ビール屋の映画部部員6名が語る、「ビールが出てくるいい映画」と「いいおつまみ」 | よなよなエール公式ウェブサイト「よなよなの里」
ビール屋の映画部部員6名が語る、「ビールが出てくるいい映画」と「いいおつまみ」

ビール屋の映画部部員6名が語る、「ビールが出てくるいい映画」と「いいおつまみ」

こんばんは。映画とビールが大好きなよなよなスタッフの「まりも」です。

とつぜん、私事で恐縮ですが。
私がヤッホーブルーイングに入社を決めたのは、映画を観ながら「よなよなエール」を飲んでいた、その瞬間なんです。
それまでずっと、鑑賞中に飲んでいたビールがすぐにぬるくなってしまうことが悩みでした。冷たいうちに、とハイペースで飲みすすめたせいで、気づいたらエンドロールにワープしていることもしばしば。(笑)
その悩みを解消してくれたのが、よなよなエールでした。よなよなエールは、ぬるくなってもおいしかったのです。時間が経つにつれて香りや味わいが変化していくクラフトビールは、展開が変わっていく映画をじっくり見るのにぴったりのお酒でした。
「よなよなエール、いいなあ。」

そんなこともあり、「映画とよなよなエール」の組み合わせには、おそらく人一倍思い入れが強い私です。

ここ1年間、なかなか映画館に通えず悲しい日々でしたが、 NETFLIXやAmazonプライムなどの映画配信サービスのおかげで、おうち映画の機会が格段に増えました。

そこで気になるのが、みんなのおうち映画事情。
「映画好きのよな里スタッフは、普段家でどんな映画を観ているんだろう?そして、どんなおつまみと一緒に映画とビールを愉しんでいるんだろう?」

そんな想いから、世代や性別、職種も違う「よなよな映画部(映画好きスタッフが集まった部活)」の6名に、「ビールが出てくるいい映画」と、映画を観ながらよなよなエールを愉しむのにぴったりの「いいおつまみ」を紹介してもらうことにしました。

1人目:ごろう

ごろう(マーケティング系チーム所属)
ごろう(マーケティング系チーム所属)

僕が「運動不足を感じたとき」におすすめしたい映画は、
『サタデー・ナイト・フィーバー』(ジョン・トラボルタって痩せるとこんなにかっこいいんだ)

ビールが出てくるいい映画:
あなたを抱きしめる日まで(原題:Philomena)』(2013年:イギリス)

ヨーロッパではビールはその国の、文化・歴史・民族といったものと深く結びついていることがあります。この映画の舞台、イギリスやアイルランドはその代表といってもいいでしょう。例えばインドの青鬼のビアスタイル「IPA」は、いわゆる大英帝国時代の産業・文化と結びついていることはよく知られていることです。
さて、この映画「あなたを抱きしめる日まで」は、幼少期に離れ離れにならざるを得なかったわが子を、年老いた母親がジャーナリストの力を借りて探していくという物語。なんと実話です。
中盤のあるシーンで、アイルランドのあの有名なビールが、物語の重要な鍵として登場します。ほんのワンシーンなのですが、これ以上は、映画自体のネタバレになってしまうので書けません。基本的にはとても悲しいストーリーなのですが、笑いあり、最後はなんだか爽やかな気分になる、そんな映画です。
よなよなエールと、2杯目にアイルランドのあのビールを飲みながら、是非。
主演は「恋に落ちたシェイクスピア」「007シリーズ(ダニエル・クレイグ版)」で有名なジュディ・デンチ。ヴェネチア国際映画祭、クィア獅子賞・脚本賞受賞作品。

よなよなエールにあうおつまみ:
フィッシュアンドチップス
パブ気分が味わえるつまみといえばこれですね(タラではなく旬の鰆で作ってみた)

よなよなエールと、フィッシュアンドチップス

2人目:ぎん

ぎん(よなよな編集部所属)
ぎん(よなよな編集部所属)

私が「人生について考えたいとき」におすすめしたい映画は、
『東京物語』(小津安二郎)

ビールが出てくるいい映画:
キングスマン(原題:Kingsman: The Secret Service)』(2015年:イギリス・アメリカ)

