区界で飲む~第6回 心ときめく坂のY字路 / 新宿区・豊島区・文京区~ | よなよなエール定期宅配 - よなよなの里

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区界で飲む~第6回 心ときめく坂のY字路 / 新宿区・豊島区・文京区~2017.11.17

区界。それは東京を23区に分ける、目に見えない線。

区と区の界には、目に見えない線がある。
人と人の界にも、目に見えない壁がある。
界を越えて心をつなげ、乾杯をしよう。

 

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こんばんは。よなよなの里、衣装・小道具係みんもです。
今回の区界に一緒に行ったのは、ヤッホーブルーイングで広報業務を担当する“ヤッホー広め隊”のマリリン。「一緒に区界に行きましょう!実は一緒に散歩につれていきたい人がいるんです。」と声をかけてもらったのは先月のこと。「うん、是非是非!」とふんわり返していたら、あっという間にお散歩仲間をアサイン&スケジュールをぐいぐい入れてきてくれました。さすが辣腕!

 

今回、マリリンが是非一緒にお散歩を、と声をかけた人は高田馬場にいるとのことで、BIGBOX前にやってきました。こちら私もマリリンも青春の地。ビリヤードも卓球もボーリングも、この地で覚えました。ちょっと湿気気味の駅前で蘇る懐かしい記憶の数々。そう、高田馬場駅の近くには神田川が通っているのです。

 

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■気分が高まりすぎて上京したての受験生のよう。高田馬場駅前「平和の女神」で記念撮影。

 

区界好き、マルコメのおだんご

マリリンが一緒にお散歩に連れて行きたいといった方はこの方。高田馬場駅の目の前に東京本部がある、「マルコメ味噌」でおなじみのマルコメ株式会社の広報をしている「おだんご」(←ニックネームです)。なんと、区界が好きで日々、区界を意識して生活しているんだそうです。ヤッホーブルーイングと同じく長野に工場がある企業の広報として、マリリンと話す機会があり、区界ネタで盛り上がったところから今回のお散歩に連れていかれることに。

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■左:マルコメの「おだんご」 右:ヤッホーブルーイングの「マリリン」

 

昔の神田川の流れが、新宿区と豊島区の区界

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■高田馬場駅から徒歩5分。神田川親水テラス横にある、神田川の橋の袂からスタート!

 

とても、伝わりづらいのですが、こちらの橋は新宿区と豊島区の区界。高田馬場方面からくると路上には、新宿区の路上禁煙禁止のマークがこれでもかというほど見られるのですが、区界を越した瞬間に豊島区の自転車等放置禁止区域のマークがこれまたこれでもかというほど見られます。同じエリアですが、それぞれの区で問題視していることが違う模様。

地図をみると、区界は基本的には神田川の真ん中を通っているのですが、途中で、右に左に自由に動き回ります。これは、今のように整備される前の神田川の流れの跡なんだそうです。

 


■現在の神田川と、そして区界はむかしの神田川の名残
神田川を流れに沿って進むと、川のむかって右側は新宿区の管理。左側には、豊島区の管理のよう。両サイドの要所要所に案内の看板が立っています。
散歩コース
■神田川の南側が新宿区管理、北側が豊島区管理の模様

 

ただし、場所によっては両区が連盟で看板を出しているところもあり、その共同作業に心が和みます。
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■隣り合わせというだけで共同看板を出した区と、同じ県の企業だからということで一緒に散歩した会社員

 

ただ同じ県に工場があるというだけで、一緒に区界散歩をすることになった、マリリンとおだんごとそして私。年齢もバックボーンもそして職種も違う。共通の話題は「区界」しかないんだけれども、ぽつぽつと会話しながらも、この秋晴れの日の午後にリュックサックにビールとおつまみを入れて、上司からの会議の誘いも断り、乾杯するためだけに歩いている。私たちは、新宿区と豊島区のように並んで歩きました。

