区界(くざかい)で飲む~第9回 「君の名は。」のときめきを求めて若人を連れまわす。/ 新宿区・千代田区~ | よなよなエール定期宅配 - よなよなの里

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区界(くざかい)で飲む~第9回 「君の名は。」のときめきを求めて若人を連れまわす。/ 新宿区・千代田区~2018.04.26

区界。それは東京を23区に分ける、目に見えない線。

区と区の界には、目に見えない線がある。
人と人の界にも、目に見えない壁がある。
界を越えて心をつなげ、乾杯をしよう。

 

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■新よなよなエールと旧よなよなエールがすれ違う瞬間。どちらも名前は「よなよなエール」。

 

こんばんは。よなよなの里、衣装・小道具係みんもです。2018年も地味に1/4が終わってしまいましたね。あっという間ですね。何をしたか?いや、何もしていません。

 

今回の区界はみんもの妄想特別編です。私はビールと妄想で生きています。「今さらですか?」といわれてしまいそうですが、先日、劇場版アニメ「君の名は。」を観ました。観る前は、この映画にでてくる透明感あふれた主人公の高校生の表情に気後れしてしまい、ためらっていたのですが、ふとしたきっかけで観て、ドはまりをしてしまいました。

 

日々の生活に疲れたアラフォー女性の心の中に、春の風が吹き始め、さらに、無駄に青春の風が吹き始めたのです。桜は散ったけど、私の心は桃色に。日々の見慣れた景色が、私の目に無駄に鮮やかに映るようになりました。

 

そこで今回の区界は、完全に自己満足の世界。劇場版アニメ「君の名は。」に出てくるロケ地めぐりです。しかし、なかなかそんな妄想の区界に付き合ってくれる同僚はおらず、アラフォーの迫力を最大限に活かして、社会人2年目の男子きょんぴに、有無を言わさず同行してもらいました。今回は、映画のストーリーの中で主人公の青年がバイトの先輩とデートの待ち合わせをするシーンで出てきた、千代田区と新宿区の区界、四ツ谷駅近くで乾杯という無理やりな企画です。(映画を見ていない方はたぶんなんのこっちゃという感じで、本当に申し訳ありません。)

 

きょんぴは2年目ですが、一見とても冷静で、物事をしっかりと論理的にとらえる理性的なタイプ。が、実は甘いもの大好きなスイーツ男子で、懐が深い人。「きょんぴ、『君の名は。』みた?」という、セクハラすれすれのワタシの問いかけに「『君の名は。』は、いいですよね。」とにっこり話を合わせてくれました。年下男子の包容力に救われた瞬間です。

 

今回の区界の写真は劇場版アニメ「君の名は。」の印象的なシーンにでてきた場所へ行き、きょんぴに主人公たちと同じポーズで映ってもらいました。なので、撮影の裏で念入りなポーズ指導を指導しました。きょんぴの笑顔の表情の裏側でたまに「、、、無理。」といっているのが見て取れると思いますが、見て見ぬふりをお願いします。

 

区界で飲むの旅スタート

 

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◆今回は千駄ヶ谷駅(渋谷区)からスタート。弊社、東京オフィスの最寄り駅です。

まずは、JR千駄ヶ谷の駅からウォーキングをスタート。明治神宮外苑のクスノキの森を歩いて信濃町の駅を目指しました。歩きながら、今までほぼ交流のなかったきょんぴと世間話。「(きょんぴの通っていた)中学にある大きなクスノキは一年中緑なので季節感が感じられなくて、残念だ」という話に花が咲くほど、初々しい関係の私たち。お互いに気を使って話しながら、歩いているうちに、明治神宮外苑という石垣を通り過ぎました。この石垣は以前は何かだったに違いないという、これまた初々しい話でも盛り上がりながら、道沿いの地図をみかけて「あれ?」。お互い気を使いながら話題を探して歩いているうちに、渋谷区と新宿区の区界を越してしまったらしいことに気づきました。いきなり区界見逃し。

 

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■信濃町駅前の歩道橋。

 

