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余ったビールがクラフトジンに大変身!?「未来ヅクリ2021」販売決定【2021年10月14日17:00販売開始(先着順)】

余ったビールがクラフトジンに大変身!?「未来ヅクリ2021」販売決定【2021年10月14日17:00販売開始(先着順)】

こんばんは、よなよなスタッフの忍忍です。
昨年好評をいただいていた、余剰ビールを蒸留酒につくりかえる「未来ヅクリ」プロジェクト。今年もご縁があり、製造・販売が決定しました。(ちなみに私は去年に引き続き、今年もプロジェクトメンバーの一員として参加させていただくことに!主にレシピ開発に携わりました。)
昨年に比べ、味わいや香りがさらにパワーアップした「未来ヅクリ2021」の魅力と、完成までの試行錯誤の様子を、今年もレポートいたします。最後まで読んでいただければ嬉しいです!

受付申し込み開始:2021年10月14日17時~(先着順)

※戸塚酒造ECサイトに飛びます。よなよなの里での販売はございません。

未来ヅクリ2021
■原材料:ビール、発泡酒、ヒノキ、山椒、オレンジピール、緑茶、カルダモンシード、コリアンダーシード、生姜、ジュニパーベリー
■アルコール度数:44%
■容量:500ml
■価格:4,290円(税込み・送料別途1,000円)
※税込み11,000円以上お買い上げのお客様は送料無料
※お一人様最大2本まで
■販売元:戸塚酒造株式会社

そもそも「未来ヅクリ」ってなんなの?

余ってしまったビールを、なんとかしたい……!

 

「未来ヅクリ」とは、「余ったビールを蒸留してつくったスピリッツ(蒸留酒)」のことです。昨年5月、予期せぬ緊急事態宣言が発令され、酒類提供停止を要請された影響で、飲食店向けのクラフトビールが大幅に余剰することが決定的になったころ。私たちが行きついたビールの救済策は「ビールを蒸留し、スピリッツにすること」でした。
幸運にも、私たちのご近所の老舗酒蔵「戸塚酒造」さんにご協力いただけることになり、私たちのスピリッツづくりがはじまったのです。

  

戸塚酒造
承応2年(1653)創業。『第一にうまい酒造り』という企業方針のもと、創業以来“品質一筋”を貫き、厳選した原料と地の利生かした酒造りを行っている。主に「清酒 寒竹」「焼酎 草笛」などの酒を製造。
公式ホームページは こちら

  
「未来ヅクリ2020」。「プレーン」と「ジュニパーベリー」の2種類をつくりました。
 

また、売上の一部は食品ロス削減と生活困窮者支援を目的に活動している「認定特定非営利活動法人 フードバンク信州」に寄付、蒸留過程で出来る副産物は地元農家に液体肥料として提供しました。
「未来ヅクリ2020」が気になった方は こちら

「未来ヅクリ2021」プロジェクト始動!

昨年の新型コロナウイルスの影響による飲食店のダメージを最大限考慮して、今年はビールを余らせないよう、日々尽力していました。ですが、やはり先を読むことが難しいこのご時世。2021年5月末、都内での酒類提供停止により、今年もビールが余ってしまいました。
そんな時、またしても戸塚酒造さんとご縁があり、「じゃあ、去年よりパワーアップした『未来ヅクリ』をつくろう!」とご協力いただくことになったのです。
ビールが余剰してしまうというとても悲しい出来事を、前向きに動き出すきっかけを作ってくださった戸塚酒造さんには心から感謝しています。

昨年の未来ヅクリを超えるために。

「未来ヅクリ2021」の最大の特徴は、8種類のボタニカルを使用したことです。実は、数種類のボタニカルのブレンドは、私達も、戸塚酒造さんにとってもはじめての挑戦でした。そのため、ボタニカルのセレクトから漬け込み作業に至るまで、とにかく試行錯誤の連続だったのです。まず、ボタニカルをセレクトする段階では、私たちが目指す味や香りに近づけるよう、戸塚酒造とヤッホーブルーイングの両スタッフが何度も集まって議論を重ねました。


写真左から杜氏・西村和彦さん、戸塚酒造16代目・戸塚繁さん。


私、忍忍も真剣にブレンド会議に参加しました。

そこで議論した香味イメージを形にするべく、戸塚酒造杜氏・西村さんがボタニカルの比率を何度も細かく変えてブレンド。その数なんと、約20パターン!

