【お父さんレンタルレポート】進路はどうやって決めるべき?~もっちーお父さん編~

【お父さんレンタルレポート】進路はどうやって決めるべき?~もっちーお父さん編~

こんどぅー

こんにちは!お父さんレンタルの企画者「こんどぅー」です。
いよいよ全4回のお父さんレンタル企画も最終話!
今回はなんと、大学院生にレンタルされてきました!
あ~、なんか懐かしいなぁ・・・。

気になる!お父さんへのご依頼内容は?

今回レンタルされるお父さんは「もっちー」(中央前)。

普段はメルマガを書いたり、4コマ漫画を描いているもっちーですが、今回のお父さんレンタルのお父さんの中では、お父さん歴が最も長い「18年」!お子さんも今春から大学に通い始めたそうで、人生経験豊かなお父さんです(^^)/

そんな「もっちー」お父さんが、今回お応えするご依頼はコチラ!

“私はクラフトビールが大好きな大学院生なのですが、最近進路について迷っており、ビールの道へ進むか、順当にエンジニアの道へ進むか相談したいと思っています。あとはクラフトビール談義をしたり、似顔絵を描いたりしてほしいです!”

なんて初々しいんだ…!

今回の「お父さんレンタル」史上最年少のご依頼主は、なんと大学院生。
大学院生でこの「お父さんレンタル」に応募してきた勇気はすごいですね(笑)
自分が進路について考えたのはどれぐらい前だろう…と、思いを馳せます。

杜の都へお父さんはいく。

なんと今回の「お父さんレンタル」のご依頼主の方は仙台にお住まいの方!
「お父さんの良さを伝えるため」に佐久からはるばる向かいます(^^)/

E5系の新幹線は初めて乗るのでテンションが上がります。
余談ですが、このE5系の新幹線のキャッチコピーは「MADE IN DREAM」
まさに「お父さんレンタル」と同じですね!(違うかな?)
数奇な縁にテンションも高まります。

やってきました!「杜の都」仙台!
心なしか佐久よりもひんやりしています。
今回のご依頼主はどんな方なんだろう?
ドキドキ。

本日の待ち合わせ場所は、仙台の繁華街「国分町」にある「クラフトビアマーケット仙台国分町店」さん。当日はなんと「ハレの日仙人」が置いてありました!

お先に到着してもっちーをパシャリ。
心なしか緊張している表情です。

今回のご依頼主である「あっきー」さん(22)が来ました!
若い!そして爽やか!

レンタルの前に、並んでお店の前で撮影。
いや~こうして見ると親子にしか見えませんね!(笑)
今回のレンタル、どうなるのかワクワクです!

「あっきーの前途を祝して!」という発声で早速乾杯!

ちょっと表情が柔らかくなってきました。
僕たち同様に、というかそれ以上にあっきーさんも緊張していたようです。

「いや~、まさか当選するとは思ってもなかったんです。仙台まで来てもらえるとも思いませんでしたしね」とあっきーさん。

「でもこの企画、よく社内で通りましたね。
当選した時にめちゃくちゃ嬉しかったんですけど、この企画に当選した凄さを表現できなくて、友達には全然伝わりませんでした(笑) 」

そりゃそうですよね。
いきなり、「クラフトビール会社のお父さんをレンタルできることになった!」
と言われても意味が分からない・・・。

自分があっきーさんの友達だったら、「お、おう・・・。」以外の反応をする自信がありません。

ともかく、応募してくれたあっきーさんの勇気に拍手です!

就活に悩むあっきーさん。

それでは本題に進みましょう。
今は理系の大学院生で就活をしているあっきーさん。
「インターンシップ(※)」を色々と頑張っているそうです。

※簡単にいうと、学生が企業で実際に「働く」ことができる「職業体験制度」のこと。

「すごいね。僕の時代はそんなのなかったからね。」ともっちー。
「代わりに自分で大学のOBに連絡して、先輩方の話をたくさん聞いたな。でも、たくさん聞いたつもりだったけど実際入ってみないと分からないことの方が圧倒的に多いよね。」

もっちーにも就活している時があったのか、と当たり前のことに驚く僕たち。
実は色々な会社を経てヤッホーブルーイングに来たとのことでした。

「最初はビールのことなんて全然分からなかったんだよな・・・。」

そういうもっちーが通信販売の担当としてヤッホーブルーイングに入社したのは2009年。当時は28人しかスタッフがいなかったそうで(今は総勢140人ほど)、全くの異業種で右も左も分からない中、目の前の仕事にがむしゃらに取り組む日々だったとの事です。

