【チーム“ビール”ディング】第1回:社会人のための飲み会平和化プロジェクトとは?

【チーム“ビール”ディング】第1回:社会人のための飲み会平和化プロジェクトとは?

ジン

こんばんは!チーム“ビール”ディング隊長、ジンです! 社会人のための飲み会平和化プロジェクト「チーム“ビール”ディング」について紹介いたします!

チーム“ビール”ディングとは?

社会人のための飲み会平和化プロジェクトとして、2018年8月に発足したプロジェクトです!
「先輩風壱号」や「無礼講ースター」などのプロダクト開発だけではなく、企業・団体向けにワークショップなども行っています。

チーム“ビール”ディングとは、「ビール」「チームビルディング」をかけ合わせた造語です。チームビルディングとは、「仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり」全般のことを指します。具体的にはコミュニケーションの量を増やしたり、質を高めることで、個々が発揮する能力が最大化され、チーム力がアップするといわれています。

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ヤッホーブルーイングは、若者の飲み会離れ、会社の飲み会におけるパワハラなど・・・
日本社会が直面する職場の飲み会に関する問題意識を肌で感じていました。
そこで、実態を調査するべく全国のビジネスパーソン800人にインターネットで飲み会実態調査をしたところ、興味深い結果が浮き彫りとなりました。

全国の800人のビジネスパーソンに聞いた!飲み会実態調査!

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こちらの図は、800人のビジネスパーソンに「上司の立場」「部下の立場」それぞれの立場に立った時に感じる飲み会の会話量の占有率について聞いた結果です。
「上司の立場」の時は、会話量は五分五分と感じている一方で、「部下の立場」に立つと上司の方がたくさん話していると感じることが分かりました。
つまり、「上司の立場」に立つと、自分が思っているよりも話しすぎているということが分かりました。

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飲み会での部下との付き合い方に関して、上司の立場で聞いたところ、意外にも上司の立場に立つと、職場の飲み会という場で部下たちの気遣い・気配りをしていることが明らかになりました。上司の方々は“先輩風”を吹かせて飲んでいるのかと思いきや、上司の方々にも悩みはあるようです。

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一方で部下に対して、飲み会の席で上司と対等に話せると「より楽しくなる」と思うかと聞くと、7割以上が「そう思う」と強く同意しています。
会社の飲み会を、もっと楽しくするためには、上司と部下の関係値を取り払い、対等に話せるフラットな環境づくりが重要であることが判明しました。

なぜチーム“ビール”ディングなのか

わたしたちがつくっているクラフトビールは、ビアスタイルによってビールの色、香り、味が全く異なり多種多様で個性的です。例えば、苦味が少なくまろやかな味わいのベルジャンホワイト、苦味と香りが特徴的なIPA(インディアペールエール)、ローストした麦芽を使用したポーターなどなど。「自分にあった好きなスタイルでビールを飲めばいい!」クラフトビールの世界ではそんな自由な飲み会文化が根付いています。
自由な飲み会文化が根付くクラフトビールをつくるわたしたちだからこそ、日本の職場の飲み会が抱える問題をユーモアをもって解決できないかと考えました。

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そこで、わたしたちは2つのプロダクトを開発しました!

①先輩風をAIで可視化することで、ユーモラスに啓発するマシン「先輩風壱号」!
②質の高い雑談を生むことで真の無礼講を実現する「無礼講ースター」!

これらのプロダクトを世の中に広め、チーム“ビール”ディングの活動をしてきました。
プロダクトの紹介とワークショップの紹介を連載でお伝えしていきますので、お楽しみに!

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