【第2回】ビールを飲んでALSを支援できる「Ales for ALS」賛同ビールが決定

【第2回】ビールを飲んでALSを支援できる「Ales for ALS」賛同ビールが決定

がみた

こんばんは、がみたです。 クラフトビールを通じてALSを支援する「よなよな for ALS」の活動第1弾!「Ales for ALS」の賛同ビールのビアスタイルが決定しました!

世界のクラフトブルワリーで展開される「Ales for ALS」

アメリカのクラフトブルワリーが中心になり展開されるAles for ALS
ヤッホーブルーイングは、2017年から毎年この活動に賛同し、日本で唯一限定ビールを醸造しています。

「Ales for ALS」に賛同して醸造されたクラフトビールは、1パイント(473ml)飲むごとに1ドルがアメリカのALS支援団体「ALS THERAPY DEVELOPMENT INSTITUTE(ALS TDI)」に寄付されることになっています。

「Ales for ALS」に参加すると、主催者であるアメリカのホップ農家さんから特別にブレンドされたホップが送られてきます。ブレンドホップの中身は、ホップ農家さんとアメリカの主要醸造所のブルワーらによって設計されています。

今年の限定醸造ビールのビアスタイルは・・・?!

みなさんにたくさん飲んでもらえるように、毎年様々なビアスタイルを醸造してきました。

2017年は当時流行していた最先端の「ニューイングランドIPA」。

2018年はシャンパンのようなキレのある「ブリュットIPA」。

2019年はどんなビアスタイルになるのか・・・!

今年のブレンドホップの香りに合うビアスタイルにすべく、アメリカからホップが届くのを首を長くして待っていました。

そしてついに!5月某日!
アメリカから!ホップが届いた~~~~!

2019年のスペシャルブレンドホップを前に、テンションが上がる僕。

さっそく、開けてみます。
これが今年のスペシャルブレンドホップです!

え!思ってたのと形が違う!

と思われた方もいるかもしれません。
ホップは乾燥させて成型し、使用しやすくした「ペレット」の状態で届くんです。
ペレット状態のほうが、体積も小さくてすみますし、製造工程においても利点が多いのです。

はい!では、さっそく嗅いでみます!

す~~~~~っと思いきり香りを堪能します。

これは!!!!めっちゃいい香り!!!!!!!!!

あ~~~~早くみなさまにも嗅がせてあげたい!!
パソコンやスマホの画面越しにこの香りを伝えることができたらどんなにいいか・・・

そんなふうに、僕をやきもきさせるくらい素敵な香りです。

2019年のブレンドホップの香りとは?

どうしてもみなさまに香りを伝えたかったので、僕の独断と偏見による香り解説を載せてみました。

そう・・・それはまるで、初夏の爽やかな風がふく植物園のよう。

たわわに実を結ぶ果物、そしてそれを彩る青々しい葉。
まるで、恵みの雨を全身に受けてきらめく、植物たちのような華やかな香り。

明るくはじけるトロピカルフルーツのような香りと、
力強く萌える新緑のような、グラッシーな香りが美しく融合しています。

表面の華やかな香りだけでなく、幾重にも重なる香りの奥行を感じることができます。

ホップを嗅いでいると、いつの間にかまわりが植物園になって、さぁーーっと爽やかな風がふきぬけていく。そんな風景が僕には見えたんです。(酔っ払っていません)

ちなみに2019年のブレンドホップの内訳はこちら。

世界中で幅広く使用されている「モザイク」と「シムコー」を軸に、まだ新しく名前がついていないHBCのホップ、最近話題のホップ「サブロー」も入っています!なんと全8種類!

パッションフルーツやマンゴーのような「フルーティな香り」を軸に、青々しい草を思わせる「グラッシーな香り」が彩ります。それらの香りの奥に、すこし土や木のような「ウッディ、アースィーな香り」が見え隠れする・・・。

そう・・・まさに、初夏の爽やかな風がふく植物園のよう。(異論は認めます)

今年のビアスタイルは「ウエストコーストIPA」に決定!

このままずっと嗅いでいたい。

素晴らしいブレンドホップを嗅ぎ続けながら、僕はどうすればこの香りを100%活かしたビールをつくれるのか、と頭を悩ませていました。

モルトの甘みが強すぎたり、酵母の個性が強すぎると、ホップの香りが負けてしまうかもしれない・・・。この香りを僕の手で殺すことはできない・・・一体どうすれば・・・。

このホップのブーケを、丸々ビールにすることはできないのか・・・

そこで思いついたのが「ウエストコーストIPA」です。

「ウエストコーストIPA」を直訳すると、西海岸のIPA。
インドの青鬼のようなアメリカンスタイルIPAを、さらに細かく分類したビアスタイルです。

「ウエストコーストIPA」はホップの香りがとても鮮烈で、ボディが軽め。飲みやすいのに、しっかりとホップを感じることができる、まさにうってつけ!のビアスタイルなんです。

次回は、実際に「ウエストコーストIPA for ALS」ができるまでをご紹介していきます!

ホップを楽しみながら、ALSの支援ができるビール「ウエストコーストIPA for ALS」。
世界ALSデーの6/21(金)から、公式ビアレストラン「よなよなビアワークス」で開栓します。

みなさま、ぜひ飲みに来てくださいね。

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がみた

新進気鋭の若手ブルワー。ビールとエレファントカシマシがすき。最近のブームは、醸造所の隅でホップを育てること。

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