議論の最中、スタッフの意見をきいてその場ブレンドを試してみる西村さん。
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ほかにも、その道のプロのお知恵を拝借しました。今回ご協力いただいたのは、ジンの発展と秩序に寄与する、英国ザ・ジン・ギルド*の個人会員(リクティファイヤー)にアジアで初めて任命され、今は「 銀座STARBAR 」でマスターバーテンダーされている岸久(きし ひさし)さんです。ブレンド会議にご参加いただき、多くのアドバイスをいただきました。

*ザ・ジン・ギルド(The Gin Guild)は、ジンに関わる全ての中枢であり、ジンの生産者、流通者が絶大な関与をしています。


写真一番右:岸久さん。プロフィールは こちら

岸さんコメント:
ジンでありながらさらに進化した未来スピリッツな印象です。ボタニカルはジンの特徴ですが、由来のクラフトビール自体がボタニカルとなって立体感のベースに活きている仕上がりです。

また、蒸留酒にボタニカルを漬け込む段階でも、どのタイミングで、どのボタニカルを漬け込むのがベストか悩みに悩んで……。

 
南部の木(ヒノキ)の漬け込みの様子。

こうして、ようやく自分たちの目指す味わいを実現したのが、「未来ヅクリ2021」なんです!戸塚酒造とヤッホーブルーイングの両スタッフが「どうしたらよりおいしくなるのか」頭を悩ませながら、挑戦を重ねたクラフトジン。ぜひみなさまに楽しんでいただければ幸いです!

「未来づくり2021」の魅力って?

「未来ヅクリ2021」は、スピリッツの中でも「ジン」に!南部の木(ヒノキ)や山椒をはじめ、「和」を感じられるボタニカル(植物性素材)8種類を漬け込みました。ボタニカルのウッディで清涼感のあるアロマにはじまり、その奥にジュニパーベリーや柑橘香、そしてビール由来の甘いモルト香など重層的な香りを楽しむことができます。口に含むと、甘みや苦味、渋みのバランスの良さを感じられる和風クラフトジンに仕上がりました。
ストレートやロックはもちろん、個人的におすすめの飲み方は、トニック割りです。黄金比は、「未来ヅクリ:トニック=1:2」!最も香りの広がりを感じることができますよ。


また、おすすめのペアリングは「グリーンオリーブ」です。トニック割りによって甘味が増した未来ヅクリに、オリーブのほど良い塩味がプラスされることで、味わいに絶妙なバランスが生まれます。また、個性はありながらも大きく主張しないオリーブの香りが、程よい塩梅で未来ヅクリの香りとうまく溶け込むのです。まさに、名脇役!ぜひお試しくださいね。


また、今年のボトルにも昨年同様、「ふきだし」をイメージしたキャラクターがあしらわれています。今回、8種類のボタニカルを使用したということから、漢字の「八」に関連した、末広がりの和柄である「青海波」模様を採用しました。ちなみに、無限に広がる波の文様には、未来永劫へと続く幸せへの願いが込められています。とっても縁起の良い柄なのです!

「未来ヅクリ 2021」は10/14㈭17:00~販売開始(先着順)!

※戸塚酒造ECサイトに飛びます。よなよなの里での販売はございません。

そんな、パワーアップした「未来ヅクリ2021」。今年は、2021年10月14日㈭17:00~先着販売受付を開始します!先着順のため、予定数に達し次第、受付終了となります。気になった方はお早めにお申し込みください。また、事前に戸塚酒造様の会員登録をお済ませいただくと購入がスムーズです。会員登録をすると300ptがもらえ、購入時にも使用できます。

戸塚酒造ECサイト事前会員登録は こちら

注意事項(必ずご確認ください)

■販売は先着順・数量限定となっております。予定数に達し次第、受付を終了とさせていただきます。何卒ご了承くださいませ。
■販売本数は、お一人様最大2本となっております。
■販売と発送は戸塚酒造が行います。
■なお、2021/10/21㈭8:00AMより戸塚酒造本店、一部の長野県内酒販店にて数量限定で販売予定です。酒販店での取り扱いについては、各店舗にお問合せください。
■申込後の変更・キャンセルはできませんので、あらかじめご了承ください。

売上寄付

(a)「SDGs~陸の豊かさを守ろう~」の目標のもと、軽井沢の耕作放棄地を減らしてゆく活動をしている「軽井沢ホワイトブーツネットワーク」に寄付

(b)昨年同様、製品の売上の一部を食品ロス削減と生活困窮者支援を目的に活動している「認定特定非営利活動法人 フードバンク信州」に寄付

まとめ

「このお酒が私達の未来をつくる第一歩になれば……!」
そんな私達の熱い想いとこだわりがつまった「未来ヅクリ2021」。少しでも多くの方々に楽しんでいただければ幸いです!SNSでの皆様からのご感想もお待ちしております!

この記事を書いた人
忍忍(にんにん)

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