歩き始めて15分。千駄ヶ谷駅の隣の信濃町駅にたどり着きました。この信濃町の駅前にある歩道橋は「君の名は。」で印象的なシーンで何度も出てくる場所ですが、どうもアニメと印象が違う。アニメでは、背景の木には葉がついていて木がモリモリしていたのに、今はまだ枝だけ。季節が違うとずいぶん印象も違うようです。歩道橋から歩いて4,5メートルのところに港区と新宿区の区界があります。

 

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■歩道橋の上から区界を眺める。

 

明治外苑前は昨年(2017年)「よなよなエールの超宴」が開催された場所。この道は何度も歩いたのですが、不思議な線で区界があるなぁという印象で、この区界が、なぜこのように不思議な形で通っているかをご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。なんのヒントも手元にございません。

 

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■信濃町駅前から新宿を見る。青い空に気持ちも矢印も上向き。

 

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■無理やり映画のシーンを再現させた写真。表情は写っていないのにきょんぴの困惑だけが伝わってくる。

 

歩き始めてから30分。勢いだけで始めた区界の企画に無理がでてきました。いくら「君の名は。」の映画が爽やかで清々しかったとしても、今、ここで行われていることは、先輩風吹かせた私が、新人のきょんぴに、やれ、「あっち側に歩け」とか、「たたずんでくれ」とか、指示を出しまくっているという現実。でも、地形的にはここからがポイント。信濃町駅から四ツ谷駅にかけてエリア(須賀町周辺)は地形がスリバチ状になっていて、真ん中が低くなり、四方が坂になっています。なので、ここからはスリバチ地形の底から、須賀町の坂の紹介をさせてください。

 

スリバチ地形を堪能

 


出典「国土地理院」
地理院タイル一覧ページ(http://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html)

 

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■戒行寺坂の下。
 
ここは別名「油揚げ坂」と呼ばれていて、昔、坂の途中に豆腐屋があり、質の良い油揚げを使っていたのでそう呼ばれたということ。スリバチ状の地形の底のため、そこかしこに災害時や緊急時に使える井戸がありました。昔、豆腐屋は水の豊富なところにあるものだったそうで、ここにも、綺麗な水が流れていたんですね。

 

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■観音坂の下。
 
この四谷周辺は、江戸時代以前、「潮踏の里」と呼ばれ、潮の干満にあわせて観音像の台座が湿ったり乾いたりしたのだそう。この坂にも、水のエピソードが隠れていました。さらに大昔は海だった模様。

 

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■きょんぴの肩越しに続く階段。これがアニメの印象的なシーンで使われた須賀神社へ続く階段。

 

うろうろ歩いているきょんぴの後ろ姿を狙って激写。今さらですが、襟がめくれていましたね。気づいてあげればよかったのに、私はその先の階段しか見ていませんでした。ここは映画の中で、主人公の男女2人がすれ違うもっとも印象的なシーンに登場する階段です。

 

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■2017年によなよなエールの缶のデザインが少しリニューアルしたので、新缶と旧缶の両方を持ってパシャリ。

 

いきなり、よなよなエールを持ち出すあたり商売色全開ですが、ここでよなよなエールの時間のすれ違いを表現。よろしければ「君の名は。」の公式ホームページ( http://www.kiminona.com/)をみていただきたい。このTOPページのシーンをきょんぴと再現していると自負しているのですが、よくみたら、厳密には全然違うから思い込みって怖いですね。

 

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■映画の中ではビールはでてこないし、さらには、乾杯などしていないのに、無理やりよなよなエールで乾杯。

 

カメラを向けたら、しっかり笑ってくれたきょんぴの笑顔に感謝しかない状態。好きな映画の印象的なシーンのロケ地で飲むだけで、いつものよなよなエールが、特別なよなよなエールに。とはいえ、よなよなエールはいつも特別なのですが、、、。

 

とってつけたように区界を探す

 

これで終わりにしてしまったら、「区界で飲む」とはいったい何だったんだ?区界は?ということになってしまうので、付け足したようで申し訳ありませんが、四ツ谷駅の前に新宿区と千代田区の区界が通っているので、そこを目指して歩きました。「君の名は。」では、主人公があこがれるバイト先の先輩とデートの待ち合わせをする場所として登場するところ。残念ながら私は、きょんぴからみたら、まったくあこがれられていない(むしろ迷惑な)先輩だと思いますが、付き合ってくれたきょんぴの優しさにのっかることに。

 

 

