【がんばれ!お父さん!】お父さんレンタルを通して知った「お父さん」の本音
こんにちは!「父の日もりあげ隊」企画担当のこんどぅーです!突然ですがあなたにとって、お父さんはどういう存在ですか?
「もっと父の日を盛り上げたい!」
そんな思いで、4月から父の日を盛り上げはじめた「父の日もりあげ隊」。
新作「父の日限定アンバーエール」を一足早く体験していただける「おためしセット」を販売したり、もっと皆さんに喜んでもらえるよう、 「父の日ギフト」をバージョンアップ したり……。
いろんな動きがある中で、僕は「どうすれば皆に“父の日”のことを考えてもらえるんだろう?」と、終始頭を悩ませ続けていました。
父の日が忘れられがちなのはなぜだろう?
そもそも今年の父の日が「6月16日」だということを、どれぐらいの人が知っているんだろう??と。
そして、そうこう悩んでいるうちに、そもそも僕自身が、お父さんのことをよく知らないじゃないか!と気付いてしまったんです。
「お父さん」ってどういう存在?
すごく私事になってしまうんですが、僕、自分のお父さんとそこまで仲良くないんです。
地元・北海道から長野まで会いに来てくれることはあるものの、特別仲が良いというわけでもないんですよね……。別に悪いわけでもないんですけど。
たまに一緒に食事することはあっても、お父さんがどういう人なのか、どんなものが好きなのか、あんまり知らない。誰かに訊かれても答えられない。そのことに気付いてしまったんです。
でも、こういう人は僕だけじゃないのでは!?とも思ったんですよ。
Twitterの話題量をチェックしてみると、父の日の話題量は母の日の半分以下。そして、みんな一様に「お父さんが何を喜ぶかわからない」「お父さんの好みがわからない」と悩んでいるらしいんです( ※Yahoo!クラウドソーシング 2018リサーチデータ より)。
父の日が母の日に比べて盛り上がらない理由は、そもそもみんなお父さんに興味が無い、知らないということが原因なのかなと。
でも、今更お父さんと改まって話すなんて、ちょっと恥ずかしいんですよね。
自分のお父さんに「お父さんのことが知りたいんだ!」なんて、僕は絶対に言えません。(笑)
だから、まずは「お父さん」という存在に興味を持ってもらおう!と思いました。
自分のお父さんに「お父さんのことを知りたい」と伝えるのは難しいけど、そもそも「お父さん」という存在は普段どんなことを考えているのか、どんなことで悩むものなのか。
「お父さん」という存在を通して、自分のお父さんのことを考えるきっかけにしてほしかったんです。
そうして生まれたのが「お父さんレンタル」企画でした。
「そうだ!お父さんをレンタルしよう!」
この企画、端的に言うと「ヤッホーブルーイングで働いているお父さんをレンタルして、なんでもお願いできるサービス」です(※現在はエントリー期間を終了しています)。
依頼者さんからのお願いを受け止めて、できるかぎりご要望にお応えしながら、ヤッホーのお父さんが皆様に「エール」をお送りする!そして私たちがつくっている「エールビール」をお贈りする!という企画です。
まず「お父さん」という存在に興味を持ってもらうためには、ヤッホーの「個性的な」お父さんたちは最適解だなと(笑)。社内でレンタルお父さん役を公募してみたところ、4人のお父さんが前のめりに名乗り出てくれました。
今回レンタルお父さん役になったスタッフは、本当に個性豊かな面々です。
たとえば「もっちー」は、サイト上の記事制作やマンガ執筆もこなす、とっても多趣味なお父さん。お父さん歴18年(息子さんは今春大学1年生!)と人生経験も豊富なので、相談に乗ってもらいやすいんじゃないかなと思っています。
そのほかにも、いつもヤッホーのイベントを先頭で盛り上げている「ジュンジュン」、落ち着いていて“利きコーヒー”の優勝経験もある「moca」、多彩な顔芸と巧みな話術でドッカンドッカン笑わせる「ろくもん」など、個性的なリアルお父さんが揃いました。
この企画は本当に「自分のお父さんに興味をもつきっかけ」になるのかな?と、少し不安でした。
「お父さん」をレンタルすることで見えたこと
そんな折、 「おっさんレンタル」 CEOの西本さんをレンタルできることを知ったんです。
知ったときはさすがに目を疑いました。
1時間1,000円!「おっさんレンタル」のCEOが1,000円!安い!安すぎる!
