“発酵マニア”なよなよなスタッフが教える、クラフトビールに合う発酵食品3種！

こんばんは、“発酵マニア”なよなよなスタッフの「やぐっちゃん」です。

みなさん、ビールに合うおつまみには、発酵食品がたくさんあるのをご存知ですか？　あなたが普段なにげなくビールと合わせているサラミやチーズ、キムチなどのおつまみ。実はすべて発酵食品！　冷やっこにかける醤油やかつお節もそう！　ビール自体も発酵食品なので相性がいいんです。

私は大学生時代、醸造について学んでいました。さらに、発酵食品を研究するサークルとパンを焼くサークルにも入っていたので……まさに酵母まみれ！　今でも変わらず発酵食品には目がなくって、冷蔵庫は発酵食品だらけです。

醸造や発酵について学んでいた時のやぐっちゃん — 左から順に、発酵食品の「生ハム」「かつお節」「カマンベールチーズ」と触れ合うやぐっちゃん

飲む発酵には、食べる発酵を合わせたい！　今回は、“発酵マニア”の私が「よなよなエール」「インドの青鬼」「水曜日のネコ」それぞれに合う発酵食品レシピをご紹介しちゃいます。スーパーの食材でカンタンに作れるので、ぜひ試してみてくださいね。まあ、すべては美味しくビールを飲むためなんですけどね(笑)

納豆とキムチのラブラブ満月袋（よなよなエール）

一品目は、よなよなエールとのペアリングを考えた『納豆とキムチのラブラブ満月袋』。冷蔵庫に余りがちな食材で、おいしいおつまみができちゃいます！

「納豆とキムチのラブラブ満月袋」の材料

材料：1人前
納豆…１パック
納豆付属のタレ…１つ（からしはお好みで）
キムチ…好きなだけ
油揚げ…1枚

工程１
油揚げを菜箸でコロコロとマッサージし、開きやすくしておきます。キッチンペーパーでギラついている表面の油を吸収しておくとイケメンに変身！

キムチを刻み、納豆、タレとよく混ぜあわせる様子

工程２
キムチを刻み、納豆、タレとよく混ぜればニオイ最高。

油揚げに納豆キムチを詰めている様子

工程３
余裕こいてる油揚げを容赦なく半分に切り、すかさずパカッと開いて、とどめに納豆キムチを詰めます。開いている部分を爪楊枝でとめるのをくれぐれもお忘れにならないように。

フライパンにごま油を熱して、お揚げを両面焼く様子

工程４
フライパンにごま油を熱して、お揚げを両面焼きます。心を鬼にしてよく焼くとぱりぱりしてgood！　醤油を垂らして鰹節をまぶすとさらにgood！

完成！
香ばしい油揚げの香りがよなよなエールの柑橘香を引き立てます！　キムチのほのかな辛味と納豆の旨味がよなよなエールのほのかな甘味と相まって次の一口を誘います。

カマンベールチーズのベーコン布団で鬼巻き（インドの青鬼）

お次は、インドの青鬼とのペアリングを考えた『カマンベールチーズのベーコン布団で鬼巻き』。やみつきになる悪魔のメニュー！　これはもうビールを飲むしかない！

材料：1〜2人分
カマンベールチーズ…１個
ベーコン…長めのもの４枚
コショウ、ハチミツ…好きなだけ

カマンベールの上にベーコンを重ねる様子

工程１
純白のカマンベールチーズ様が寝るための布団をベーコンでこしらえます。ベーコン２枚を「+」の形に重ねます。でもこれだけではカマンベール様は満足されないので、さらにその上にベーコンを「×」の形に重ねます。

カマンベールにベーコンを巻いていく様子

工程２
素敵な肉布団の真ん中にカマンベールチーズを置き、逃げられないように隙間なく巻きます。

ベーコンの閉じた部分を下にしてアルミホイルの上に置き……

220℃に熱したオーブンへ入れ10分間。

工程３
ベーコンの閉じた部分を下にしてアルミホイルの上に置き、220℃に熱したオーブンへ入れ10分間閉じ込めます。

完成！
コショウをたっぷり挽いてナイフでパックリ開くと変わり果てたカマンベールチーズがデローン。味変でハチミツをかければユーキャントストップ！
香りが強くて濃厚なカマンベールチーズはインドの青鬼の個性にも負けません！　ベーコンとチーズのまったりとした感じをIPA（インディア・ペールエール）の強めのアルコールと苦味が洗い流して口の中をリセットしてくれます。