下北沢「ビアバー うしとら」で遊び心溢れるクラフトビールを楽しもう
こんばんは、よなよな編集部のいっくんです。 「下北沢」というと真っ先に思い浮かぶのは、数々のライブハウス!学生時代の思い出です。 「よなよな飲める店」第6回は東京・下北沢の「ビアバー うしとら」をご紹介します!
(この記事は2020年3月13日に更新されました)
ヤッホーブルーイングのクラフトビールが飲めるお店を紹介する企画「よなよな飲める店」。
今回は東京・下北沢にある「ビアバー うしとら」を紹介します。
遊び心とビール愛が溢れる「ビアバー うしとら」
丑年の吉田さんと、寅年の寺崎さんの二人で始めたから、「うしとら」。
店名からもユーモアを感じる「ビアバー うしとら」は、東京・下北沢で2店舗営業しています。本日取材で伺ったのはその壱号店!2006年にオープンし、毎日30種類のビールを提供している、クラフトビールファンの間では有名なお店です。
ヤッホーブルーイングのビールではよなよなリアルエールと東京ブラックリアルエールの2種類を扱ってくれています。他の半分がゲストビール(定期的に入れ替わるビール)で、もう半分が自社醸造のビールだそう!
ポリシーは「本気でふざける」
今回取材に応じてくれたのは、代表の吉田さん。
「ビール造りは真面目に行って、ネーミングで遊び心を出すようにしています」とのこと。例えば…
「経口補酔液」→ゴーゼという、塩を使ったビール。某スポーツドリンクのような味わいに、レモンの爽やかな酸味をプラス。流行りの経口補水液をもじった。
「あ、まなつの果実」→真夏に提供した、甘夏を使ったフルーツビール。元ネタはサザンオールスターズの『真夏の果実』。
「濁ってないニューイングランドIPA」→ニューイングランドIPA(通常のIPAと違い、濁りがあるのが特徴のIPA)を作ろうとしたけど、濁らなかった。でも飲んでみたら美味しいので、お店に出すときはこの名前に。
…などなど、思わずクスっと笑ってしまうネーミング!
定番のビールというものを殆ど作らず、こういった新しいビールを1か月で約8種類、1年間で約100種類程開発しているといいます(スゴい…!)。
「IPAのような定番のスタイルはもちろんのこと、ちょっと個性的なスタイルや、海外の最新スタイルのビールの開発にも積極的にチャレンジしています」(吉田さん)
よなよなリアルエールへのこだわり
うしとらでは、開業当初からよなよなリアルエールを置いてくれています。
その理由について吉田さんは「だってハンドポンプを引いてよなよなリアルエールを注いでいるところ、かっこいいからね!」と笑いながら教えてくれました。
「よなよな飲める店」第2回で紹介したbarBar東京の佐藤さんのように、その様子を見ていたお客様と会話が生まれることも、良いなと思っているポイントだそう。
また、よなよなリアルエールをお客様に美味しく飲んでいただくために、あることをしているといいます。
「ハンドポンプのメンテナンスを自分たちでしています。常にお客様に美味しいものを提供するためには、自分たちでこまめに洗浄しなきゃ。」(吉田さん)
リアルエールを注ぐためのハンドポンプという装置は、かなーりパーツが多く、メンテナンスするのも一苦労なんです(ホントに)。なので通常はヤッホーの方に送ってもらい私たちでメンテナンスをするのですが…それを自分たちでやる、というのは凄いこだわり!!
いつ行っても美味しいビールが飲めるのには、こういった心遣いがあるからなんですね。
自家製の野菜を使ったメニューが人気!
自社醸造所の横の畑で育てている野菜を使ったメニューも人気だそう。
ビールの製造過程で排出されるモルト粕などを肥料として活用し、栽培する農業にも積極的に取り組んでいる吉田さん。人気メニューは「自家製じゃがいもポテチ」!すぐ売り切れてしまうんだとか!
知れば知るほどその魅力にハマってしまう「ビアバー うしとら」。
ビールについての色んなことを語れるお店なので、ビールについてもっと知りたい!という方はぜひ足を運んでみてくださいね。
それでは今回はこの辺で!
Cheers!
今回紹介したお店:ビアバー うしとら壱号店
ビアバー うしとら壱号店
東京都世田谷区代田6丁目3−27
下北沢駅から徒歩3分
TEL 03-3485-9090
営業時間
【ランチ】
11:30-16:00(土・日・祝)
【ディナー】
16:00-24:00(日~木)
16:00-26:00(金・土・祝前)