【バレルフカミダス】第2回:バレルフカミダスができるまで

【バレルフカミダス】第2回:バレルフカミダスができるまで

最高のバレルエイジドビールを目指して

富士御殿場蒸溜所で選んだ、ウイスキーの熟成につかっていたバレル(木樽)がよなよなの里へ運ばれてきました。ウイスキーの香りはとても繊細。飛んでなくなってしまう前に急いでバレルにビールを詰めていきます。

今回バレルに入れて熟成させるビールは「バーレイワイン」と呼ばれるビアスタイル。2018年に仕込んだ既に半年以上の熟成を経たビールを、モルトウイスキーとグレーンウイスキーのバレルに入れてさらに熟成させていきます。バレルにビールを詰めていく作業はすべて手作業。0℃近い環境下で少しずつコックの開閉具合で流量を調整しながら、溢れないように慎重に作業していきます。

バレルにビールを詰めるときどこまで入ってるかわからない!そんなときに役立つのがこの小槌。トントンと側面をたたいた時の音の違いで液面の位置を把握しながら入れていくのです。ビールを詰めたバレルは冷蔵庫で熟成開始!ゆっくりと時間をかけて熟成させていきます。

そして、待つこと3か月・・・

熟成している間は一定期間ごとにビールの状態を確認します。バレルごとに熟成具合や香りのつき方、渋みや苦みの変化のしかたが異なるためです。想像以上に渋みが強くなりすぎたりするので気を抜けません。そして度重なるテイスティングの結果「今だっっ!!!」というタイミングがやってきました。

バレルから出したてのビールを並べて、テイスティングをしていきます。バレルごとの個性がそれぞれ出たユニークなビールができあがりました。
ここからが醸造家の腕の見せ所。異なる個性を組み合わせ、最高の味わいを目指してビールを少しずつブレンドしていきます。

ブレンド後のビールの味わいはまさに「一期一会」。このバレルでこのビールでこのブレンドでしか出ない奇跡の味わいです。できあがったバレルフカミダスを飲みながら、バレルひとつひとつの歴史に思いを馳せるととてもロマンチックな気分になります。

「時間を味わうビール」
この奇跡の味わいをみなさんにもちゃんと届けたい!!!!と強く思うのでした。

第3部では、バレルフカミダス製造の最終工程、瓶詰めと箱詰めの様子をお伝えします!詳しくはこちらからどうぞ!

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