「今にして思えば、ヤッホーブルーイングに入る前も入ってからも色々な仕事を経験してきたけど、その経験はどこに行っても活きているんだよね」
と、静かながらもあっきーさんの目を真っ直ぐ見据えて言い切ります。

「ちなみにあっきーはどんな仕事をしたいの?」

「そうですね・・・。先輩には『今までやってきた工学系の分野の企業ならば内定もらえるんじゃない?』と言われているんですよね。一方で自分がハマっているクラフトビールみたいな、ベンチャー気質のある会社にも興味があって・・・。」

ここまで言って、あっきーさんはちょっと苦しそうな顔で続けます。

「ただそちらの道に行くと、大学で自分が今まで積み重ねてきたものとは違うわけじゃないですか。今までのキャリアを捨てるような感じになっちゃって。自分にそこまでの自信がないっていうのもありますし・・・。う~ん、難しいですね。」

どうやって今後を決めていけばいいのか?
あっきーさんの悩みは痛いほど僕たちにも伝わってきました。

「まぁ、その結論を出すにはあっきーにはまだ情報が足りないと思うな。あっきーの見えている範囲はまだまだ狭いと思うよ。」

もっちーはそう言うと、
たとえば、とヤッホーブルーイングの例を出します。

「例えばヤッホーブルーイングはクラフトビールメーカーだけど、あっきーが想像しているビールづくりの仕事も中身は4つ(醸造・パッケージング・品質管理・需給調整)に分かれているし、その他にも広報・マーケティング・営業・受注・顧客対応・物流・一般管理などなど、色んな仕事があるんだよね。美味しいビールを造って、売って、お客様にお届けして、という僕達の仕事は、色々なチームの連携・協力のもとに成り立っているものなんだよ。外から見ると、『クラフトビールの会社』なんだけどね。」

思わず僕も頷きます。
そう、外から見ているだけでは分からないことも多いんだよなぁ。

「そうか、だから色々な業界を見てみたり、人に聞いてみることが大事なんですね」
と真剣な面持ちのあっきーさん。

今は昔と違ってインターンシップの機会があったり、豪華な採用サイトがあったりして、ついついその会社のことを知った気になってしまいがち。でも、本当にその会社や業界について知りたいならば、直接人に話を聞いた方がいいのかもしれません。

「ちなみにあっきーは、クラフトビールが大好きでクラフトビールの会社に行きたいと思っていると思うんだけど、『好き』を仕事にするってある意味では厳しいことなんだ。」

「どういうことですか?」

「たとえば野球選手やサッカー選手みたいに、プロ選手になったとたんに『好き』だったものが『しんどい』と思ってしまう人ってよく聞くじゃない?根本的にはそれは『ビジネス』だからなんだと思う。『ビジネス』である以上、お客様にHappyをお届けするのはもちろんだけど、その対価として報酬をいただいて、会社として商売が成り立ち、継続的にビジネスを営むことができて、そして自分たちもHappyになる必要があると思うんだよね。」

あ~、これはあっきーさんだけじゃなくて僕たちにも通じる言葉だ。
思わず僕の背筋も伸びます。

「そのためには、会社のスタッフ全員が力を合わせて自分が担当する仕事をやりきり、ビジネスを成功させないといけないんだ。マーケティングの部署だったら『自社の商品の認知率を上げよう!』とコミットしなきゃいけないし、製造の部署だったら『営業部門が夏にビールをこれくらい売る計画なので、必要な数量をしっかり生産しないといけない。その前にこれだけ原材料も確保しておかなきゃ』みたいな感じだね。New England IPAが大好きだからって、それだけを造るわけにはいかない。皆が協力しなきゃいけないからね。」

真剣にもっちーの話を聞くあっきーさん。

「クラフトビールが大好きな人は、クラフトビールの会社に入るのを止めた方がいいって話ではないんだよ。でも、クラフトビールを造って、売って、ビジネスを成り立たせるためのプロセスや役割を細分化した時に、それが自分にとって楽しいと思えるか?どの部分にワクワクを感じるかっていう視点は大事だと思うよ」

本当にその通りだな・・・。
思わず心の中で膝を叩く僕。
そのためにはその会社の全体像を知っておく必要があります。
人に会って情報収集するのはその意味でも理に適っていますよね。