これに乗らない手はない……!!!
「おっさんレンタル」はおっさんの地位を向上させたい!という想いから生まれたサービス。
僕が「お父さんレンタル」をやろうと思い立ったのは、「おっさんレンタル」に僕自身がとっても勇気づけられたからでした。
というわけで、2時間分のレンタル代(2,000円)を握りしめた僕は、西本さんの立場から見た「おっさん」「お父さん」とはどういう存在なのか、実際にお父さんでもある西本さんはどういう「お父さん」になりたいのか、訊いてみることにしたんです。( 対談記事はこちら! )
そこで知ったのは、お父さんは本当に「父の日」を覚えてくれているだけでも嬉しいんだということ。そしてどんな「モノ」を贈られるかはそれほど重要なことではなく、むしろ「モノ」を通して一緒に「父の日」を過ごすことが重要らしいということでした。
西本さんに「(お父さんと)プロレスとってみれば?今やられても嬉しいと思うよ」と言われたときは、さすがに「えっ?!」と返してしまいましたが。笑
かなり個性的な「お父さん」である西本さんに、実際に息子さんにされて嬉しかったこと、一緒にして楽しいこと、他愛無いご家族との会話などを聞いているうちに、いつのまにか「自分のお父さんはどうなんだろう?」と変換している自分がいました。
僕のお父さんって、本当はどんな話がしたいんだろう?
そもそも、僕のお父さんは普段何を考えているんだろう?
西本さんに自分のお父さんを重ねていることに気付いたときは、ちょっとびっくりしました(笑)。でも、自分のお父さんにはスムーズに話せないことも、誰かのお父さんには打ち明けられたりするものですよね。
その逆もきっとまた然りなんだなぁ……と実感すると同時に、ヤッホーの「お父さん」をレンタルする依頼者さんたちも、こういう気持ちになってくれるといいなぁ、と強く思いました。
「お父さん」も「お父さん」に悩んでいる?
はじめての試みだった「お父さんレンタル」。
お父さん4人と僕は「全員売れるのか!?」とドキドキ。お父さんたちは毎日自分に応募があったか気にしては一喜一憂していましたが(笑)、なんとびっくり、多数のご応募をいただくことができました!ご応募くださったみなさま、ありがとうございました!
募集期間を終えてみて……。
僕にとって印象的だったのは、お父さんやもうすぐお父さんになる方からの「お父さんとはどうあるべきか教えてほしい」というご依頼が多かったことでした。
元々は「お父さんに興味を持ってほしい」という想いから始まった「お父さんレンタル」企画でしたが、お父さんもどんなお父さんになればいいのか、悩んでるんですね。それを知って、僕はなんだか胸がすっきりしました。
「お父さん」はたしかに自分のお父さんだけど、いつも頑張って「お父さん」をしているんだなぁ。
お父さんである前に、一人の男なんだよなぁ、と。
こういうときでもないと言えないから、父の日に「ありがとう」を伝えるのはもちろん大事だと思います。でもまずは、酒を好きな男同士、お父さんと「話す」ことから始めてみようかな……。みなさんも、肩ひじ張らずに、お父さんと話してみてくださいね。
「お父さんレンタル」レポート、はじめます
さあ!「お父さんレンタル」企画は、いよいよ本番に突入!
実際に依頼者さんのもとにお邪魔して、ヤッホーの「お父さん」がお願いを叶えにいってきます。
4本すべてレポートとして公開しますので、「どうあるべきか悩んでいるお父さん」や「お父さんのことがわからない方」はぜひ読んでみてください。
これからも父の日をもりあげるぞ~!
ではまた!