ビアパブに始まり、ビアパブに終わる映画。
ビールが出てくる映画と聞いて1番最初に思いついたのが「キングスマン」でした。世界平和を守るために暗躍する最強スパイ機関「キングスマン」のベテランスパイ「ハリー」と、亡き父の意思を継いでスパイになることを選んだ青年「エグジー」の成長を、ユーモアとド派手なアクションで描いた作品。
キングスマンの表向きの姿はロンドンにある格式高い仕立て屋なので、属するスパイたちも伝統的な美しいスーツに身を包んでいるのですが、それがとにかくカッコいい!磨かれたオックスフォードシューズで飛び蹴り……はぁ……(惚)。
監督のユーモアセンスが光るアクションシーンは最高なのでそれだけでもビールがすすむのですが、ビール好きに是非注目してほしいのが「ビアパブ」でのシーン。ハリーとエグジーが最初に会話を交わす”Ales&Stout BLACK PRINCE”というビアパブなんですが、さすがエールビールの歴史が長いイギリス。アクションシーンの背景に目を凝らしてみると、ビールタップだけでなくリアルエールのハンドポンプが3本も!ロンドンでいかにエールビールが愛されているのかが垣間見えます。ロンドンのビアパブでエールビール飲んでみたいなぁ……。

よなよなエールにあうおつまみ:
キャラメルコーン&ハニーローストピーナッツ
香ばしさと甘みがよなよなエールにぴったり。ハニーローストピーナッツをプラスすると塩味とコクをアップ!

よなよなエールと、キャラメルコーン&ハニーローストピーナッツ

3人目:ハジメチャン

ハジメチャン(通販系チーム所属)
ハジメチャン(通販系チーム所属)

僕が「うぐぅっ…って感じの声にならない声を出したいとき」におすすめしたい映画は、
『心と体と』

ビールが出てくるいい映画:
荒野の千鳥足(原題: Wake in Fright )』(1971年:オーストラリア・アメリカ)

主人公『み、水をくれ・・・』医者『水?あいにく水は無いんだ、ビールならあるけど』 
『ランボー』のテッド・コッチェフ監督が1971年に公開した怪作。オーストラリアの田舎町で小学校の教師をしている主人公はクリスマス休暇を利用してシドニーに住む彼女に会いに行こうと計画するが、途中に休憩がてら立ち寄った町で親切な住人たちにビールを奢られすぎて次第に精神的に追い詰められていく、、、あらすじだけだと何のこっちゃよく分からない映画。しかもジャンルがサイコスリラーという。公開から40年以上経った2009年にはマーティン・スコセッシ監督の推薦でカンヌ映画祭に正式出品されるほど“ある意味”で評価されている映画です。
そんな本作の魅力は何といってもロケーション。『マッドマックス(1979)』でおなじみのオーストラリアの荒涼とした砂漠地帯の容赦ない日差しに蠅の羽音が付きまとう。そんな不快指数100%の状況では水よりもビールが必需品な訳です (冒頭のセリフに戻ります)。個人的にグッときたビールの飲み方は酔っぱらった医者が『ビールは重力で飲むんじゃない、蠕動運動で飲むんだ!』と言いながら逆立ちしてビールを飲もうとするシーンです。よい子はマネしちゃダメですよ。

よなよなエールにあうおつまみ:
鶏むね肉の酒粕漬け
お酒にどっぷり浸かるという意味で。映画ではカンガルーですがスーパーでは売ってないので鶏肉で代用です。

よなよなエールと、鶏むね肉の酒粕漬け


4人目:さんま

さんま(通販系チーム所属)
さんま(通販系チーム所属)

私が「ほろよいなとき」におすすめしたい映画は、
『マルコヴィッチの穴』

ビールが出てくるいい映画:
パターソン(原題:Paterson )』(2016年:アメリカ)

『仕事を終えてバーでビールを飲む。グラスを見ながら嬉しくなる。』
この上なくシンプルなビールへの想いは、主人公・パターソンが作中で書く詩の一節です。全ビール好きが共感できそうなこの言葉が好きで、本作を選びました。
主人公はニュージャージー州パターソンに住むバス運転手。趣味は詩を書くこと。いつもの時間に起き、夜はいつものバーへ行き、いつものビールを一杯飲み、うっすらとビールの香りを漂わせながら家路につく。作中には15分に1回ほどのペースでビールを楽しむ姿が登場します。
主人公は内向的で、あまり自分の気持ちを表に出しません。数少ない自分の気持ちをオープンにするときが、詩に関わるとき。自作の詩では勿論、初対面の詩人や少し強面なラッパーとも会話を楽しんでいて、そんなときの無邪気で嬉しそうな表情が印象的です。もう一つ、主人公が嬉しそうに見えるシーンが、グラスに半分ほど残ったビールを眺めているとき。ビールを詩的な会話を楽しめる相棒と捉えているのかもしれません。そんな主人公には、時間と共に味や香りの変化をゆっくり楽しめて、思考の海にどっぷり浸れる「よなよなエール」を是非オススメしたいです。笑

よなよなエールにあうおつまみ:
燻製ソーセージ&スパイシーポップコーン
映画館の定番、ホットドック&ポップコーン。燻製&レモンソルトとコショウを効かせて、おつまみ仕様に!