 

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■都電荒川線を見ると気分はノスタルジックに

 

路面電車をみるとノスタルジックな気持ちになるのはいったいなんででしょうか?別に東京のメインの交通網が路面電車だった頃を知っているわけではないのですが、じっと信号が変わるのを待ち、ガタゴトガタゴトと走っていく電車を見送ると、心に優しい風が吹いていきました。

 

面影橋を越えると、区界オーバーの街灯

 


■面影橋で、豊島区側の橋の袂に、新宿区の街灯が混じっていました。

 

豊島区管理の街灯と、新宿区管理の街灯は形が違うので、遠目からすぐにわかります。

 

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■残念なことに街灯の形がよくわからない写真しかない。

 

さらにもっと残念なことに、おだんごが指さしている街頭は、その前にある豊島区の白いミラーがかぶっていて、この写真だと、何をゆびさしているかわからない。ともかく、フィーリングで感じ取っていただきたいのですが、この写真は、豊島区と新宿区の街灯が豊島区側で隣り合わせで立っているのです。

 

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■上の写真でおだんごが指さしている街灯を、真横から撮ってみた。

 

これだとちょっと伝わるでしょうか?だめか、、。いや、もうほんと藪蛇ですね。えーと、、何がいいたいかというと、区界オーバーなんです。このネタ、NHK総合テレビで街歩きの達人・タモリさんが、“ブラブラ”歩きながら知られざる街の歴史や人々の暮らしに迫る番組『ブラタモリ』から頂戴しました。ええ、パクリではなく、リサーチです。でも、お伝えするのに失敗してますね。

 

豊島区と文京区の区界を楽しむ

 

面影橋から神田川沿いは染物屋などが続き、川の文化を感じるエリアに入ります。ただ、最初から最後まで、神田川だとあまりにも芸がないので、私たちは、神田川から100mのところに迫る文京区を目指すことにしました。そこには、日本坂道学会の副会長のタモリさんが書いた『新改訂版 タモリのTOKYO 坂道美学入門』でも紹介されている、坂のY字路、日無坂と富士見坂の分岐点があるからです。そこは、豊島区と文京区の区界でもあるので、東京の街を見下ろしながら、区をまたいで乾杯できるし、遠くに富士山が見えたらフォトジェニックですものね。

 

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■「パパ ママ大好きなお風呂に入いろうよ!」がジワジワとくる豊川温泉

 

この豊川温泉は文京区。温泉の前を区界が通っています。時間があれば温泉に入ってひとっぷろ浴びた後に、坂道を上り、乾杯をしたい気分でしたが、さすがは会社員。そんな心の余裕はありません。「風呂に入った表情で!」と二人が熱演。

 

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■日無坂下近くの文京区と豊島区の境目。境界標をみつけて喜ぶ二人。

 

散歩の最中に「いままでの記事を読んでいたら(境界標は)よくあるものかなと思っていたのに、案外、無いものなんですね。」とマリリン。確かに、区界をはっきりさせる必要がありそうな場所ではよく見かけるのですが、なかなかないんです。

 

が、今回も偶然に見つけることができました。しかし、今回は“区界”という表記はないシンプルなもの。でも、この鋲が打たれている場所は明らかに区界です。街区表示板と境界標の組み合わせで、目に見えない区界をはっきりと感じることができた瞬間です。

 

豊島区と文京区の区界が通る日無坂を上る

 


■日無坂は坂自体が区界です。

 

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■日無坂の坂下。文京区の紋章をかたどった区界標が等間隔にありました。

 

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■日無坂の中腹。少しずつ道が狭まってきました。

 

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■確かに日陰の日無坂。坂上まであと少し。文京区の街頭が豊島区をも照らしています。

 

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■日無坂の坂上から。坂のY字路、日無坂と富士見坂の分岐点です。

 

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■富士見坂の全容がみえます。

 

「夕景で遠くに富士山みえたらフォトジェニック」という野望は残念ながら叶いませんでしたが、富士見坂を示す標識がとても渋い。坂の上から、よなよなエールをころがしたら、すごい勢いで落ちていくだろうから到底取りに行く気にはなれないなぁ、という妄想に取りつかれ、そしてその労力を考えてぞっとしましたが、それ以外は、とっても気持ちの良い区界でした。

 

文京区と豊島区の区界で乾杯!

