
よなよなエールのキャッチフレーズを書こう【前編:コピーライター養成講座に潜入!】

よなよなエールの新しいキャッチフレーズを考えてみました! …う~ん、難しい…
コピーライターってなんだ?
こんばんは、ジンです。
突然ですがみなさん、よなよなエールの新しい動画は観ていただきましたか?
実はこの動画の企画、担当したのは僕なんです。でも、ビールづくりが本業の僕が動画づくりまで完璧にやるなんて難しい……。そんなときに一緒につくりあげてくれる強力な助っ人がいるんです。
それが「コピーライター」。
コピーライターのお仕事は、簡単にいうと広告や動画に出てくる文章(コピー)を考えたり、ストーリーやアイデアを考えたりすること。いわば、企画のもとをつくる重要なお仕事なんです。
そんなコピーライターですが、どうやってなるんだろう? と思われる方も多いのではないでしょうか?
実は、コピーライターになるための学校があるんです。
宣伝会議「コピーライター養成講座」

出版社の宣伝会議が主催する「コピーライター養成講座」です。
なんと62年もの歴史があり、多数の有名クリエイターを輩出しているそうです。あの「ほぼ日」の糸井重里さんや、作家の林真理子さんも卒業生なんだとか。 す、すごい。
そんな由緒正しい学校で、なんと今回、受講生のみなさんが「よなよなエール」のキャッチコピーづくりにチャレンジしてくれることになったのです!! そして、ヤッホーブルーイングのブランドマネージャーである「ごろー」が出題しに行くことになりました。

コピーライター養成講座に潜入!

ごろー:こんどよなよなエールのキャッチコピーのお題を、宣伝会議のコピーライター講座に出しに行くんだけど、ジンもチャレンジする?
ジン:望むところですよ! 僕だって365日、よなよなエールの企画を考えてるんですよ。一緒にやっている、一流のコピーライターやプランナーといつも真剣勝負してるんです。受講者の皆さんには申し訳ないですけど、負けるわけないじゃないですか!! ちなみに、書いたコピーはどうなるんですか?
ごろー:9月1日に発売される「ブレーン」という雑誌に載るらしいよ。
ジン:(もらったな!)

ジン:え? こんな人いっぱいいるの? 多すぎない? 受講生は何人いるんですか?
ごろー:今日は約100人。それから土曜日のクラスもあるから合計で200人くらいかな。
ジン:(200人か……。ちょっと不安になってきたぞ……)。あのー、ごろーさん。受講生はどんな人が多いんですか?
ごろー:学生もいるし、広告の会社の若手コピーライターもいるし、ジンみたいな、一般の会社で広告やプロモーションの仕事をしている人もいるよ。相手にとって不足なしでしょ?
ジン:はい……
ごろー:講義はじまるから。ま、がんばって!

この日の講師は、「ビーコンコミュニケーションズ」という広告会社でコピーライター/クリエイティブディレクターとして活躍中の武井慶茂さん。 爆笑問題の田中さんと山口もえさん夫妻が出演する洗剤「JOY」のCMやヨーグルト「OIKOS」のブランディングなどを手がけているそうです。 今回の課題のコピー選定も担当されます。
ごろーによる、よなよなエールの紹介です。

「よなよなエール飲んだことある人?」という質問に、手を挙げたのは約100人の受講生のうち1/3くらい。意外と少ない。もっともっとよなよなエールを広める活動をしなければとマジメに思ったのと同時に、この状況はラッキー、勝てる!と感じてしまった、ちゃっかりした自分です。
どんな課題なのかなあ。「知的な変わり者」が、夜、よなよなエールに飲みたくなる企画なら、「常習犯」を考えているときに100案くらい出しているから余裕だな、などと、勝手に自信を深める僕。
キャッチフレーズ「お題」発表!
ごろー:今回の課題はこちらです!

<お題>
成人を迎えた人が、最初に家で買って飲むビールとしての
よなよなエールのキャッチフレーズ
マジか! 20歳になったばかりのお酒も飲んだこともない方に、よなよなエールを買ってもらうってことか。正直こんな企画は考えたこともなかった……自分の20歳のころを思い出しても、最初に飲んだビールは、大手ビール会社のいわゆる普通のビールだったしなあ……。

最後に講師の武井さんから、
- よなよなエールを実際に飲んでみてからコピーを書くこと。(飲めない人は飲んでいる人に聞くこと)
- よなよなエールの個性を表現するあまり、他のビールを貶めるような表現にしないこと
という2点のレクチャーがあり、今日の講義は終了となりました。
講座終了後…
ジン:新成人向けのプロモーションなんて実際はやらないのに、ズルくないですか……?
ごろー:仕事じゃないから、普段考えないようなターゲットでやってみたったんだよね。面白そうなコピーが出てきそうでしょ? そういうことだから、じゃ、がんばって!
こうして、提出まで深い悩みの日々がはじまったのでした……。
入賞コピー発表!後編へつづく
後編では入賞コピーを発表!はたして、ジンのコピーは選ばれるのか……!?
けっこう本気で書いたから、選ばれなかったらヘコむな……。
結果は9月1日発売の「ブレーン10月号」にも掲載されています! ぜひご覧ください。
取材協力