よなよなエールと、 燻製ソーセージ&スパイシーポップコーン

5人目:キノケン

キノケン(イベント企画系チーム所属)
キノケン(イベント企画系チーム所属)

僕が「童心に返りたいとき」におすすめしたい映画は、
『スパイキッズ2』

ビールが出てくるいい映画:
『 グッド・ウィル・ハンティング /旅立ち(原題:Good Will Hunting)』1997年:アメリカ)

言わずもがな名作であり、僕の一番好きな映画です。
不良仲間と共にケンカやお酒に明け暮れる毎日を送る主人公ウィルは、実は超天才的頭脳の持ち主。その才能に気づいた周囲の人間たちが、ウィルを社会に送り出そうとするが、心の中にあるトラウマを抱えるウィルは誰にも心を開かず、新しい世界に踏み出すこともできない。親友や恋人からの言葉を受けて葛藤しながらも成長していくウィルの姿を描いた作品です。
作中のビールを飲むシーンを紹介します。
ウィルと親友のチャッキーが工事現場での仕事を終え、ビールを飲みながら会話するシーンです。チャッキーがウィルに放った言葉がとても格好良いんです。
「親友だからハッキリ言う。20年経ってお前がここに住んでたら、俺はお前をぶっ殺してやる。」
「俺は50になって工事現場で働いててもいい。だがお前は宝くじの当たり券を持っていて、それを現金化する勇気がないんだ。」
「毎日お前を迎えに行き、酒を飲んでバカ話、それも楽しい。でも一番のスリルは、車を降りてお前んちの玄関に行く10秒間。ノックしてもお前は出てこない。何の挨拶もなくお前は消えてる。そうなればいい」
悪友かと思っていたチャッキーは実はウィル自身の幸せについてすごく考えていたんですね。ウィルとチャッキーの友情に乾杯。

よなよなエールにあうおつまみ:
チーズ、チョコ、ナッツ、ドライフルーツ
ちまちま楽しめるおつまみを探して、行きついたのがこの4つ。色んなお酒に合うので2杯目も進みます。

よなよなエールと、チーズ、チョコ、ナッツ、ドライフルーツ

6人目:ヤギ

ヤギ(通販系チーム所属)
ヤギ(通販系チーム所属)

僕が「大切な人のことを思い出したいとき」におすすめしたい映画は、
『ベンジャミン・バトン』

ビールが出てくるいい映画:
『 サマーウォーズ』(2009年:日本)

僕は映画好きを自称できるほどの者ではなく、ビールと聞いてパッと出てきた映画は『サマーウォーズ』か『ショーシャンクの空に』の2つのみ。ショーシャンクの方は誰か書いてくれそうなんで、サマーウォーズにします。サマーウォーズといえば、ヤッホーが位置する軽井沢と同じ長野県東信(信濃国のイーストサイドという意味)地域の上田が舞台。入社してからはじめて長野の夏を体感した時「あゝサマウォの空だぁ」と感激したものです。
サマウォは『家族』がテーマの映画でして、大家族の中に一人はいるような流浪人の侘助さんが、アメリカから何年ぶりかで帰ってきた時にビールを飲むシーンが印象的です。その時のセリフは「まったくろくでもねぇよニッポンは。とにかく蒸し暑いし、相変わらず道はせめぇし、ゴミみたいに人は多いしさあ。(グビグビグビ)ぶふぁ~ビールだけはうめぇ。」というもの。関東方言が心地いいですが、字づらを見てお分かりの通り完全にラガーが美味しい描写です。夏のヘトヘトの時に飲むラガーは格別ですから、間違いありません。あ、でもエールだって、夏に飲んでも美味しいですからね?

よなよなエールにあうおつまみ:
バターと解凍した冷凍の枝豆
おつまみのド定番だけど片手でポップコーン感覚で食べれるのが映画との相性◎。バターと解凍するとベター。

よなよなエールと、バターと解凍した冷凍の枝豆




みなさん、「よなよな映画部」の6名がセレクトした、映画とおつまみのお話はいかがでしたか?
「今日何観よう?」と迷ったとき、参考にしていただければ幸いです。
おすすめの映画やおつまみがある方は、TwitterやInstagramに「#よなよな映画部」とハッシュタグをつけて、ぜひ投稿で教えてくださいね。

この記事を書いた人
まりも

名前の由来は、両親の遺伝子を受け継いだ異常な毛量から。 ビール片手に映画に浸る時間が何よりの幸せ。 毎朝起きてすることは、ハリウッドスターのゴシップニュースチェック。

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