙を中に溜める役割を持つ「スモーカー」と

ウッドチップ（木を細かいチップ状にしたもの）だけ！

後は、燻製にしてみたいお好みの食材を用意すればOKです！
（注：水気の多い食材はそのままスモークすると煙が水分と絡み合い、酸味やえぐ味に変わります。スモークする前にしっかり感想させましょう。）

まず、スモーカーの底にアルミホイルを敷いて、その上にウッドチップを2掴み程度乗せます。

こうしておくと、ウッドチップの焦げなどがスモーカーの底にこびりつかないので、後片付けが楽になります。

燻製をやるときに燻製中に食材から出た油分がウッドチップに当たって、雑味や酸味が出てしまうことがあるんですけど、何か対策方法はありますかね？

そういう時は、チップの上にさらにアルミホイルを乗せてあげることで油受けになり、チップの焦げやすさを防ぐことが出来ます。

おおー！

その後、ウッドチップの上に網を置いて、好きな食材を並べていきます。

最後に蓋をかぶせて、準備は完了です！

燻製（熱燻）をするときの、ベストな火加減は？

燻製するときって火加減をどうしたらいいかいつも迷うんですけど、どれくらいが良いんですかね？

そうですね、おすすめの方法は「煙が出てくるまでは中～強火、煙が出始めたら弱火」です。これだと簡単で覚えやすいでしょ？

確かに！

煙が出るまでは中～強火でも良いのですが、出始めたら弱火くらいでゆったり燻してあげるのが良いと思います。なので初心者の方が燻製をするときは焚き火ではなく、ガスコンロなどで行う方が簡単ですね。

この調子でドンドンキャンプ飯を作っていきましょう！

レシピ②簡単で美味しいメニューの代名詞！「アヒージョ」

もはやアウトドア料理の定番と言っても良いくらいに流行っているのが「アヒージョ」！ニンニクで香りづけをしたオリーブオイルで好みの食材を煮るだけのお手軽メニューです。

まず、小鍋にオリーブオイルを入れて…

↑「普通の鍋などでも良いんですが、たこ焼き器で作ると美味しいんです！（ぐるぐる）」とのことで、今回はたこ焼き器を使ってアヒージョを作ります。

温まってきたら、ニンニク（チューブでもOK）を投入。
香りが立ってきたら好みの食材を入れて、塩胡椒をして、ぐつぐつするまで煮ていきます。

今回はコンビニなどでも手軽に購入できる「シーフードミックス」と「千切りキャベツ」を投入です。
ぐるぐる曰く、「キャベツをアヒージョに入れるとウマい！」らしいので、仕上がりが楽しみです！

レシピ③“映え”も狙える！？「ベーカマキムチ」

カマンベールチーズのベーコン巻・キムチ炒めこと「ベーカマキムチ」！文字だけで色々な意味の「パワー」を感じるこのメニューは、インスタ映えも狙える一品！且つ簡単に作ることができるそう！

まず、キムチをごま油で炒めまして…

次に、カマンベールチーズを、ベーコンで巻いていきます。

こんな感じで巻いたら、

外れないよう、真ん中に串を刺して、

キムチの中に投入じゃーい！

背徳的な香りがします。

ここに塩コショウを振って、蓋をしてチーズがトロっとしたら完成です。

完成までもう少し！
その間に、もう一品作っちゃいます。

レシピ④朝ごはんにもピッタリな「ホットサンド」

ラストはパンで具材を挟んで焼き上げる「ホットサンド」！

この「ホットサンドメーカー」という器具でパンと好きな食材をプレスして焼き上げます。テントに泊まった翌朝にも、サッと作ることのできるメニューです。

パンにマーガリンを塗って、

その上に好きな食材を乗せたら…（今日はパストラミハム、千切りキャベツ、マヨネーズ）

ギュッ！と挟んで焼いていきます！

ホットサンドを作るときは、具材を「あれ、こんなに乗せちゃって挟まるかな…」というくらい盛るのもポイント。意外と挟めてしまうものなので、好きな具をこれでもか！と乗せて焼きましょう！

