クラフトビールに合う「ボードゲーム」を求めて【後編】

クラフトビールに合う「ボードゲーム」を求めて【後編】

ハジメチャン

ひよっこボードゲーマー「ハジメチャン」です。前編に引き続き、クラフトビールに合うボードゲームを紹介していきますよ~!

クラフトビールに合うボードゲームとは?

クラフトビールがもっと美味しくなる(文化的な)趣味を提案していく企画「よなよな文化部」第1弾。今回のテーマは「ボードゲーム」です。

前編に引き続き、クラフトビールに合うボードゲームを紹介していきます。

ボードゲームとビールでご機嫌な僕。

一緒にクラフトビールとボードゲームのペアリングを考えてくれたのは、「ホビーベース イエローサブマリン」の「蕪木P」さんと「イカ」さんです!

よなよなエール、インドの青鬼、東京ブラックに合うボードゲームってどんなゲームなんでしょうか?
みなさんもぜひ片手にビールを用意して、読みすすめてみてくださいね。

よなよなエールに合わせたいボードゲーム

つぎは「よなよなエール」。

よなよなエールといえば「王道の味わい」。クラフトビールの王道ビアスタイルであるアメリカンペールエールど真ん中の味わいです。グレープフルーツのような香りモルトの甘みで、ゆったりとした気分になっちゃいます。

そんな、よなよなエールに合わせたいボードゲームはこの2つ!

カタン:
1995年にドイツでリリースされてから世界中で愛されている名作ボードゲーム。資源を調達しながら無人島を開拓していく戦略ゲーム。
ゲーム難易度:★★★☆☆ プレイ人数:2~4人 プレイ時間:40分~

蕪木P:僕がよなよなエールに合わせたいボードゲームは「カタン」です。

ハジメ:カタン!一度プレイしたことがあります。ボロ負けしましたけど!

蕪木P:ボードゲームの中では「スタンダード」かつ「王道」なゲームとして人気を博しています。ボードゲームをやったことがない人に「最初に何遊んだらいい?」と聞かれたらけっこうカタンの名が上がりますね。

ハジメ:プレイ時間も長すぎず、内容も重たすぎず、本当に入門にぴったりなゲームだと思います。

蕪木P:そうなんです。無人島が舞台で、プレイヤーは資源を調達しながら島を開拓していきます。一番繁栄したプレイヤーが勝ちというゲームなのですが、なかなか奥が深いんです。自分なりの戦略を立てて開拓していかないといけないのですが、重要なところはサイコロで決まるというのもいいですね~。戦略と運の要素のバランスがちょうどいい

ハジメ:人によって全然ちがう戦略を立ててくるのも面白いですよね。その人の性格が浮き出ちゃう。カタンを通じて「あ、この人こういう人なんだ!」みたいな発見があったりして面白いです。

蕪木P:世界中にファンがいっぱいいるので、各国で大会が開かれたりもしています。これからボードゲームを始める!という方にはぜひプレイしていただきたいですね。

トロイカ:
宝石が眠る星が舞台のボードゲーム。数字が書かれた宝石を法則に合わせて集めて高得点を狙う。宝石だけに気をとられると燃料切れで地球に帰還できなくなるので注意。
ゲーム難易度:★☆☆☆☆ プレイ人数:2~5人 プレイ時間:20分~

イカ:わたしは「トロイカ」をペアリングしました!よなよなエールのパッケージを見ていたときに頭にぱっと浮かんだんです。

ハジメ:たしかにちょっと似ています!天体つながり!

イカ:このゲームは少し簡単になった麻雀と思っていただけるとわかりやすいです。ルールに沿って数字の書かれたチップを集めていきます。役(宝石)ができたら完成でその役の得点で競います。でも、注意しなきゃいけないのが、燃料も集めなきゃいけないところです。役ができていても燃料がなかったらゲームオーバー!

ハジメ:けっこう簡単なのかなと思ったんですが、相手の出方を予想して柔軟に方向性を決めないとダメなんですね。宝石集めに夢中になって燃料確保を忘れちゃいそうです・・・。

イカ:ゲームが終わるタイミングで燃料が集まってないと、得点ナシになっちゃうので注意です。自分のターンが来るまでゆっくりよなよなエールを飲みながら、架空の星に思いを馳せてほしいですね。

インドの青鬼に合わせたいボードゲーム

つぎは「インドの青鬼」。

インドの青鬼の特徴は「鮮烈な香り」と「強烈な苦み」です。
はじめて飲んだ人は「にがい~~~~~!!!」とその苦味にのたうち回るのですが、ふと気付いたら何故だかまた飲みたくなっている、不思議な魔のビールです。

そんなクセになっちゃうインドの青鬼に合わせたいボードゲームはこの2つ!

