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【バレルフカミダス】バレルフカミダスにこめた想い

【バレルフカミダス】バレルフカミダスにこめた想い

「バレルフカミダス」をつくったのは、偶然の重なり合いでした。
ヘッドブルワー(醸造責任者)の「もーりー」がバレルエイジドビールと出会ったのは2011年のこと。アメリカのクラフトビール界の雄「ファイヤーストーンウォーカー・ブルーイング」を訪れたときでした。偶然にもウイスキーバレル(木樽)で熟成させたインペリアルスタウト飲む機会があり、ひとくち飲んだ瞬間の「なんだこの奥深さは!自分たちでもつくってみたい!」という強い衝撃が「バレルフカミダス」の歴史の始まりでした。

挑戦的なビールをつくりたい

自分が受けた衝撃を、日本のビールファンにも体験してほしい!帰国したもーりーは、何とかしてバレルを使ったビールがつくれないか模索しました。そんな時、かつて軽井沢にあったウイスキー蒸留所でウイスキーの香りや味を調合する「ブレンダー」を30年以上勤めていた経験のあるスタッフが、秘蔵のウイスキーバレルを担いできてくれたのです。草創期の「バレルフカミダス」は偶然の重なりから生まれました。

そして現在、バレルフカミダスづくりを支えているのは中堅ブルワーの「がみた」。かつては若手と呼ばれていたがみたも、現在では先輩ブルワーから技術を学び、革新的なビールづくりに挑戦しています。

もーりー:今回の「バレルフカミダス」も本当に美味しかったよね。最初はバレルエイジドビールなんて仕込んだことなかったからめちゃくちゃ苦労して。ビールをバレルに入れるのにも炭酸があるからコルク栓が天井まで何回も飛んじゃったりして、ビールまみれだった(笑)。僕たちも成長してきたね。

がみた:今後はもっといろんなバレル、いろんなビールの組み合わせに挑戦したいですね!バレルごとにポーターとスタウトを入れてビアスタイル違いのものをブレンドしても面白そう。本当に奥が深いビールですよね「バレルフカミダス」って。

もーりー:「バレルフカミダス」ってかなり手間がかかるビールだけど、こういう自分たちが「本当においしい!面白い!」とワクワクできるようなビールづくりって大事だなと改めて感じさせてくれるビールですよね。

がみた:手間暇かけてじっくりつくってるビールなので、時間も味わうようにゆったり飲んでほしいですね。僕の理想のシチュエーションは、薪ストーブで暖めた部屋でロッキングチェアに座ってですかね。笑

・・・と「バレルフカミダス」に詰め込んだ熱いビール愛を語ってくれた2人。つくっている人のワクワクがビールを通してみなさんにも伝わればうれしいです。今後の「バレルフカミダス」にもこうご期待!