御代田醸造所誕生と私たちが描く未来

御代田醸造所誕生と私たちが描く未来

ヤッホーブルーイングの新拠点が誕生しました

全国のクラフトビールファンのみなさま、御代田町のみなさま、こんにちは!ブルワー(ビール職人)のまたきちです。

この度、長野県御代田町に、ヤッホーブルーイングの新拠点「御代田醸造所」が誕生しました(醸造所とオフィスから成ります)。この記事では、皆様に御代田醸造所の設備をご紹介。また、私たちがビールづくりにかける思いについてお伝えします。

(そもそもヤッホーブルーイングってどんな会社?オフィスの様子はどんな感じ?という方はこちらの記事をご覧ください)

ビールづくりはおもしろい

いろんな種類の麦芽とホップ

みなさん、ビールはどのように作られているかご存知ですか?

ビールは「麦芽」「ホップ」「水」「酵母」を基本の原料としてつくられます。時には副原料として、フルーツや糖、かつおぶしを加えてみたり。さらに、発酵の温度や時間、ビールにかけるタンク内の圧力……などなど、ビールをつくりあげるレシピには無限の組み合わせがあります。

私たちブルワーは、その組み合わせを考えながら、まずはビールのコンセプトイメージを作り、見た目の色、香り、口に含んだときの食感、のどごし、飲んだ後の香りや爽快感などをレシピ設計します。

が、簡単にはいきません。。。。

自由な発想で生み出したビールをみなさまにお届けするためには、研究開発を繰り返す必要があります。

そこで、新製品の開発や新しい製法のテストなどを活用するべく、御代田町に「研究開発拠点」をつくりました。より高頻度で、様々なビールの試験研究・開発ができる拠点として、今月(2020年9月)から稼働をはじめます!

御代田醸造所設備をご紹介

では御代田醸造所内設備を一部ご紹介します。
仕込釜(ビールのつくり始めに使うタンク)と、発酵タンク(その後ビールを飲めるまで発酵・熟成させていくタンク)が所狭しと並んでいます。

こちらの設備で1回醸造仕込みを行うと、作れるビールの量は約600L、缶にすると大体1,600本分です。佐久醸造所にある設備で1回の醸造仕込みを行うと、その量は10,000Lにも及びます。相対的にだいぶ小規模な設備を導入しました。だからこそ躊躇せず、挑戦的なビールがつくれるのです。

醸造所で私たちが描く未来

現在は見学・直売等を実施していませんが、ゆくゆくは実現できればと考えています。
そして……いつかは醸造所の横にビールバーを併設したいと企んでおります。

ここからはブルワーである僕の夢ですが……。

浅間山と御代田醸造所を眺めながら、
           心地よい風を浴びながら、
              タンク直送の出来たてクラフトビールを飲んでいただいて……

そこでは地元産の野菜や果物のマルシェが開かれていて……

子どもたちがワイワイと広場(御代田醸造所前の広大な駐車場)で遊んでいて……

それを目にしつつ、大人たちは交友を深める……。

……長々と失礼しました。
でもこの夢を、いつかきっと実現させたいです。

繰り返しになりますが、現在は見学等をお受けすることが出来ません。
また、直売も実施していません。

実現できるようになったら、また「よなよなの里」やメルマガ、SNS等でお知らせさせていただきます。楽しみにお待ちください!

御代田醸造所にどうかご期待ください!

毎年たくさんのバラエティ豊かなビールを生み出す私たちにとって、ダイナミックな浅間山をバックに設立されたここ御代田醸造所は、つくり手の創造性を掻き立てビールへと具現化してくれる大事なパートナー。私たちヤッホーブルーイングにとって無くてはならない存在となっていくことは間違いありません。

今回、御代田町に醸造所を開設する事で、私たちはこれまで以上に研究開発を活発に行っていきたいと思っています。そして、将来的には出来立てのビールをこの場所で飲んでいただき、直接ご感想やご意見をいただきたいのです。よりよいクラフトビールとその周りに生まれる素晴らしいカルチャーを醸成することを目指していきます!

新しいアイディアの連鎖が御代田醸造所から生まれますように。

御代田町のみなさま、クラフトビールファンのみなさま、ヤッホーブルーイング御代田醸造所から生まれる新しいビール・新しい取り組みの数々を楽しみにしていて下さい!

※なお、10,000Lサイズの本製造設備は今後も佐久市に残り、「プロダクションブルワリー」として主力の缶ビールの製造に活躍していきます!

この記事を書いた人
またきち(又吉)

長野県御代田町在住、2児の父。沖縄県出身の元公務員ブルワー。夢は、家にビールサーバーを入れること、この世から渋滞を無くすこと。

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