ドミニオン:
2008年にアメリカでリリースされて以降、数々のゲーム賞を受賞している大人気のボードゲーム。プレイヤーは統治者となり、デッキを構築しながら自分の領土を拡張していく。シンプルなルールでありながら勝ち筋は無限大。
ゲーム難易度:★★★☆☆ プレイ人数:2~4人 プレイ時間:30分~

※写真は第1版のものです。現在は第2版が販売されています。

イカ:私は「ドミニオン」をペアリングしたいですね。

ハジメでた~~~~!ドミニオン!

イカ中毒性の高いボードゲームとして有名です。プレイヤーは王国の統治者となり、カードを購入することで兵力を増強したり、建物を建設したりして自分の領土(ドミニオン)を広げていきます。デッキ構築型と呼ばれるゲームで、ゲーム終了時に獲得点数が一番高いプレイヤーが勝利します。ゲームアクションはシンプルなんですが、戦略をしっかり考えないと勝てないです。

ハジメ:ただやみくもにカードを購入しても、自分のデッキが弱くなったりしちゃうんですよね。購入するタイミングも大事ですし。

イカ:そうなんです。十人十色の戦略があるので、遊ぶたびに「こんな戦略もあるのか!!!」と目からウロコなこともしばしば・・・。その戦術を試したくなってまた遊びたくなっちゃうんですよね。気付いたらハマりすぎて他のゲームで遊べなくなってしまうという人もいたりします。初めてインドの青鬼をのんだ時に「すごく苦い!」と思ったんですがハマってしまう人も多いんだろうなと思ってこのゲームをペアリングしました。

ハジメ:まさにもうインドの青鬼しか飲めない・・・みたいな方もおられます。笑 インドの青鬼を飲みながらドミニオン・・・抜けられなくなりそうなあぶない香りがします・・・いいですね・・・

THE GAME オバケやしきのすうじのアクマ:
THE GAMEという元々あったゲームを遊びやすくしたリメイク版。協力型のカードゲームでチームの結束力が求められる。
ゲーム難易度:★★☆☆☆ プレイ人数:2~4人 ゲーム時間:40分~

蕪木P:インドの青鬼のパッケージを見ていてピンときたのが「The Game オバケやしきのすうじのアクマ」です。インドの青鬼ってちょっとぬけた顔をしているのに、すごく苦くて気が付くと飲んじゃうようなクセがあるじゃないですか。これもまさにそんなゲームなんです。

ハジメ:このイラスト・・・見覚えがめちゃくちゃあります・・・

蕪木P:ある世代にはすごく刺さる「326」さんのイラストです。このゲームは元々リアルなドクロが描かれていて、ちょっと怖いデザインだったんです。そこで、よりたくさんの人に遊んでもらえるよう、ポップでカラフルな326さんのイラストでリメイクされたものなんです。

ハジメ:懐かしい気持ちになりました・・・。

蕪木P:このゲームは協力型と呼ばれるもので、プレイヤー全員で勝利を目指します。場に数字が書かれたカードが置かれ、自分の手札からルールに従ってカードを出していくというシンプルなゲームなんですが、なかなか1回ではクリアできないんですよね。その分クリアしたときの達成感は強いので、盛り上がること間違いなしです。

ハジメ:協力型っていうのはどういうゲームなんですか?

蕪木P:誰かが勝ったり負けたりするのではなく、全員が勝つか負けるかの勝負になるゲームです。具体的に言うと、このゲームでは手札の数字を口にしたらダメというルールを守りながら、他の人の手札の数字を想像して、全員がカードを出せるようにゲームを進めるんです。例えば「この山の数字けっこう下げちゃっても大丈夫ですか?」とかですね。

ハジメ:それはメンバーの信頼度が図られますね・・・!ゲームクリアの暁にはより絆が深まりそうです

東京ブラックに合わせたいボードゲーム

最後は「東京ブラック」。

東京ブラックの特徴は、なんと言ってもその黒さ!泡まで黒いのが特徴です。
どっしりとしたコクと、モルト由来のコーヒー豆のような芳ばしい香り。ゆったりと過ごしたいときにぴったりなビールです。

どっしり東京ブラックに合わせたいボードゲームはこの2つ!