 

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■左:文京区「おだんご」、右:豊島区「マリリン」区界をまたいで乾杯!

 

坂道を上ることで軽く汗をかいたこともあり、達成感で、気分は高揚。さっそくよなよなエールで乾杯を!と各々持ってきたグラスやら、ビールやら、お盆やらを取り出し、カメラを構えたところ、おだんごがいままでにないほどの高揚したポーズで今の気持ちを表現してくれました。根っからの区界好きなんですね。うれしい限り。

 

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■広報業務として気持ちよくよなよなエールを飲む二人

 

よなよなエールを一緒に飲むのに言葉はいらない。そう、飲んでいるのだから何も話すことはできない。ということで、飲んでいる瞬間は一瞬の静寂。でもそれは、なんの緊張も寂しさもなく、ただただやり遂げた満足感だけ。そして今、区と区で別れたところで杯を合わせることで、人と繋がるということを感じる喜びのひと時でもあります。

 

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■区界企画初の、本格おつまみ

 

今回は『区界で飲む』が始まって以来の初めての手料理のおつまみが登場。おだんごが、よなよなエールにあうおつまみを、マルコメの大豆ラボシリーズを使って作ってくれたのです。メニューは「大豆のお肉で揚げないヘルシー春巻き」と「大豆のお肉から揚げ」。ヘルシー春巻きは、大豆とカレー粉のアジアンなハーモニーとよなよなエールとの相性ばっちり。お肉から揚げは、ふつうに鶏肉のから揚げと間違えてしまいそうなほどボリューミーで、相性うんぬんを考える前に、空腹の私はがっつりといただいてしまいました。美味しかった。

 

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■よなよなエールとおつまみを差し出すおだんごはフォトジェニック

 

女3人、道端でキャッキャとグラスによなよなエールを注ぎながら、おつまみをお盆に盛り、転げ落ちそうな坂で必死に立ちながら乾杯。富士山は見えませんでしたが、なんともフォトジェニックなおだんごの写真を撮ることができました。彼女のこぼれんばかりの笑顔の写真をカメラに収めた時に、思わずマリリンにみせて「今回の区界はこれで勝った!」というわけのわからない勝利宣言をしました。美味しいと、かわいいは、どんな高い壁壊してしまうもの。とても楽しい区界でした。

 

区界を越えて乾杯すると、いつものよなよなエールがより美味しくなります。そして、いつもよりも少しだけ、相手と心と心を通わすことができます。ぜひ、あなたも区界を探して、誰かと乾杯してはいかがでしょうか?

 

区界で一緒に飲んでくれる人募集

ヤッホーブルーイングのスタッフでも、よなよなの里のお客様でも誰でもOK!あなたのおススメの区界で、一緒に乾杯してくれる人を募集しています。我こそはという方。よなよなの里の衣装・小道具係みんも宛にご連絡ください。お待ちしています。

 

衣装・小道具係 みんも
 

区界(区界)で飲む

 
第1回 都内で一番の急坂
第2回 東京のど真ん中で手漕ぎボートにのる
第3回 よなよなエールの超宴in神宮外苑軟
第4回 呑川(のみがわ)で飲めなかった
第5回 境界協会・主宰 小林政能さんと歩くプロの区界
第6回  心ときめく坂のY字路
第7回 谷中銀座の片隅でメンチカツと飲む
第8回 健康をはかるタニタさんと歩く、冷えと疲労の区界ウォーキング

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