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■四ツ谷駅前で、「君の名は。」のシーンの一つ、待ち合わせに遅刻してくる主人公を再現。

 

映画のシーンの再現で、待ち合わせの場所に遅刻して走ってきて、肩で息をしているイメージだったのですが、このまんまだと、なぜだか、いらだちながら壁を叩いている人にしか見えない。あっ、、、そうか、写真は怖い。笑顔の下のきょんぴの素の気持ちが出ちゃったんですね。ごめんなさい。

 

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■JR四ツ谷駅と営団地下鉄の四ツ谷駅の入り口を繋ぐ橋。(新宿区)

 

この場所も映画の中にでてくる場所で、きょんぴが映画のシーンのように振り返ってくれながら「ここ微妙に区界じゃないですね。」と一言。区界よりも若干新宿区に入った場所で、本当の区界は中央線の線路の上を走っていました。線路の上で撮影するのには、いろいろと無理があるので、確実に区界をまたいで乾杯できる場所を探して、まったくフォトジェニックではない、JR四ツ谷駅の裏に迷い込んだら、区界がよくわかる場所がありました。

 

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■すごく地味だけれども、あきらかにここは新宿区と千代田区の区界。

 

誰がなんといおうとここは明らかに区界です。ここまでわかりやすい区界があったでしょうか。ただ、いかんせんまったくフォトジェニックではないので、なんとなく乾杯ができず、千代田区の外堀公園(管理は千代田区ですがこの公園の中に区界があります。)に迷い込む私たち。

 

フォトジェニックな区界ポイントを探して

 

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■飲み会で、2次会の場所がなかなか決まらず周辺をうろうろするときと同じ気持ち。

 

外堀公園の中で、地図とにらめっこしていて、あることに気づきました。外堀公園のテニスコートの真ん中を区界が通っているということに、、、。
(google mapだとこのエリアの区界の線が消えていたので、Mapionで確認してみてください)

 

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■外堀公園は新宿区と千代田区をまたいでテニスの試合ができる場所。

 

写真としては非常にわかりづらい乾杯になりましたが、結果、テニスコートの右側と左側にわかれてグラスによなよなエールを注ぎます。フォトジェニックとノットフォトジェニックギリギリの場所ではありますが、区界をまたいでテニスができるところで乾杯です。

 

「乾杯!」

 

やりきったのか、やりきっていないのかよくわかりませんが、とりあえず、本日の区界はここで終了。「君の名は。」のロケ地を見れたことで満足な私と、そして無理やりなロケに付き合わされたものの、最後まで笑顔が曇らなかったきょんぴで杯を合わせました。なんだかやり遂げた満足感と、本当にこれで記事になるのか不安な気持ちをひしひしと、感じながらよなよなエールを味わう私たち。

 

きょんぴはいろいろな思いを胸にしまいながらよなよなエールをゆっくり味わい、そして、言いました。「撮影毎に、(被写体に)よなよなエールを持たせるのは不自然ですよ!商売色でています。」と。一直線に、そして私の企画のダメなところの根幹をつく発言。

 

きょんぴありがとう。私は区界をしながら、無意識によなよなエールを売ろう、売ろうとしすぎていたようです。できれば、有名な映画に便乗して話題になろうともしていたようです。でも、「君の名は。」に感動した気持ちは本物です。これからは、もっと素に戻って初心にかえって区界を楽しみたいなとそう、反省しました。

 

区界で一緒に飲んでくれる人募集

 

ヤッホーブルーイングのスタッフでも、よなよなの里のお客様でも誰でもOK!あなたのおススメの区界で、一緒に乾杯してくれる人を募集しています。我こそはという方。よなよなの里の衣装・小道具係みんも宛にご連絡ください。お待ちしています。

 

衣装・小道具係 みんも

 

区界(区界)で飲む

第1回 都内で一番の急坂
第2回 東京のど真ん中で手漕ぎボートにのる
第3回 よなよなエールの超宴in神宮外苑軟
第4回 呑川(のみがわ)で飲めなかった
第5回 境界協会・主宰 小林政能さんと歩くプロの区界
第6回  心ときめく坂のY字路
第7回 谷中銀座の片隅でメンチカツと飲む
第8回 健康をはかるタニタさんと歩く、冷えと疲労の区界ウォーキング

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