「ちなみに、就活する時には『商材』、つまりその会社が何を扱っているのかっていう視点で考えてみても面白いかもしれないね。僕は鉄道会社、セキュリティソフトウェア会社、人材エージェントと、色々な職種で働いてきたんだけれども、実はお客様にダイレクトに褒めてもらったり喜んでもらえたりって事はとっても少なかったんだ。鉄道会社なら定時運行して当然だし、セキュリティソフトの会社なら何も事故が起こらないことが当たり前、人材エージェントは「人」が商材で、その人の人生に大きな影響を与える訳だけど、それほど多くの方と関われる訳ではないからね。」

でも、ともっちーは続けます。

「でも、ビールって皆が喜んでくれるじゃない?飲むと基本ハッピーになるし、お客様が僕たちに『美味しいビールを造ってくれてありがとう』って直接言ってくれることも多い。これに気づいた時にビールってすごい!って思ったし、ヤッホーブルーイングで働いて本当に良かったなぁって思ったんだよ。」
そうそう。ビールって皆の笑顔が見えるんですよね。

「なるほどなぁ。凄く勉強になりました。本当にありがとうございます!まずは、色々インターンシップしたり、色んな人にあったりするところから始めてみようと思います!」

おっ、あっきーさん良い顔!
就活頑張れ~っ!
いつかあっきーさんとクラフトビール業界を盛り上げられたらいいな、と思う僕でした。

〆はやっぱりお絵かき♪

「あの~、ちょっといいですか?」

「どうした?あっきー。」

「もっちーって、似顔絵描くのが得意なんですよね?よかったら描いてもらってもいいですか?僕、ペンと色紙持ってきてるので!」

「し、色紙!?」

似顔絵用にスケッチブックを持ってきてはいましたが、まさかの色紙持参のあっきーさん。
わざわざ色紙を持ってきてくれるなんて凄いな・・・。

もっちーもちょっと面喰らった様子ながらとても嬉しそうに、
「分かった!ちょっとノートに下書きするね。それと僕は鉛筆の方が描きやすいから、鉛筆で描かせてもらうね!」

そういって早速下書きを始めるもっちー。

すごい!本格的!!

完成!! おお~っ、特徴を捉えてる!!!

お父さんと似顔絵と一緒にぱしゃり。

似顔絵を描いてもらったあっきーさん、
「今日は本当にありがとうございました!お父さんに色々アドバイスをもらえて本当にためになりました!これからもヤッホーブルーイングのビール飲みます!」
と嬉しい感想をいただきました。

思わず「頑張ってね!」と声をかける僕。

もっちーも、
「ときどき連絡ちょうだいね!10年後振り返った時に、『あの時、お父さんが言ってたのはこういうことだったのか』って思ってもらえるといいなぁ。」としみじみしています。

今回の「お父さんレンタル」もやって本当に良かったなぁと感無量。

お父さんからエール(応援)を送って、エール(ビール)をお贈りするお父さんレンタル。
最後に、もっちーから「父の日お試しセット」をお渡ししました。

父の日限定醸造「アンバーエール」も入っている、父の日お試しセット。
父の日にはLINEスタンプぐらいしか贈ってないというあっきーさん。
是非、お父さんと飲んでくださいね!

お店の前でツーショット!もう仲の良い親子にしか見えないですね(笑)

あっきーさん、就活がんばれー!
もし辛くなったときにはお父さんの言葉、思い出してくださいね~!

お父さんレンタル<もっちーお父さん編>いかがだったでしょうか?
このレポートを読んでくださったみなさまをも、勇気づけられたなら嬉しいです。

最後に

お父さんのことをもっと知ってもらいたい!
皆さんにヤッホーのお父さんからエールを贈りたい!

と思って始めたこの企画。

最初はどんな企画になるのか、
始めた自分たちも全く予想がつきませんでしたが、
こんなにもハートフルな企画にすることができました。

仕事の悩み、家庭の悩み、進路の悩みと色々なお悩みを真面目に打ち明けてくれた依頼者の方々。
自分の人生経験をフル活用してその悩みに応えようとするお父さんの姿。

最初は緊張していたご依頼者の方々が、
お父さんの声に頷きながら、笑顔が弾けるようになっていく様子が本当に印象的でした。

そしてその度に、
「お父さんってすごいな・・・。」と心の底から思ったのです。

父の日に合わせて行った企画ではありましたが、
この企画を通じて、日常の中で少しでもお父さんについて考えてもらうきっかけとなれたら嬉しいです。

お父さんいつもありがとう! 乾杯!

(おわり)

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この記事を書いた人
こんどぅー

北海道生まれ→東京→長野在住。 趣味は青春18きっぷとビールを片手に電車でビール旅。 今年はシベリア鉄道乗りたいなーなんて考えてます。

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