時々裏返して、焼き目が付いているかどうかを確認しながら焼き上げていきます。弱火でじっくり焼くのがポイント！

ついに料理が完成！クラフトビールとの相性は…！

これまで作ってきたキャンプ飯、すべてが出来上がりました！
クラフトビールとの相性をそれぞれ確かめていきましょう…！ではでは、

乾杯！

※撮影に同行していたスタッフ「らう」も、食事に参加します。腹ペコだったので。

まずは、燻製です！

＜スタッフコメント＞

安定の美味しさ…！ビールは「東京ブラック」が相性ピッタリです。燻製香とロースト麦芽の風味が合わさって、最高。

※東京ブラックは2023年3月製造分をもって終売しております。

燻製って難しいイメージだったけど、思ったより簡単だし、ひと手間加えるだけでこんなに美味しくなるなんて…！やらなきゃ損ですね！

＜ぐるぐるのワンポイント＞

今回燻製に使用したウッドチップは「ヒッコリー」。オールジャンルに使いやすいので、自分はよくヒッコリーを使っています。他には「ウイスキーオーク」という材なんかもあります。その名の通りウイスキー樽をチップにしたもので、ほんのりウイスキー香が付き大人向けに仕上がります。チップの素材によって風味も変わるので、好きなものを探してみるのも良いかも！

お次はアヒージョ、なのですが…

あっという間に食べきってしまったので、写真を撮っていませんでした。申し訳ありません。
ちなみに食べているときは、

こんな感じでした。キャベツから甘味がじゅわっと出てきて、美味しかった…！

＜スタッフコメント＞

今回はシーフードでアヒージョを作ったので「水曜日のネコ」が合うかな…と思っていたけど、ニンニクの風味が強いので意外と他のビールが合うかも！一緒に飲むなら「インドの青鬼」とかでも良いかもしれません。

＜ぐるぐるのワンポイント＞

ヒージョというと、海老や牡蠣・キノコなどを入れるのが定番ですが、今回のようにキャベツなどの葉野菜を入れても美味しいんです。是非お試しください！
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お次は出来上がりが楽しみな「ベーカマキムチ」！
お鍋の中はどうなっているのでしょうか？

あっちゃ～！！！

あちゃちゃ～！！！

よな里スタッフ大興奮！
ここに言葉はいりません。見るからに美味しそう！！！

＜スタッフコメント＞

キムチ・チーズ・ベーコン、そしてごま油と、パワーが有り余る一品です！味の強い具材で作っているので、これにはパンチの効いた「インドの青鬼」がピッタリですね…！あと、無性に白ご飯が食べたくなりました。

＜ぐるぐるのワンポイント＞

「カマンベールチーズを丸ごと使う」のは最近流行っているキャンプ飯の作り方の一つです。見た目にインパクトがある・味も良い・簡単に作れる、ということで人気がありますね。カマンベールチーズのレシピは他にもあるので、検索してみても面白いかも！
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最後は「ホットサンド」！

＜スタッフコメント＞

美味しい…！今回はさっぱり目の具を挟みましたが、ローストビーフとかソーセージとかを挟んで焼けば、もっとビールに合いそう！

＜ぐるぐるのワンポイント＞

キャンプで少し余ってしまった食材なども、ホットサンドにしてしまえば美味しく食べられます。ちょっと多く買いすぎた玉ねぎとか、少し余ったカレーの中身とか…。簡単なので、是非お試しください！
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美味しいキャンプ飯とクラフトビールで楽しいキャンプを！

今回は「簡単に作れて美味しいキャンプ飯」をご紹介しました。

私がクラフトビールとアウトドアの相性が良い！と信じている理由の一つに「味の強いアウトドア料理に負けない味わいがクラフトビールにはあるから」というものがあるのですが、今回の取材・実食を通してそれがより実感できました。

普段より少しだけ不便な環境で、工夫をしながら作り上げるキャンプ飯の美味しさは、それだけでアウトドアが好きになるほど素晴らしいもの！

そんなシーンにクラフトビールがあったらいいな…という思いで、今後も「よなよなアウトドア部」は続けていきますので、よろしくお願いいたします！

2回連続でお世話になった「北軽井沢スウィートグラス」さんでの「キャンプ」の取材はこれにて終了。是非テントやタープを立てるとき、「次のキャンプで何食べようかな？」という時にお役に立てれば幸いです。

これから本格的なアウトドアシーズンインですね。
皆さま、是非素敵なアウトドアライフを！

それではまたー！

（おわり）