THE BIG CHEESE:
プレイヤーは会社のマネージャーになり、ネズミの社員をうまく回してプロジェクトを競り落とすというゲーム。得点はダイスの数字で決まるので運要素も多い。
ゲーム難易度:★★☆☆☆ プレイ人数:2~4人 プレイ時間:30分~

蕪木P:こちらはフードペアリングで考えてみました。個人的に東京ブラックとチーズって合うと思っているので「THE BIG CHEESE」を合わせてみました。

ハジメ:チーズ型の箱!凝ってますね~!たしかに東京ブラックとチーズって合いますよね。あぁ・・飲みたくなってきました・・。


蕪木P:見た目はかわいらしいのですが、ゲーム内容はけっこうシビアなビジネスものというギャップもいいですね。プレイヤーは、ネズミの社員たちを駆使しながらプロジェクトを競り落としていきます。その競り落としたプロジェクトの点数の合計点で競うのですが、どんなに苦労して競り落としたものでも、点数はダイスの目の数で決まるんです。

ハジメなんということだ・・・。世知辛い・・・。苦労して競り落として「1」とか出たらヤケ酒してしまいそうです。

蕪木P:そういう意味ではビールがよくすすむゲームかもしれませんね。

ハジメ:ひぇ~~

蕪木P:でも遊んでいて辛くなるようなゲームにはなっていないので、遊びやすいですよ!ご安心を!

枯山水:
圧倒的な渋さで異様な人気を誇る日本発のボードゲーム。プレイヤーは禅僧となり、徳を積みながら美しい庭園を完成させる。作り込まれたコマや盤はSNS映え間違いなし。
ゲーム難易度:★★★★☆ プレイ人数:2~4人 プレイ時間:60分~

ハジメビジュアルがやばい。

蕪木P:東京ブラックのパッケージからヒントを得て「枯山水」をペアリングしてみました。和のイメージと水墨画・枯山水って間違いなく合うじゃないですか。あと、簡単なゲームではないので、じっくり遊ぶときに、東京ブラックをちびちび飲むのが合うなと思いまして。

ハジメ:みんな神妙な面持ちになりそうですね。和室で正座して静かに遊びたいです。

蕪木P:プレイヤーは禅僧になって「徳」を貯めながら庭園をつくりあげていきます。最終的にいかに美しい庭かどうかで得点が決まります。庭をつくるのに必要な石は「徳」ポイントと引き換えでゲットできるので、タイルの配置だけでなく、ちゃんと「徳」を積む必要があるんです。

ハジメ「徳」・・・・徳を積むゲームなんて初めて聞きました。パワーワード炸裂・・・。

蕪木P:積んだ「徳」は石のゲットだけでなく、ほかのプレイヤーのタイルの強奪にも使えます。

ハジメ徳を積んで強奪・・・!!!??バチ当たりそう!

蕪木P:自分のターンでやることがなかった場合は「座禅」を組んで徳を積むこともできます。「あ~俺、このターンやることないから座禅で徳積むわ」みたいな会話が飛び出すわけです。最高ですよね。
ハジメ最高です。ぼくも言ってみたいです。

蕪木P:とはいえ、あまり他プレイヤーの邪魔をするというよりは、自分の庭園をいかに美しいものにするかということに集中するゲームですね。最終的にやはり美しさで得点が決まるので。とても奥が深いゲームなので、じっくり遊んでほしいです。

ハジメ:東京ブラックをちびちび飲みながらやりたいですね。


前編から引き続き、クラフトビールに合うボードゲームをご紹介しました!いかがでしたか?

最近ネットばっかりで疲れてきた・・・。最近人としゃべってないな・・・

そんなあなたにぜひオススメしたいボードゲーム。全部オンラインで済んでしまう、そんな今だからこそ、改めて対面のコミュニケーションに目を向けてみるのもいいかもしれません。

今夜の晩酌のお供にボードゲーム、選んでみませんか?

では、よい夜を!


取材協力:
ホビーベース イエローサブマリン
池袋RPGショップ
ツイッターアカウント:@YS_IKERPG
秋葉原RPGショップ
ツイッターアカウント:@YS_RPGSHOP

この記事を書いた人
ハジメチャン

PatisserieYALE(経営企画)ユニット所属。横浜生まれ横浜育ち。ヤッホーブルーイングのサブカル担当兼ラジオパトロール部の部長。最近の悩みはヤッホースタッフに貸した漫画が帰って来ないことと、もはや誰に貸したか分からないこと。好きな超人はラーメンマン。

この人の記事をもっと見る
1つ星
0